スウェーデンのエネルギー庁長官であるトーマス・コーベリエルが辞任を正式に発表。日本でこれから創設される「Japan Renewable Energy Foundation」の理事長に就任するためだという。
エネルギー庁は日本と同じように産業省の所轄にあるが、スウェーデンが非常に面白いのは、その長官ポストに政治任用で抜擢されたこのコーベリエル長官が再生エネルギーの可能性を高く評価してきた点だ。
非常にエネルギッシュな人物であり、「原発の時代はもう終わった。これからは自然エネルギーの時代」との主旨の発言を、歯に衣を着せることなく、率直にズバズバと行ってきた。
2011-06-08:歯に衣を着せない主張を展開するスウェーデン・エネルギー庁長官
彼はもともと大学の研究畑を歩んできた人(ヨーテボリのシャルマシュ工科大学)であり、資源利用の経済効率性などの研究をしながらルンド大学では教授を務めていたし、それ以前にはスウェーデン最大の環境団体であるスウェーデン自然保護協会において、エネルギー分野の専属エキスパートとして働いた経験も持つ。
だから、そんな彼が現在の日本の窮状を目の当たりにし、自然エネルギーの開発と普及を積極的に舵取りしてくれるのであれば、私は非常に心強いと思う。私も8月はじめに噂は耳にしていたが、やはり本当だったのか、と驚いている。
彼の辞任を伝えるエネルギー庁のプレスリリースは、彼本人の「日本は大きな課題に直面しているが、それを乗り越えるための強い力も持っている。だからこそ、私はこの任務を積極的に引き受けようと思い、スウェーデン政府に対して長官ポストからの辞任を請願した」というコメントを伝えている。
ちなみに、彼はJapan Renewable Energy Foundationの理事長を務めると同時に、彼の古巣であるヨーテボリのシャルマシュ工科大学でも研究活動を行っていくという。
エネルギー庁は日本と同じように産業省の所轄にあるが、スウェーデンが非常に面白いのは、その長官ポストに政治任用で抜擢されたこのコーベリエル長官が再生エネルギーの可能性を高く評価してきた点だ。
非常にエネルギッシュな人物であり、「原発の時代はもう終わった。これからは自然エネルギーの時代」との主旨の発言を、歯に衣を着せることなく、率直にズバズバと行ってきた。
2011-06-08:歯に衣を着せない主張を展開するスウェーデン・エネルギー庁長官
彼はもともと大学の研究畑を歩んできた人(ヨーテボリのシャルマシュ工科大学)であり、資源利用の経済効率性などの研究をしながらルンド大学では教授を務めていたし、それ以前にはスウェーデン最大の環境団体であるスウェーデン自然保護協会において、エネルギー分野の専属エキスパートとして働いた経験も持つ。
だから、そんな彼が現在の日本の窮状を目の当たりにし、自然エネルギーの開発と普及を積極的に舵取りしてくれるのであれば、私は非常に心強いと思う。私も8月はじめに噂は耳にしていたが、やはり本当だったのか、と驚いている。
彼の辞任を伝えるエネルギー庁のプレスリリースは、彼本人の「日本は大きな課題に直面しているが、それを乗り越えるための強い力も持っている。だからこそ、私はこの任務を積極的に引き受けようと思い、スウェーデン政府に対して長官ポストからの辞任を請願した」というコメントを伝えている。
ちなみに、彼はJapan Renewable Energy Foundationの理事長を務めると同時に、彼の古巣であるヨーテボリのシャルマシュ工科大学でも研究活動を行っていくという。
http://www.bioenergyinternational.com/