今日は、お茶の美味しい入れ方について、横浜市と伊藤園協賛でボランティアー参加、勤しむんでいる者に対するスキルアップとして、研修があったので、これを紹介いたします。
1 水の選び方
お茶は軟水が最適とあります。日本の水は、圧倒的に軟水が多いそうですが、都会での水の条件は、一般の家庭では、水道水にならざるを得ない。しかし、水道水には、水を殺菌するために石灰分が含まれているため臭いが気になります。伏流水など清水に恵まれている家庭は稀中の稀であります。
この「カルキ」を抜くには、水道水を大きな器などに汲んで1夜置く事により、「カルキ」を沈殿させることが出来ます。また、ポットで「カルキ」抜きを行えば、独特の臭いが気にならなくなります。
2 お湯の温度
(1)適温
お茶を入れるには、何度が適温か頭を悩まします。高い温度のお湯でお茶を入れた場合は、渋み「ポリフェノール」や苦味「カ フェイン」がページ2の左下にあるとおり、中央がお湯の温度(及びポリフェノールの溶出率)その左が「カフェイン」次が「アミノ 酸」の溶出率であります。
この表にあるとおり、温度100度の時は、その左を見ると白で囲った分溶け出すわけであります。従って、60度の場合は、旨み成 分が72%溶け出すので、温度が低い程良いことになりますが、一般的に、温かいお茶の入れるには、その温度には限度があり、深 蒸しのお茶の場合には、70度が良いそうです。
(2)適温の作り方
お湯の温度は、平地の地上では、ヤカンで沸騰した常態で100度となりますが、火を止めると直ぐ95度に下がってしまうそうであ ります。
この100度から、10度下げるには、湯呑み茶碗に一回移し換えると10度下り(講義中実証済み)ます。従って、ポット場合の温度 を適温に下げるには、移し換え回数を何回行えば良いかは、ポットの温度で決まります。
3 お茶の量
(1)茶の量
深蒸しのお茶で、お茶の定量スプ-ン「ティスプ-ン」で、擦り切れ一杯が2グラム(講義中実証済み)になる。2人分では4グ ラムとなりますが、気持ち0.3グラム程度増し入れすると旨みに深みが増します。
なお、冷たいお茶の場合は、2人分で6グラムとする。同じ4グラムの量で浸出すると1時間掛かるため、5割増しの6グラムとす
る。
(2)浸出時間
浸出時間は、暖かなお茶の場合は、茶っ葉を入れてお湯を注ぎ込んでから、30秒が適当。
冷たいお茶の場合は、3分待つ、6倍の浸出時間が必要となります。また、冷茶は、氷を急須に20グラム程度のものを2個から3個入 れから、お湯を注ぎ込むと冷茶のできあがりです。
4 浸出茶湯の注ぎ方
(1)注ぎ方
お茶を湯のみ茶碗に注ぐ場合は、2人の場合には、2つの茶碗に交互に、手首を何度も反す(鳥が水を飲むように、注ぎ口を一 回、一回上げて水平の位置に戻す)ことが骨である(急須を回して中のお茶を回す必要はない)。
教えられた通り、手首を反し注ぎ口を水平に戻しつつ、数回に分けてお茶を入れると茶葉がお湯に万遍なく浸り、綺麗な緑色のお 茶が出ます。なお、お茶は全て注ぎきることを忘れないようにすること。
冷たいお茶の場合でも同じ要領で、数回に分けて注ぎ入れると良いです。
(2)浸出回数
浸出回数は、2回までと習いました。これは、伊藤園はお茶さんであるから、お茶を沢山利用してもらう必要があるからでしょう かね?。でも3回目になると香り、旨みはもとより、色に鮮やかさがなくなります。冷たいお茶の場合でも同じで2回までとする。
5 茶殻の扱い
最後に、出殻のお茶葉は如何するかであります。この茶殻に、「オカカ」を振り掛けポン酢又は生醤油で召し上がると残留の「カ テキン」「テアニン」「カフェイン」の他「ビタミン」の補給に繋がるそうであります。是非、御験しあれ。
6 お茶っ葉の保存方法
(1)お茶葉の大敵
お茶葉は、①空気(葉の酸酸化)②水分(湿気)③光(劣化)④温度(高温)⑤移り香(臭いの強いものと一緒にするとその香 りが移り「吸収してしまう」臭くてお茶ではなくなる。
従って、茶筒は、空間がありますから適当ではないことになります。伊藤園の包装資材としては、▲ アルミ袋、①、②、③を防 止する。 ▲ 窒素包装、①を防止する。▲ チャック付、①、⑤を防止する。
(2)冷蔵庫・冷凍庫で保管の場合
冷蔵庫・冷凍庫で保管したものを使用する場合には、室温に戻す(内部のお茶っ葉が室内の温度と同一の温度になってから開封 する。直ぐ開けてしまうと「結露」現象が起きて、茶葉が湿気を帯びるためです。
7 お茶の主な成分
伊藤園中央研究所の研究報告事例では、人体の健康を保つために必要なビタミンはもとより、カテキン、テアニン、カフェィンなどの成分が含んでいて、伊藤園中央研究所の主な研究報告事例として、身体には、インフルエンザの阻害(カテキン)、体脂肪低減作用(カテキン)、認知症の予防(テアニン)など次の成分と効能があるそうです。
(1) カテキン ①抗酸化作用 ②体脂肪低下作用 ③血中コレステロール低下 ④抗菌作用 他
(2) テアニン ①神経細胞保護作用 ②血圧低下作用 ③リラックス作用
(3) カフェイン ①覚醒作用 ②持久力増加 ③利尿作用 ④ニ日酔い防止
(4) 葉酸 ①動脈硬化予防
(5) ビタミンB2 ①皮膚や粘膜の健康維持
(6) ビタミンC ①風邪予防 ②抗酸化作用 ③活性酸素除去作用
(7) ビタミンE ①抗酸化作用
(8) β-カロテン ①視覚機能維持作用
(9) サポニン ①血圧低下作用
(10) r-アミノ酪酸 ①血圧低下作用
(11) フラボノイド ①血管壁強化 ②口臭予防
(12) クロロフィル ①消臭作用
(13) フッ素 ①虫歯予防
以上ありますず、表を添付できなく申し訳ありません。ご理解のほどよろしくお願いします。
1 水の選び方
お茶は軟水が最適とあります。日本の水は、圧倒的に軟水が多いそうですが、都会での水の条件は、一般の家庭では、水道水にならざるを得ない。しかし、水道水には、水を殺菌するために石灰分が含まれているため臭いが気になります。伏流水など清水に恵まれている家庭は稀中の稀であります。
この「カルキ」を抜くには、水道水を大きな器などに汲んで1夜置く事により、「カルキ」を沈殿させることが出来ます。また、ポットで「カルキ」抜きを行えば、独特の臭いが気にならなくなります。
2 お湯の温度
(1)適温
お茶を入れるには、何度が適温か頭を悩まします。高い温度のお湯でお茶を入れた場合は、渋み「ポリフェノール」や苦味「カ フェイン」がページ2の左下にあるとおり、中央がお湯の温度(及びポリフェノールの溶出率)その左が「カフェイン」次が「アミノ 酸」の溶出率であります。
この表にあるとおり、温度100度の時は、その左を見ると白で囲った分溶け出すわけであります。従って、60度の場合は、旨み成 分が72%溶け出すので、温度が低い程良いことになりますが、一般的に、温かいお茶の入れるには、その温度には限度があり、深 蒸しのお茶の場合には、70度が良いそうです。
(2)適温の作り方
お湯の温度は、平地の地上では、ヤカンで沸騰した常態で100度となりますが、火を止めると直ぐ95度に下がってしまうそうであ ります。
この100度から、10度下げるには、湯呑み茶碗に一回移し換えると10度下り(講義中実証済み)ます。従って、ポット場合の温度 を適温に下げるには、移し換え回数を何回行えば良いかは、ポットの温度で決まります。
3 お茶の量
(1)茶の量
深蒸しのお茶で、お茶の定量スプ-ン「ティスプ-ン」で、擦り切れ一杯が2グラム(講義中実証済み)になる。2人分では4グ ラムとなりますが、気持ち0.3グラム程度増し入れすると旨みに深みが増します。
なお、冷たいお茶の場合は、2人分で6グラムとする。同じ4グラムの量で浸出すると1時間掛かるため、5割増しの6グラムとす
る。
(2)浸出時間
浸出時間は、暖かなお茶の場合は、茶っ葉を入れてお湯を注ぎ込んでから、30秒が適当。
冷たいお茶の場合は、3分待つ、6倍の浸出時間が必要となります。また、冷茶は、氷を急須に20グラム程度のものを2個から3個入 れから、お湯を注ぎ込むと冷茶のできあがりです。
4 浸出茶湯の注ぎ方
(1)注ぎ方
お茶を湯のみ茶碗に注ぐ場合は、2人の場合には、2つの茶碗に交互に、手首を何度も反す(鳥が水を飲むように、注ぎ口を一 回、一回上げて水平の位置に戻す)ことが骨である(急須を回して中のお茶を回す必要はない)。
教えられた通り、手首を反し注ぎ口を水平に戻しつつ、数回に分けてお茶を入れると茶葉がお湯に万遍なく浸り、綺麗な緑色のお 茶が出ます。なお、お茶は全て注ぎきることを忘れないようにすること。
冷たいお茶の場合でも同じ要領で、数回に分けて注ぎ入れると良いです。
(2)浸出回数
浸出回数は、2回までと習いました。これは、伊藤園はお茶さんであるから、お茶を沢山利用してもらう必要があるからでしょう かね?。でも3回目になると香り、旨みはもとより、色に鮮やかさがなくなります。冷たいお茶の場合でも同じで2回までとする。
5 茶殻の扱い
最後に、出殻のお茶葉は如何するかであります。この茶殻に、「オカカ」を振り掛けポン酢又は生醤油で召し上がると残留の「カ テキン」「テアニン」「カフェイン」の他「ビタミン」の補給に繋がるそうであります。是非、御験しあれ。
6 お茶っ葉の保存方法
(1)お茶葉の大敵
お茶葉は、①空気(葉の酸酸化)②水分(湿気)③光(劣化)④温度(高温)⑤移り香(臭いの強いものと一緒にするとその香 りが移り「吸収してしまう」臭くてお茶ではなくなる。
従って、茶筒は、空間がありますから適当ではないことになります。伊藤園の包装資材としては、▲ アルミ袋、①、②、③を防 止する。 ▲ 窒素包装、①を防止する。▲ チャック付、①、⑤を防止する。
(2)冷蔵庫・冷凍庫で保管の場合
冷蔵庫・冷凍庫で保管したものを使用する場合には、室温に戻す(内部のお茶っ葉が室内の温度と同一の温度になってから開封 する。直ぐ開けてしまうと「結露」現象が起きて、茶葉が湿気を帯びるためです。
7 お茶の主な成分
伊藤園中央研究所の研究報告事例では、人体の健康を保つために必要なビタミンはもとより、カテキン、テアニン、カフェィンなどの成分が含んでいて、伊藤園中央研究所の主な研究報告事例として、身体には、インフルエンザの阻害(カテキン)、体脂肪低減作用(カテキン)、認知症の予防(テアニン)など次の成分と効能があるそうです。
(1) カテキン ①抗酸化作用 ②体脂肪低下作用 ③血中コレステロール低下 ④抗菌作用 他
(2) テアニン ①神経細胞保護作用 ②血圧低下作用 ③リラックス作用
(3) カフェイン ①覚醒作用 ②持久力増加 ③利尿作用 ④ニ日酔い防止
(4) 葉酸 ①動脈硬化予防
(5) ビタミンB2 ①皮膚や粘膜の健康維持
(6) ビタミンC ①風邪予防 ②抗酸化作用 ③活性酸素除去作用
(7) ビタミンE ①抗酸化作用
(8) β-カロテン ①視覚機能維持作用
(9) サポニン ①血圧低下作用
(10) r-アミノ酪酸 ①血圧低下作用
(11) フラボノイド ①血管壁強化 ②口臭予防
(12) クロロフィル ①消臭作用
(13) フッ素 ①虫歯予防
以上ありますず、表を添付できなく申し訳ありません。ご理解のほどよろしくお願いします。