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金沢の八名木を尋ねて

2014-08-02 09:41:29 | 日記
 今日は、横浜市金沢区の由緒ある「金沢の八名木」のうち、蛇混柏を瀬戸神社にあると云われてるので、それを見に行きました。行って見るとイヌマキ2本には、名古木指定(横浜市)とありましたが、「蛇混柏」はありませんでした。
 境内をよく見渡したところ、横たわっているではありませんか。社務所の事務の方に尋ねるとこちらのパンフレットにあるとおり、琵琶神社にある「柏槙」と同年の延宝8年(1680)の暴風雨の高波により、冠水して立枯れたので、それ以来、境内に横たえて管理させていただいている。と説明がありました。
 その他に、何かあるかと思い、区の観光協会にいって見ましたら、金沢区の観光名物として、金沢八名木が初めて文献に現れたのは、江戸初期に書かれた「巡礼物語」で、幕末になると「金沢名所杖」など多くの案内書や絵図に登場し、選定された金沢名木としては、青葉の楓、西湖梅、黒梅、桜梅、文殊桜、普賢像桜、蛇混柏、雀ケ浦一本松の八種を挙げている。とありました。
 この先、更に、深堀をするため、隣接する区の図書館に行って、区に由来する八名木の資料を借りて読んでみると、次のように書かれていました。
 名所案内やいろいろな文献に出てくる「八木」というのは、青葉の楓、西湖梅、黒梅、桜梅、文殊桜、普賢像桜、蛇混柏、雀浦一つ松の八種とあり、最初の6種の木は、当初、称名寺境内にあったが、今は、殆ど残っていません。とあり、私が見に行った「蛇混柏」は、瀬戸神社の境内にあった柏槙(ビャクシン・槙科の針葉樹)のことで、混柏はあて字ですと書かれていました。
 また、文明十八年(1468年)頃の僧・万里の「梅花無尽蔵」の条に「六浦廟前古柏屈する有り」とあることから、古くから名木として、知られていたようですが、瀬戸神社の「蛇混柏」は延宝8年(1680年の大風に倒れてしまった。しかし、そのまま腐敗せず、境内や弁天島の参道に立ち枯れたまま、名木の影響を今に伝えている。と書いてありました。
 従って、現存するのは、称名寺にある「青葉の楓」だけなのか、次回、詳細を調べことといたします。

(瀬戸神社)

(最初に目に付いたイヌマキ2本の名木)

(八名木のうちの「蛇混柏」脚台に横たわっている)

(「蛇混柏」の根の方向から、中心部分は、空洞であった)

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