仙台ラーメン最強伝説

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うるとら食堂(北海道釧路市)

2021年08月10日 | 日本全域

前回の続き)小樽にて素敵な夜景を堪能した後は車に戻って早々に移動再開。

なんでも「美幌峠から眺める屈斜路湖の朝日」がとても綺麗なんだそうでこれは絶対に見ておきたい。

美幌は小樽から少し遠いけどGoogleMap先生によれば下道373キロを6時間30分程度かかる計算。今20:30に小樽を出発して日の出が朝4時頃なので7時間半有るから休憩入れてもまぁ何とかなるんじゃないすかね!?(さっき積丹ブルーにたどり着けなかった反省まるでなし)

もし力尽きたらそんときは寝ちゃえばいいし(北海道でも車中泊前提)

 

という事でレンタカーのナビに目的地をセットして夜中のドライブスタート。順調に進んでいたらいつの間にか札幌市内に突入してて信号で停められまくり。GoogleMapだと札幌市内を回避して石狩市を通るルート筈だったのにちょっとしたロスタイム発生。

ナビってメーカーによってルートが違うからややこしいですね。でもGoogleMapは最短距離だけど細い路地とか川沿いの土手とか小刻みに走らされる傾向が見られるのでそれはそれで見知らぬ土地では避けたいところ。今日は車のナビを信用していってみよう。

念のため札幌でいったんガソリンを満タンにしてから(12リットル給油)札幌からは国道275号線を北上して旭川市方面に向かい比布北ICから無料の旭川紋別自動車道に乗って一気に距離を稼ぎます。

この高速は通行量が少なくて流れるのは良いんだけどSA・PAがほぼほぼ無いんですね。なるほど夜中ガソリンスタンドもやってないし北海道の人がガソリン半分切ったらすぐ給油したほうが良いと言ってた意味が少しわかりました。

 

高速終点で降りて「道の駅 遠軽 森のオホーツク」にてトイレ休憩したのが朝の2時。この調子だとギリ日の出時間前に到着出来そう。

道の駅構内にカーリング女子「ロコ・ソラーレ」の顔はめパネルが飾られてました。今は「北海道銀行」も強いし北京五輪に出られるんでしょうかね?頑張って欲しい。

北見市を経て美幌峠方面へ。夜空には雲が無く好天模様。満月が明るく照らしておりました。これは朝の絶景が期待できそうです。・・・少なくとも目的地2km前までは快晴でした。

ところが急転濃霧が。日の出の20分前になんとか「美幌峠展望台」が在る「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」に到着出来ましたが辺りは10m先が見えるかどうかの濃霧に包まれておりました。

一応屈斜路湖が見えるところまで歩いて行ってみましたが日の時刻を過ぎても真っ白闇。最近猛暑が続いてるんで日中天気が良すぎると地熱が溜まり朝霧が出てしまうんでしょうかね。

こうなる筈でしたが、現実はこちら(笑)

 

経験上こういう朝霧はお昼近くまで晴れないと思われ早々に断念して数キロ離れた場所に在ります「津別峠展望台」に移動してみます。こちらは屈斜路湖にかかる雲海が見られる場所だそうでさっきまで居た「美幌峠展望台」より標高が高いのできっと今頃雲海がバッチリみられるはず。

ラッキーです。素晴らしい雲海が湖全体を覆っていて素敵な光景を眺めることが出来ました。さっきまであの雲海の中にいたんだなぁ。

雲海を見ているとそば焼酎が飲みたくなりますな。←それは川中美幸さんのCM(笑)

 

しばし絶景を眺めた後は再び車に戻って斜里町方面へ移動。国道334号線ってあるんだ。収束してますなぁ(野球ネタ)

途中遥か彼方まで真っすぐ伸びている道を見つけて有名な「天に続く道」かなと思い写真を撮ったんですが、調べたら違ってました。北海道は真っすぐな道が多いからこんな感じの道路が沢山あるみたいです。

 

斜里でガソリン満タンにして(27リットル給油)念願の知床半島に突入。ハマナスは咲いてるかな~? 

オシンコシンの滝を遠目に観光しつつ知床ではかねてより行きたかったところが有りまして更に半島を先に進みます。

国道334号線を登っていき北海道道93号線との分岐点をカムイワッカ湯の滝方面に入って少し進んだあたりが知床の岩尾別エリアでして、Ohバンデス出演中で仙台のじいじこと”さとう宗幸”氏の名曲「岩尾別旅情」の舞台となった場所なのでした。

さとう宗幸 岩尾別旅情 1977 Live in Sendai - YouTube

以前は2軒在った温泉宿も昨年「岩尾別ユースホステル」が閉業されて今は「地の涯(はて)」のみとなってるらしい。

今日は「岩尾別ユースホステル」跡地を聖地巡礼。

いつか泊りに来てみたかったなぁ。コロナが無ければもう少し長く営業されていたのかもと思うとやはり悔しい。

 

# ところで「岩尾別旅情」って”吹く風は冷たく””波荒いオホーツク”という歌詞から寒い冬の歌というイメージがあったのですが歌詞に出てくるエゾニューの花って6~8月に咲くんだらしい。実は初夏の歌だったのか。

せっかくなので水の有るところに咲くという高さ2~3m位になるらしいエゾニューの花を探してみたのですが知床では見つけられず。これかなと写真撮ってみましたがアマニューとかエゾノシシウドとかよく似た別の花でした。北海道全域(実は東北にも)に咲いてるらしいのでもう少し探してみよう。

 

さて国道334号線に戻り羅臼岳を眺めながら半島を南に横断。いつしか数字が切り替わった国道335号線を南下しながらどこか国後島が見えるところが無いか?探して「道の駅おだいとう(尾岱沼)」に到着。

道の駅名物「ほたてカレー」を頂きながら駅員さん(っていうのかな?)に尋ねてみたところ野付半島の先まで行くとそこから国後島まで約18kmなので見られることも有るが今日は霞が出ているのでちょっと難しいのでは?との事でした。いつでも見られるわけではないのですね。

そして道の駅内に国後島の人との交流の写真が飾られてて北方領土返還を求める記載が見られました。これらを政治のカードにするロシアは誠に図々しく怒りを覚えますね。早急な返還を求めたい。

そんな思いを抱きつつ道の駅を出発し風連湖の脇を通りさらに南下。風連湖の冬の光景もとてつもなく美しいらしいのでいつか冬にも来てみたい。

 

さて知床から根室市のふちまでなんだかんだ結構遠かった。このまま根室市街地まで進み根室が誇るB級グルメ「エスカロップ」を今回テイクアウトしようと考えていたのですが、実は今晩の宿を北見市内で予約してありまして、GoogleMap先生の計算だとどうやらこのまま根室市街地まで回ると今日中に北見に辿り着けないことが判明。エスカロップは泣く泣く諦めて納沙布岬観光とセットでまた次の機会に観光で訪れてみたいと思います。

 

 

さて根室からは国道44号線を西進して釧路市へ。この辺でラーメンを頂いておきたい。

釧路ラーメンってあまり知らなかったのですがネットで調べたらこちら「うるとら食堂」が検索でひっかかりまして駐車場が広く停めやすそうだったので行ってみます。老舗店だと結構閉まっている16時頃という半端な時間に開いててくれたのは有り難い。

メニューは定食と丼物メイン。ラーメンは醤油系の2種のみ。

半田屋や丸亀製麺的なセルフサービスになってまして料理が出来たら番号で呼ばれて食べ終わった食器は返却口に返すシステムになってます。

 

炭硡ラーメン」548円+「ガーリックペッパーチキン」328円

釧路ラーメンのルーツと言われる太平洋炭硡の「抗口食堂」で誕生した「炭硡ラーメン」を「炭硡喫茶珈琲坂」店主坂本氏の協力を得てほぼ当時の通り再現したメニューだらしい。

早速のスープですが鶏出汁ベースに鶏油が浮かび見た目よりも味濃いめの醤油ダレはやや甘め。照りがあります。そばつゆに似たと書かれてましたが普通にラーメンっぽいスープ印象ですね。

魚介系は昆布出汁主体で鰹節が香りますが強すぎずほんのり漂う程度で旨味を支えてくれています。

麺は緩い縮れの細麺で加水率は高~中程度。若干のびやすい感じですがするするっと速攻で頂けるので問題なし。これが「柳麺」の再現なのかな。

トッピングでお麩が乗ってるのに驚き。青森と秋田だけと思ってましたが釧路にもそういう文化があるんですね。知らなかったー。

 

釧路なので何か焼魚でもと思いましたがなんか肉系も食べたくてガーリックに惹かれて「ガーリックペッパーチキン」も頼みましたが、揚げたニンニクチップがトッピングされ食べ応えも十分。

少し味濃すぎ?なくらいスパイシーでパンチもあって良いですね。完全に野菜不足なのでキャベツも有り難い。旨し。

食後のデザートに「ティラミス」140円も頼んじゃいました。お茶もセルフで温冷選べて「冷たい抹茶」を二杯頂きます。ふー満足。ごちそうさまでした。

 

さて「うるとら食堂」ですが丼物や定食類が充実しており値段も手ごろで良いですね。ラーメン以外だと豚丼とかザンギ丼とかも美味しそうでした。焼き魚で釧路と言ったら”はも”の白焼や”しまほっけ”の塩焼きも良さそう。またいつか釧路に来たら食べに来よう。

(21/07/25)
うるとら食堂/北海道釧路市入江町12-42


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