スウェーデンの今

スウェーデンに15年暮らし現在はストックホルム商科大学・欧州日本研究所で研究員

緊急告知: 労働市場政策に関するセミナーのご案内

2010-03-23 22:30:31 | スウェーデン・その他の経済
直前の告知で申し訳ありませんが、ストックホルムで月曜日に開催される半日セミナーのご案内です。一般公開ですので、ご関心のある方参加してみてください。

労働問題に関する日本・スウェーデン共同セミナー


日時:2010年5月24日 13時から17時
場所:ABF-huset (Sveavagen 41, Stockholm), Katasalen
参加費:無料
言語:日本語とスウェーデン語による随時通訳


司会・モデレーター:佐藤(私)
通訳:レーナ・リンダル


プログラム

第一部
13:15 - 13:50
マティアス・ランドグレーン氏による講演
(ビュッグナーズ・建設労働者労働組合、チーフ・リーガル・アドバイザー)
・スウェーデン型の団体交渉の手続きについて
・スウェーデンのEU加盟に伴う変化
・EU域内の労働争議について(最近のラヴァルの事例についても)

13:50 - 14:10
日本の弁護士による報告1
『経済危機のもとでの日本の労働市場の現状について』

14:10 - 14:30
日本の弁護士による報告2
『日本における派遣労働を中心とする非正規雇用労働者の現状』

14:30 - 15:00
日本の弁護士による報告3
『「過労死」問題について』

15:00 - 15:30
休憩

第二部
「積極的労働市場政策が現代の経済において果たす役割と意義についてのディスカッション」

15:30 - 15:45
日本の弁護士の方による問題提起

15:45 - 16:30
参加者によるディスカッション

新生サーブの工場始動

2010-03-23 08:25:15 | スウェーデン・その他の経済
サーブトロルヘッタン工場は月曜日の9時17分、稼動を再開した。まずは、1日あたり100台のペースで生産をはじめ、3週間後には1日200台へと次第に引き上げていく。今年は生産目標は6万台だ。


ニュース動画(画像をクリック)


工場の生産ラインは動き始めたばかりなので、ラインの前半部分以外の組み立て工はまだ何もすることがない。

動画の2:00に登場する女性従業員。時間を持て余している。

レポーター 「あと何日したら仕事ができるの?」
従業員 「うーん、水曜日くらいかな。私たちが担当しているのは、ラインの最後の部分、工場のずっと向こうのほうだからね。でも、こうやってラインが動き始めたから、確実に仕事がやってくることが目に見えるんだ。楽しみだよ。」