レンレンのひとりごと…

毎日のお弁当・手作り料理・手しごと・おでかけ。そして、ひとりよがりな日常のプチエコと黒猫万君との日々…。

大正ロマンの佇まい*松村記念館

2017-05-18 |  ├ 栃木

足利学校や鑁阿寺がある大門通りを折れて直ぐのところに松村記念館。

足利で生糸商を営んでいた大地主、4代目松村半兵衛が大正14年に建てた大邸宅。
木造二階建て、入母屋造りの和小屋組。
主屋に付属している内蔵は地下1階、地上2階の3層構成になっています。
国指定有形文化財に指定されています。

公式ホームページには入館料が書かれていましたが、私が訪れた時は無料で見学することが出来ました。
見学料については直接ご確認ください。

 

 

主屋と庭園等は、イベントスペースとして多目的に活用されており、茶会、寄席(落語)、俳句・川柳の会、ミニコンサート、撮影スタジオなどでご利用されています。
ちょうど訪れた時も一階で陶芸の個展をしていました。

縁側からの庭の眺めもステキだったし、梁や床、欄窓など立派な木材で贅を尽くしているのが伺えました。
大勢の人がいたため、一階の写真を取り損ねてしました。

 

 

二階の二間続きのお座敷がとてもステキでした。
当時のままの調度品が設置されており、贅沢な造りがひしひし感じる落ち着いた空間でした。

 

 

床柱の鉄刀木もお見事なのですが、付書院の香図組子にも目を見張ります。
籐のイスに座って暫し見惚れてました。

 

 

二階への階段が2つありました。
ひとつは玄関からの廊下続きにあったこちら。
幅も折り返しもあり、適度な傾斜の上りやすい階段。
もうひとつは内蔵の方から上るもので、まるで天守閣の急な階段を思わせるものでした。
何故2つあって、急な方はどの様な用途で使われたのか、係の方に伺ったのですが分からないとのこと。
あぁ~今でも気になるあの急な階段の存在理由…。

 

 

玄関へと続く廊下。
よく見ると一枚板を並べてます。
この長さの板を使って廊下。
しかも100年近く経っているのに目に見える大きな傷や汚れがありません。
どんな立派な木材を使っているんだろう…。
そして一見普通の古民家のように見えますが、一階も二階も他で見るものより天井が高かったのが印象的でした。

それにしても古民家は色々妄想を働かせながら見学するのでとても楽しいものです^^

 

 

 

松村記念館
栃木県足利市大門通2380
http://www.watarase.ne.jp/matsumura/
TEL : 0284-41-2646
時間 : 10:00~16:00
休業 : 毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日休館)、夏期
料金 : 無料(HPには大人(高校生以上)300円、小・中学生200円とありましたが17.4月は無料でした。)
アクセス : JR足利駅から徒歩約10分、北関東道・足利ICより車で7分

 

 

 

 

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