生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

楽に生きる

2016-03-15 03:24:10 | 日記
昨晩の帰宅時の雨は、冷たく底冷えして体が震えて来ました。

さて、今日は楽に生きるための方法について述べたいと思います。

同僚の女性がよく物を落とすようで、

先日は半年分の定期を落としたと落胆していました。

さぞやショックな事でしょう。


私もスマホを落としたり、財布落としたりスリにあったりしますので。


最近は鈴や伸びる紐を付けています。

私の身体中からは、


鈴の音が絶えません。



年をとると耳も目も悪くなるし、


注意力も散漫になるので気をつけましょう。

「他人から被った損害

、予期せぬ損害を忘れ

、こだわらない

心をもちましょう」

(曹洞宗正山寺住職)

この言葉を彼女や同じ

く落胆している人に

贈りたいと思います。

許せないことや見逃すこと、

大目にみることが


できないことがあります。

しかし、そのこだわり

を捨てると

楽になるものです。

嫌なことは忘れましょう。

これも巡り合わせです。

いいことが、やってくると

信じれば気も楽になるものです。

さて、夜中に目覚めて

久しぶりに大好きな

ニーチェの言葉を読んでいます。


幾つか紹介します。

「人間的な善と悪」

悪とは何か。

人をはずかしめることだ。

最も人間的なこととは何か。

どんな人にも恥ずかしい思いをさせないことだ。

そして、人が得る自由とは何か。

どんな行為をしても、

自分に恥じない状態になることだ。


「理想や夢を捨てない」

理想を捨てるな。

自分の魂の中にいる英雄を捨てるな。

理想や夢は過去のことだったと、

青春の頃だったと、

なつかしむようになってはいけない。

今でも自分を高くすることをあきらめてはならない。

理想や夢を口にする

若者を嘲笑する心根を

持つようになってしまう。


よく生きるために、

理想や夢を決して忘れてはならない。

「本能という知性が命

を救う」

食事をしないと、体が弱り、やがて死ぬ。

睡眠が足りないと、
4日程度で糖尿病と変わらない状態になる。

まったく眠らないでいると、三日目から幻覚をみるようになる。


知性は私たちが生きていくのを助けてくれるが、


私たちは知性を悪用することもできる。

そして私たちは、

本能を動物的なもの、

野蛮のものとみなしがちだが、

本能は確実に私たちの生命を救う働きだけをする。

本能は大いなる救済の

知性であり、

誰にでも備わっているものだ。

だから、本能こそ知性の頂点に立ち、


最も知性的なものだと言えるだろう。

私は若いときから、

自由奔放に生きて来たから、

本能のままに生きていると言われてました。



あまりいい響きでない

イメージを抱いていました。

しかし、ニーチェの

言葉に救われた、

理解された気持ちになったものです。

食べたいものを食べ、

行きたい所に行き、

楽しみたいものを楽しむ。

まさに本能は生きるための知性だと思います。

私の本能は小さな可愛いものです。

人生楽に生きましょう。

合掌

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