Yoz Art Space

エッセイ・書・写真・水彩画などのワンダーランド
更新終了となった「Yoz Home Page」の後継サイトです

一日一書 289 木の芽

2014-02-09 17:55:20 | 一日一書

 

室生犀星「木の芽」

 

 

麦のみどりをついと出て

ついともどれば雪がふり

冬のながさの草雲雀(くさひばり)

あくびをすれば

木の芽吹く

 

 

犀星の「抒情小曲集」より

 

ここでも、「みどり」が大事な役割を果たす言葉となっています。

この詩の意味を考えると

よく分からないのですが

季節感や自然の息吹のようなものが

感じられればよいのだと思います。

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする