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また熱帯魚が飼いたくなった

 うう、困った。また熱帯魚が飼いたくなった。小生、動物を飼うことは好まないが、熱帯魚だけは別。阪神大震災までは60cmの水槽二つで熱帯魚を飼っていた。一つはテトラ類、ゼブラダニオ、ラスボラ、ハチェットなんかの比較的小型できびきび泳ぐ魚を入れたきびきび路線の水槽。もう一つはエンゼルフィッシュ、グーラミィ類、グラスキャットなんかのゆったり泳ぐ魚の優雅路線の水槽。コリドラス、オトシンクラス、などの掃除屋は両方の水槽に入れていた。会社から帰って、ボーと水槽をながめ、餌やりをするのが大きな楽しみだった。
 ところがあの大地震。震度7のゆれで、水槽二つはこっぱみじん。部屋中、砂、水草、魚の死体だらけ。おまけに餌用にイトミミズも飼っていたからミミズだらけ。大惨事となった。
 いずれまた熱帯魚飼育を再開しようと思っていたが、今度は小生がリストラされた。収入が大幅に減ってしまった。最近こそ落ち着いたが、リストラ後4年間は仕事が安定せず浪人同然。今も決して裕福ではない。食べるので精一杯で熱帯魚どころではない情況なのだが。宝クジが当たるか、モノ書きで副収入でも入れば夢が実現するのだが、小生、そんな運も才能もない。
 もし熱帯魚飼育再開が叶ったのなら、きびきび路線はテトラ類、コイ科でいこうと思うが、優雅路線はエンゼルフィッシュは入れないつもり。この魚、最も代表的な熱帯魚だ。姿も美しく、優雅にゆったりと泳ぐ様はその名のとおりエンゼルだが、実はこの魚、いじわるである。なわばり意識が強く、他の魚をいじめる。優雅路線のメインはグーラミィにしようと思う。
 おもしろいのはナマズ類だな。なんといってもコリドラス。水槽の底にいて、他の魚の食べ残しを食べる掃除屋だが、小型で可愛く種類が多い。コリドラスのコレクションも楽しい。底をはってヒゲで餌を探し、口をもぐもぐさせて食べる。お目目をきょろきょろしてあたりを見る。実に天真爛漫でかわいい。
 シノデンティス。別名さかさなまず。逆さまになって泳ぐ。いつもは水草の葉の裏などに逆さまになってぶら下がっているが、時々ふらふらと泳ぐ。
 トランスルーセント・グラスキャット。透明なまず。身体がすきとっている。群れになっていつも水槽の中層でただよっている。
 ピクタス。銀色の魚体。長いヒゲ。常時活発に水槽中を泳ぎまわっている。パッチリした目がかわいい。
 うう、困った困った。熱帯魚が飼いたくなった。なんとか稼いで実現しよう。

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