さよならだけ残して

2019-03-06 02:48:47 | 天地真理
天地真理 



長い電話の さよならは
どちらが言っても さみしいものよ
言いそびれて いつまでも続くの
あなたがはじめて ささやいた
優しい言葉を 聞いたとこ
青い電話ボックスが
ちいさな声で そっと教えてくれた
ときどきなんにも 言えないふたりを
包んでくれた 過ぎてく季節に
さよならも代わりに 言ってもらったらって 

長い手紙の さよならは
どこで書いても さみしいものよ
書きそびれて いつまでもつづくの
おもいを込めて 封筒に
秋には イチョウを入れたっけ
一枚残った 便箋が
ほほえみながら そっと教えてくれた
ときどきこぼれた 涙の粒を
ぬぐってくれた 過ぎてく季節に
 さよならもかわりに 書いてもらったらって




この曲は、吉田拓郎作詞・作曲の、真理さんのオリジナルです。

基本的に真理さんは、フォークがお好きで、色々な曲をカバーしていましたが、本業では最後まで、フォーク路線を進むことはありませんでした。

この曲は、当時週刊「明星」の募集歌として、詩の公募が行われ、作曲を拓郎さんが担当することになったそうです。

当時は、シングル化の候補に挙がったそうですが、余りに拓郎色が強いので、漏れてしまったのでしょうか?、でも、こうしてアルバムのタイトルに上るほどに

評価された曲です。































































































































































この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初めての涙   | トップ | さよならこんにちわ »
最新の画像もっと見る

天地真理」カテゴリの最新記事