goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました!よろしく

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ 私は、日常の風景やイ
ベントなどを写真で紹介したいと思い開設をいたします。

金沢七井 荒井編

2014-09-20 09:27:15 | 日記
 今日は、「金沢七井」のうち、前回の「白井」に引き続き「荒井」へ行くことにして家をでました。場所は、「京浜急行金沢八景駅」近くにある「金龍弾院」前に、その昔「荒井光善」と云う屋敷跡の片脇に井戸があったと「金沢区生涯学習わの会」による資料に記されていたので、京浜急行金沢駅で下車して、「金龍弾院」の門の呼び鈴を押したところ、住職らしき方が門まで出て来てくれました。
 そこで、資料にあった「荒井」の井戸について、荒井さんの屋敷がこの近くにあり、その片脇に井戸があったことや「荒井光善」さんは、晩年には「上行寺」の住職をされていたことなども話いたしました。すると、私は井戸のことは承知していないので、その「上行寺」へ行って尋ねては如何と云われ、「上行寺」へ行く道順を教えていただき「上行寺」を訪ねました。
 「上行寺」を訪ねたところ、住職の奥様らしき方が迎えてくれました。早速、昔この寺の住職をなされた「荒井妙法」の屋敷がこの近くにあり、そこに井戸があったと「金沢区生涯学習わの会」の資料にありますが、ご存じでしょうかと尋ねました。
 私は、昔のことは分かりません。あいにく住職は、檀家回りでいませんないが、寺の行事など世話役を引き受けてくれていた方が、近くにおられるのから、電話で「荒井」の井戸を承知か問い合わせて見ましょうとその奥様から云われ、待っていましたところ、御存じでしたとにこやかに戻ってきて、その方が来られるのでちょっと待ってください。と云われるがままに待つていました。
 暫くすると、本当にわざわざお寺まで来てくれて、一部始終話をしながら、地図を書いて旧道と新道の交わる信号機のある横断歩道の当たりと説明をしてくれました。
 その内容は、旧国道はそままとして、新たに、国道16号を建設した時に、その井戸は道路用地として接収されて道路下に埋もれたと説明をしていただきました。
 また、計画通り道路が開通してから、その井戸のあった付近で交通事故が相次いだことから、井戸の供養などのお祓いをしたことまで、話されていました。その世話役の方は、生き字引の様に、「荒井光善」のことを次のように話されていました。
 荒井氏は、船をもって商売をされていて、千葉や焼津から、いろいろなものを仕入れ、商売をされていて、経済的にも余裕がったと。
 そんなある日、「荒井光善」の船に、日蓮宗のお坊さんが乗船され、舟談義と云うか禅問答をされて、宗教に関心をもたれて晩年は、出家されて、その後に、「上行寺」や新杉田にある「妙法寺」の住職を勤めたことなどを話してくれました。
 住職の奥様も話の内容があまりにも具体的であることから、戦前、戦中、戦後の寺のことや・地域のことなど含めて話を聞かせてほしいなどとお願いをしておりました。 
 今回は、「同業他社」と云うか 「蛇の道は蛇」ではありませんが、親切にお話を聞かせていただき井戸のあった場所を容易に確認することができました。

(「荒井」の場所を示す地図)

(旧道八景駅方向から現国道16号方向)

(国道16号がわから旧道方向)

(国道16号金沢文庫・横浜方向)

(追浜・横須賀方向)

旧海岸線に近い三浦半島の尾根の出張り)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。