さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

夏のお祭り第4弾-2日目

2016-08-27 23:50:00 | ただの日記
今日はJAOフェス2日目。

練習の三昧の中でも、遊びをみつけてはじける日。

今日は、所属オケで楽器を運ぶのに使っている車の荷台に乗せてもらって練習会場へ。


荷台の上にベタ座り。


売られていく子牛の気分。ドナドナ・・・。

午前中は弦と管に分かれて分奏。今回のJAOは事前練習あり、分奏ありと練習内容が充実。

午後の合わせの時に、ちょっとしたサプライズあり。

折角日本シベリウス協会会長でもあられるマエストラの指導を仰いでるのだからと、エンサガの練習を一時中断し、フィンランディアの楽譜がいきなり配られて初見大会。

私はフィンランディアは中間の歌の部分は知ってるが、バイオリンパートを弾くのは初めて。突然のサプライズに身も震える思い。フィンランディアは演奏経験者が多く、初見なのに冒頭の管の重奏からしびれるほどうま~い。初見で1回通して、マエストラの指導を仰ぎながらもう1回やって、なんだか涙ぐんでしまった。


夕方は、明日の本番会場である大ホールに移動して、エンサガの仕上げ。

よく響くいいホールだ。いきなり広い空間に出たときは、やや演奏に戸惑いが出たが、やっているうちに慣れてきて、最後の1回通しは、なかなかにいい感じになり、まさに「ある伝説」が語られている感じになった。

夜はレセプション。開始前の一番人気はやはりチーバくん。ツーショット写真を撮ろうとする人達が列を作る。


チーバくんは、とっても芸が細かい。ぼーっとじっと立っているということがない。例えば同じような角度から撮ったこの写真でも、手の表情とか、重心とか、向きとかちょっと違うのであるが、それぞれに味があって生き生きとしているのである。それでいて、やり過ぎることがなく、ほどよいので、お利口さんの男の子みたいにとても可愛らしい。目のところがとてもよく出来ていて、ちょっと顔の角度が変わるだけで、印象が変わるのだ。まるで目が動いているように見える。


私も念願かなって、チーバくんとツーショット。2次元イラストで見たときのチーバ君とあまりに印象が違って、可愛らしいので本当にびっくり。


森田健作知事も到着され、樽酒の鏡開きが行われた。

ご来賓のみなさま、指揮者の先生方、各オケコンマスの一言等が終わった後、恒例の宴会芸タイム。トップバッターのチェロチームが森田健作知事の「さよならは誰に言う」も含めたご当地メドレーカラオケを演奏した。残念ながら森田知事は直前に所用でお帰りになってしまい、本人の歌声は聴けなかったが、みんなで楽しく歌った。

バイオリンチームでは、久しぶりに私が指揮棒を持ち、ミッキーマウスマーチとピンクレディの「渚のシンドバット」を演奏(歌&踊り付き)。昨日のパート別懇親会で、楽譜をみてちょろっと歌っただけで、演奏は本番でぶっつけにつき、うまく行くのかどうか本当に心配だった。昨日「渚のシンドバット」をダウンロードし、それを90%の速度にしたものを頭に叩き込んで、今日は落ち着いたテンポで歌い振り。沢山の人達に参加していただき、結構うまくいったので、なんとか任務完了。これを聴いておられたドイツからの参加者が喜んで握手をしてくださったが、「That's funny.」とおっしゃるので、ちょっと思い複雑。

その後も、我々よりはちゃんと練習したらしいチューバやクラリネット、コントラバス、オーボエとファゴット、金管アンサンブル等が続き、相当に盛り沢山だった。今回コントラバスの人達は「低音魂」と書かれたオリジナルのTシャツをみんな着ていて、うらやましかった。

ということで、2日目のお祭りは終了。本当の楽しさは、厳しい本番をちゃんと乗り越えてこそ得られるものなので、明日に向けて頑張ろう。
コメント (2)
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