あの3/11から3年。TVで沢山特集番組やドラマやってましたが、水も暖かい食料もネット環境も無かったあの時。何だか懐かしいようでもあり、つい最近のような気もして何だか複雑。
通勤で国分町を通りますが今は復興バブルで大賑わい。夜は客引きが邪魔(笑)
まぁ経済が回ってるってのは絶対良い事。いつか末端まで還元されるはず。それが自由主義経済のセオリー。俺の給料もいつの日か上がると良いな…(夢)
そしてあれから3年。仙台にも震災後生まれの新しいラーメン店が沢山出来ました。
定禅寺通りから国分町通りを市役所側に北進した所にある「海老そば えびすけ」も新しい力の息吹を感じさせる一店。
「えごまらーめん桂苑」や「有頂天の元祖 桂苑」のグループ店でしかもすぐ近所に24h営業の「えごまらーめん桂苑 定禅寺通店」もありますが「海老そば えびすけ」では”エビ”をテーマに据えることでメニューの差別化が図られてます。
「エビそば(あっさりエビ醤油)」600円(写真上)を”エビ油多め”でオーダー。
ガラ感は薄く丸鶏でじんわりとベースを作るも鶏油は少なく、あまり鶏鶏していないベースです。エビ油多めで頼んだせいか油量が強いですけどクドさは無いですね。
名前は醤油味ですが醤油ダレの配合は少なく、軽い塩味を軸に海老の旨味を主役に押し立てるようなスープ組立て。醤油味と言うよりは「エビ味ラーメン」と言った方がイメージが近いです。
あっさりスープには細麺が合わせられ、ネギが2種細やかに白髪ネギは大胆にトッピングされます。香りで楽しむあっさり系な仕上がりは女性ウケしそう。
←秋冬限定海老そば(3月頃まで)の「汁なし海老担々麺」780円
スープが麺にまぶされる油そばのようなスタイル。胡麻とラー油が強く円やかで食べ進める内に辛味が身体を温めてきます。
店名に冠される海老が効果的に旨味をサポートしており、なかなかに深い味わい。海老の頭もカリカリと食べられちゃいます。彩りや盛り付けにもセンスが光りますね。
さっぱりめの中細麺は普通程度のボリューム。男子なら大盛り1.5玉100円増し、もしくは特大2玉150円増しが良いかも。
あるいはサイドメニュー「エビめし(エビ出汁の炊き込みごはん)」150円も
こちらはエビ殻からの出汁が効いていて塩味は薄くカルシウム感の強いやや野趣味のある味わい。
思ったより海老が立っていて炊き込み飯にしてはクセが強いような気がします。
個人的には昆布出汁などを加えてもう少し旨味で盛り上げて海老の風味をもっと脇役に回したいかな。
あっさりも良いですが個人的にはもっとこってりが良いな。次は「エビガツン(濃厚魚介エビ醤油)」を頼んでみよう。あとメニューに無いですが「エビ味噌」的なものも良さそうですね。新展開も期待しつつ、ごちそうさまでした。