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3月31日(月) ぼく、まだ生きているのに捨てないで

 小生は2台のパソコンを持っている。メインはこのブログをするのに使っているNECのLavie。これはWindowsXPでネットにつなげてある。もう1台はIMBのシンク・パットでWindows98の古いヤツ。これはネットにつないでない。インターネット、メール、ブログ、原稿書きなどはLavieでやっている。
 シンク・パットは真っ黒でカチッとしたデザインで小生はこっちのパソコンも好きだ。古い機種だがワープロやエクセルの専用機として使うなら、必要かつ充分な性能を持っている。
 小生は料理が趣味。レシピはカードに手書きで書いて箱に入れていた。そのカードが1300枚ほどあったが、今はエクセルに打ち込んでデーターベースとしている。シンク・パットにはこのデータベースを入れてある。ほかに献立を作成するのもこの機械を使っている。要するにシンク・パットはお料理専用パソコンというわけ。
 このシンク・パット、以前からマウスポインタの動きがぎこちなく、使いにくかった。ボール式のマウスだが、光学マウスに替えたら見違えるように快適に使えるようになった。
 このように機械もんはちょっとしたことで、古い機種でもまだまだちゃんと使えることが多い。
 パソコン以外の電気製品でも同じことがいえる。ブラウン管式のテレビならブラウン管。電子レンジならマグネトロン、掃除機や洗濯機などの回転もんならモーター。こたつ、ストーブなどの暖房機器なら電熱コイルなど。こういう心臓部は案外壊れないものである。
 スイッチ部分の接触不良。電源部の断線。制御部分の基板上のコンデンサーか抵抗の破損。こういう周辺部が故障して機械全体が不具合になることが多い。
 故障部分がどこか分かっていれば、その部分を交換すればいい。小生も自分で修理したこともある。昔NECのワープロ文豪を使っていた時は、不具合が発生して1年以上だましだまし延命して使った。とはいうものの分解して組み立てられなくなって新品を購入という場合がほとんどだが。
 考えてみれば不合理な話だ。1個150円のコンデンサーが破損したため1台20万円のテレビを買わされるわけだ。修理を頼んでも、おじさんがやってきて1個300円のゲートアレイのICをICソケットから引き抜いて新品と交換するだけで5000円以上の出張費を取られたりする。
 リサイクル法ができて国は家電のリサイクルを推進しているが、まだまだ使える電気製品は修理して使える体制を整えることが大切なのでは。しかし、そんなことをすれば家電が売れなくなり個人消費が落ち込んで景気が悪くなるのだろうか。むつかしい問題だ。
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3月30日(日)その3 阪神タイガース開幕3連勝

 うひゃひゃひゃ。愉快、痛快、爽快。阪神タイガース開幕3連勝。巨人3連敗。阪神ファンのみなさまにおかれましては、まことにおめでとうございます。巨人ファンのみなさんにおかれましては、まことにご愁傷様です。
 巨人はヤクルトからひっぱてきたラミレス、グライシンガーは役立たず。それに比べて、わが阪神タイガースは新戦力、新井、平野、大役立ち。きょうなんか新井は5打点の大活躍。
 この開幕3連勝、いずれも先発投手に勝ち星がついた。きょうは福原が完投完封のいうことなし。ランナーを出すが内野ゴロの山を築き、ダブルプレー4個と内野守備陣も大安心。小生、福原のファンなのでこんなうれしいことはない。
 打つほうも、1,2番が出て、クリーナップで帰すという理想的な点の取り方。3、4、5の新井、金本、今岡の3人に打点がついた。新井、平野という移籍の日本人二人が活躍。昨年不調だった今岡も復活の兆しが。
 赤星、平野の新1,2番がものすごく効果的に動いている。これは中日の井端、荒木をしのぐ1,2番になるだろう。
 そのうち林も戻ってくる。そうするとますます打線は強力に。こりゃ阪神ほんまに優勝や。
 フォード、とかいうぬらりひょんみたいな顔したガイジン、もういらんのんちゃうん。桧山か桜井、または葛城をスタメンでつかったらどうや岡田はん。
 これで、去年負け越した広島に利子つけて去年のお返し、広島は小生、阪神の次に好きな球団だから、新井までくれて、まことに心苦しいが、3連勝させてもらいまひょ。
 そして、ヤクルトに3連敗して意気消沈し、中日に痛めつけられて、満身創痍の巨人に3連勝。これで開幕9連勝。開幕ダッシュ大成功や。くくくく。笑いが止まらんわ。
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3月30日(日)その2 タラコのスパゲッティ

 
外国から取り入れたものを、うまいことアレンジして、元のものより、良いものにするのは、日本人は大得意。スパゲッティも、元々はイタリアのものやったけど、きっちりアレンジして、日本独特のパスタ料理を作り上げた。
 和風スパゲッティというのがそれ。その和風スパゲッティの中でも、傑作がこのタラコのスパゲッティだと思う。だいたいスパゲッティにはたいていの食材があう。あわない食材の方が少ないのでは。
 で、ちょっと考えたのだが、お菓子系の食材はスパゲッティに合わないのでは。ジェリービーンズのスパ、落雁のスパ、バニラスパ、チョコレートのスパ、あんこスパ、コーラ味ソースのスパ、ビスケットのスパ、プリンのスパ、最中スパ、きんつばスパ、夜のパイうなぎパイのスパ、赤福スパ、白い恋人スパ、ひよこスパ、もみじまんじゅうのスパ、草だんごスパ、こんぺいとうのスパ。ううう。
 ま、それはそれとして、このタラコのスパゲッティ、例によってパスタ料理の特長をしっかり持っている。
 1 簡単で手早くできる
 2 失敗なく美味しくできる
 3 そのへんの食材を活用できる
 作り方だが、いたって簡単。
 1 バターをボールに入れて室温に戻して軟らかくしておく。
 2 スパゲッティをゆでる。
 3 タラコに切れ目を入れて、中身をスプーン等でこそげとる。
 4 バターに、タラコ、こしょう、醤油、レモン汁を加えてかき混ぜる。
 6 ゆで上がったスパゲッティをボールに入れてタラコをからめる。
 7 皿に持って青ネギをパラパラ。
 これだけ。15分以内にできる。
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3月30日(日) 再チャレンジ支援策をやめるな

 安倍前首相は、極めて無責任な形で首相を辞任、在任中も「せんごれじゅーむのソーカツ」というだけで、政治家としてはおおいに疑問が残るご仁だったが、その安倍前首相が行ったことで、唯一評価できることがある。
「再チャレンジ支援政策」がそれ。人生、いろいろある。挫折することもある。失敗することもある。そのような人たちを政府として支援して行こうというもの。その実態はよく知らないが、考え方、コンセプトは非常に結構なもので、ぜひとも継続し、成功してもらいたい政策だった。
 ところが、この政策が打ち切られた。政府の「再チャレンジ支援策」担当室が3月31日になくなる。なんでも、福田ホーホーホー息子首相は、福田色をなんとか印象づけたいらしく、アベ色の払拭に一生懸命。と、いうわけで安倍ボンボン首相の看板だった「再チャレンジ支援策」を降ろしたというわけ。「前任者の手あかのついた政策は遠ざけたい」とのこと。
「手あかのついた政策」というなら、自民党が出来て以来、幾星霜、手あかがつきまくりの、コテコテの黒光りしている政策がいくらでもあるじゃないの。まず、そんな政策から見直すべきではないのか。ところが、そんな政策は後生大事に受け継ぐくせに、「再チャレンジ支援策」のように、ぜひとも本気で取り組んでもらいたい政策を取りやめるとは本末転倒も甚だしい。
 今の世の中、一度転ぶと再起は非常に難しい社会だ。学校を卒業して、なんらかの理由で、フリーターになると、そこからの脱出は大変に困難。また、大学を卒業して、それなりの会社に正社員として雇用されても、会社が倒産でもしたら悲劇だ。次の会社に正社員で入社できればいい。しかし、いったん派遣、契約などの非正社員のワーキングプアに陥ると、そこからの再起は大変むつかしい。
 若年層はまだいい。自分の口だけを食わせればいいから。中高年でリストラでもされたら、元の生活程度を維持するのはまず不可能。リストラ中高年は、小生もそういう身の上であるから、その苦難は充分に判っている。また、再起の難しさは、このブログのカテゴリー「とつぜんリストラ風雪記」で小生が口をすっぱくしていっている。
 新聞報道だけでは事件の背景はよく判らないが、電車に人を突き落とした少年。少年は大学に進学したかったが、経済的な理由で断念、自暴自棄になっていたとのこと。少年のおとうさんは派遣社員。もちろん少年自身の心の弱さが事件の一番の要因だと思うが、もし彼の家庭が彼を大学に進学させるだけの経済状態であったなら、ひょっとすると避けられた悲劇かも知れない。
 中高年は家族を養っていかなければいけないのだ。若年層よりも中高年のこの問題の対策の方が大切ではないかと、小生は思う。
 ことほど左様に「再チャレンジ支援策」は絶対に必要なもの。ただたんにフクダ色を出すというだけで、取りやめるのは誠に不適切な判断である。必ずや復活させて欲しい。
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3月29日(土) ピラフは炊き込みご飯


 昼ご飯にピラフを作った。ピラフといえば、カレーと並ぶ喫茶店のご飯ものメニューの代表。洋風料理みたいだが、ピラフは元々はトルコ料理。だからアジア料理といえよう。トルコをアジアというならば。トルコをヨーロッパというなら、洋風料理ということになるかな。トルコはアジアかヨーロッパかどっちやろか。
 ピラフと炒飯を、同じような料理とお考えのムキもおられるが、全く違う種類の料理。炒飯は炒めご飯だが、ピラフは炊きこみ御飯。
 玉ねぎをバターで炒める。米を加える。玉ねぎと米が透き通ったら、ミックスベジタブルを入れて、白ワインで香りつけ。スープを注いで炊飯器で炊く。炊けたらバターで炒めながら具を加える。今日はエビとひいか、それにイカナゴの新仔を使う。
 エビは脊ワタを取りカラをむいておく。ひいかはカットしてさっと熱湯にくぐらせる。この時のエビのカラは捨てないように。カラを炒めて水を注いでしばらく煮出すとうまいスープができる。このスープで米を炊く。
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3月28日(金)その2 阪神タイガース開幕戦

 いよいよプロ野球セリーグ開幕。わが阪神タイガースの開幕戦の相手は横浜。開幕投手は安藤。ワクワク。
 会社から帰って、大急ぎで風呂入って、メシ食ってテレビをつける。ワクワク。アレッ負けとる。4回までヒットなし。安藤どうした。また1点とられる。
 しかし、さすがアニキ金本。同点打。さすがかっての打点王今岡。逆転打。安藤、へろへろしながら2点で抑える。新戦力平野の犠牲フライでもう1点。
 あとは渡辺→久保田→ウィリアムス。この3人は完璧に抑える。最後の藤川はちょっと打たれたけど点とられへん。
 新井もヒット打ったし、よかったよかった。阪神優勝や。
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3月28日(金) 奈良時代の名残り


 この川は神戸市東灘区の高橋川。写真では判らないかも知れないが、東西に流れている。
 神戸は北に六甲山、そしてすぐ南に海。南北に狭く、東西に細長いのが神戸の市街地の特徴。従って、神戸の川はほとんどが北から南に、真っ直ぐ流れる。
 この川、阪神電車の深江駅の下を通って海に注ぐが、駅からすぐ北で東西に方向を変える。これはその東西部分。阪神は東西に走っているから、電車と並行にこの川は流れていて、約500mで直角に北にさかのぼる。そこからこの川は要玄寺川という名になる。要玄寺というお寺は今も神戸市東灘区本山町にある。そのお寺の横を通って六甲山中の水源へと続く。
 神戸の川は自然のままだと南北に流れるはず。だからこの高橋川の東西部分は人の手で流れを変えられたというわけ。
 いつごろこの川の工事が行われたかというと、大変に古い話。奈良時代の律令による条理制によって、この川は東西に流れを変えられた。つまり、土地を碁盤の目のように区画整理したときに川を境目としたわけ。その時に変えられた川の流れが今も残っている。
 身近に有る川の横を歩きながら、遠く奈良時代に思いをはせたワケである。
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とつぜんリストラ風雪記 6

 とつぜんリストラ風雪記 5

 第6章 ハローワークの使い方

2003年になった。リストラされるという、大きな身の上の変化があったが、時間の流れはそんなこと、ちっとも気にしていない。小生がリストラされようが、リスになろうがトラになろうが、どんどん時間は流れていくのである。

1月1日(水)
 元日である。浪々の身の上とはいえ、それなりに、お節とお屠蘇でお祝いして、近所の氏神様へ初詣。その後、親戚宅で新年会。
 年末ジャンボ宝くじ。外れる。600円だけ当たっていた。残念。3億円当たっていれば、求職活動なんかしなくていいのだが。

1月7日(火)
 灘ハローワークへ行く。今日から本格的に求職活動を開始する。目標として、2月いっぱいで再就職を果たすとしたが、それが、いかに楽観的な目標であるか、あとでイヤというほど思い知ることになる。
 ま、それはそれとして、ともかくこの日が、小生の4年間の求職活動のスタート地点である。

1月9日(木)
 十日戎。西宮神社へお参りに行く。いつもながらのえべっさん。
就職成就。家庭円満。無病息災。世界平和。阪神優勝。をお祈りする。あれだけのお賽銭で、なんとまあ、欲張りなことか。このうちいくつ実現したかな。
就職成就。この年、とりあえずは就職した。
家庭円満。おかげさまで、家庭は円満であった。
無病息災。この年、入院した。
世界平和。こんな願い、人類が続く限り無理だな。
阪神優勝。なんとこの年、阪神タイガースが18年ぶりに優勝したのだ。このご利益が一番大きかったな。

1月10日(金)
 パソナへ。カウンセラーのH氏と面談。求職活動を行うに当たっての心構えを聞かれる。もっともっと本気になって活動する必要ありと、叱咤激励される。

1月15日(水)
 これはと思う求人案件を始めて1件ヒット。紹介してもらう。とりあえず書類を送ってくれとのこと。
 これをお読みの人で、ハローワークで求職をしたことのない人もおられるだろう。そこで、ハローワークでの求職活動の実際を紹介しよう。
 ハローワークに行くと、入り口に銀行や郵便局にあるような、整理番号の札の機械がある。その機械から整理券を取る。しばし待つ。「××番のお客様」と呼ばれる。大きな番号を書いたカードを渡される。その番号のパソコンの前に座る。そのパソコンがあなたの今日の求人情報検索用のパソコン。
 パソコンの画面の指示通り入力していく。キーボードを使わない、タッチパネル入力なので、パソコンを扱えない人でも簡単。年齢、性別、希望収入、希望勤務地などの諸条件を入力すると、それに合った案件が表示される。
 疑問に思うのだが、人を募集する時は、年齢を選考条件に入れてはいけないことになっている。それなのにハローワークの求人検索用のパソコンに「年齢」の項目がある。矛盾している。
もっと不思議なのは「性別」小生は男性である。で、「男」に設定して検索したら、助産婦の案件が表示されたことがあった。男性の助産婦を希望している事業所があるのだろうか。そもそも男性の助産婦がいるのだろうか。もし、いたとして男の助産婦についてもらいたい妊婦がいるのだろうか。不思議だ。
これは、と思う案件があれば、それをプリントアウトして、受付に持って行く。整理券をくれる。しばし待つ。こんどは「××番のお客様、×番のカウンターへお越しください」と呼ばれる。
×番のカウンターへ行く。ここで登録カードの提示を求められる。ハローワークで就職を紹介してもらうには、登録が必要。この時点で登録してもいいし、最初に登録しておいてから検索をしてもいい。なに、そんなに詳しく書かなくてもいい。氏名、住所、最終の勤務先、職種など。
 登録カードとプリントアウトした求人票をハローワークの職員に手渡す。小生が接したハローワークの職員は、おおむね親切で、ていねいな応対をしてくれた。不愉快な思いをした記憶はない。
「面接ということになれば都合の悪い日はありますか」と、聞かれる。
「いつでもいいです」
 職員が相手の企業に電話する。
「こちら××ハローワークです。いつもお世話になっております。今、こちらに××××さんとおっしゃる××歳の男性の方がお見えです。御社の求人に応募したいとおっしゃっておられます。面接をしていただけますでしょうか」
「はいはい。は、はー。はいはい」
 電話の送話口をおさえて、
「自動車の運転免許以外の免許をお持ちですか、とのおたずねですが」
「フォークリフトとクレーンと玉かけの免許を持っています」
「はい、わかりました」
 職員が電話を切る。ここから3通りの展開がある。
A「誠に残念ですが、もう決まったそうです」
 どうも、といって肩を落として帰る。
B「まず書類で選考するとのことです。履歴書と職務経歴書を送ってください」
 このケースが一番多い。家に帰ってすぐ書類を調えよう。できるだけ早く送る。タッチの差で逃すこともある。
C「面接に来てくださいとのことです」
 もちろん、このケースが一番希望が持てる。
 BとCの場合、ハローワークは紹介状を発行してくれる。この紹介状は履歴書、職務経歴書などの応募書類に必ず同封しよう。
 以上がハローワークで就職を世話してもらう時の実際。ハローワークの職員は、求職者をなんとかして職につかせようという意志を持って仕事をしている。だから、こちらが真剣に職を求めようという意志を持っていれば、必ずそれに答えてくれる。少なくとも、小生の相手をしてくれた職員はみんなそんな人ばかりだった。だから、彼らに励まされることはあっても、不愉快な思いをさせられることはなかった。

                         つづく

 
  
 
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3月27日(木) 社是社訓

社是社訓というのがある。どこの会社にもある。ま、たいてい「より良い製品作りを通して社会に貢献する」といったものだろう。で、朝礼などで社員に唱和させるのだろう。
この「社是社訓」とやらはもうやめたら。社会に貢献しようなんかちっとも思っていないんだから。
社員を次々とリストラでクビにしていき、足らない労働力は派遣や契約で安くこき使って、ワーキングプアを大量生産する。残った正社員も労働基準法違反のサービス残業や過労死するほど働かせる。こうして切って捨てた中高年の働き手が職を求めても、年齢を理由に門前払い。本当は年齢を人事採用の選考項目に入れてはいけないことになっている。
こうして得た利益は過去最高。この利益は涙をのんで会社を去っていったリストラ中高年と、人権無視の労働を強いられた社員が作り出したものだ。ところがこの利益は経営者どもと株主どもで山分け。現場の労働者には全く配分がない。
 どうせ経営者とその取り巻き連中の金儲けしか考えていなんだから、「社会に貢献する」なんて空虚なことはいわないで、「製品を作って利益を得て、その利益は経営者と株主で山分け」といえばいい。それを社是社訓にして、朝礼で社員に唱和させたらどうだ。
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3月26日(水) 「国立民族学博物館の30年」を観る

 NHK教育のETV特集「国立民族学博物館の30年」を観る。吹田の万博記念公園にある国立民族学博物館。小生はこの博物館は大好きで何度も行った。非常に面白い博物館で1日中いても飽きない。展示の内容も随時替えるから、何度行っても興味深い。ぜひ一度は行かれる事をお勧めする。
 その国立民族学博物館(略して民博)が開館して30年経った。番組では民博の30年を振り返るともに、現在の民博のあり方、民族学、文化人類学という学問を判り易く興味深く紹介していた。
 文化人類学はかっては支配者の学問の側面があった。先進国が他民族を支配するのに、支配しやすいように未開の民族を研究する、といった学問であった。
 民族には優劣があり、毛虫やトカゲを食っている連中は劣っている。ケーキやステーキを食っている連中は優れている、とされていた。
ところが、民族に優劣はない。違いがあるだけ。毛虫を食うのは毛虫を食う文化。ステーキを食うのはステーキを食う文化。文化に上下はない。これを文化相対主義という。民博はこの文化相対主義によって運営されてきた。一度民博に行かれた方はお判りだと思うが、実に多種多様な民族、文化を展示紹介している。その紹介の仕方が、同じ視点に立った同じコンセプトで展示紹介されている。行くたびに、民博のこの展示には感心させられたが、なるほど、文化相対主義による展示だったのか。納得がいった。
文化人類学の研究手法はフィールドワーク。この学問、決して机上の学問ではない。研究者は研究対象の民族の居住地におもむき、彼らと寝食をともにし、長期間いっしょに暮らして研究する。こうして初めて、その民族を理解し研究できるのだ。番組には何人かの研究者が出演していたが、全員、研究対象の民族の集落で、年単位で生活し現地で研究されてきた人ばかり。
非常に意義深い試みも紹介していた。日本の研究チームが南米の遺跡を発掘調査していた。黄金でできた出土品が発掘された。そこの政府はこれは国が保管するといった。現地の人は、これはこの土地から出たものだから、この土地の宝だといった。政府と土地の人が対立した。そこで日本の民博が出した解決方法。現地に博物館を建設して公開するという方法。
まず、出土物を日本の民博で特別展示。募金を募る。そして、現地に博物館を建設。その博物館の運営はすべて現地に人の手で行う。来館者へのガイドも解説も現地の人。そして博物館はめでたくオープンした。これは、まさに三方一両得のような名案。大学で勉強した秀才の学芸員の解説もいいが、その土地の古老が語る、そのお宝にまつわる伝説を聞くのもいい。
博物館というと古いものを展示して保存するという性格の施設であった。ところが、民博はその民族の現在の姿を、紹介展示している。その展示を行うに際して、研究者だけではなく、その民族の人の意見も取り入れている。
 国立民族学博物館。こんな博物館は世界でもここだけだろう。1970年の万博は、この博物館を残したというだけでも大きな意義があった。ところで、この民博のいいだしっぺが岡本太郎だったことを、この番組で初めて知った。
「ゲージュツはバクハツだ」といって目をむいているだけの、おじさんではなかったわけ。ことの判った人だった。
 近いうちに、また民博に行きたい。 
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SFマガジン2008年4月号

 
SFマガジン2008年4月号№624読了。
 今月は「ベストSF2007」上位作家競作と銘打った特集。
 雫石鉄也の人気カウンター

1 流浪の民 菅浩江
2 The History of the Decline and Fall of the Galactic Empire 円城塔
3  From the Nothing, With Love. 伊藤計劃
4 出血がとまるまで押さえてください 
  ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 浅倉久志訳
 
 菅浩江の新シリーズ開幕。楽しみ。美容SF。男ではちょっと思いつかないSF。他に「戦争読書録」(クリストファー・プリースト 若島正訳)はなかなか興味深いエッセイだった。「双生児」は未読だが、ぜひ読まなくては。 
 椎名誠の連載エッセイ。今回は極寒の話。落語に「鉄砲勇介」という噺がある。あの落語に寒いから「おはよう」が凍るというのがでてくるが、こんなに寒いと「おはよう」も「こんにちは」も「さようなら」も凍るだろうな。   

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3月25日(火) ぼっかけまん

 3月22日付けの朝日新聞朝刊で「どてまん」なる食べ物が紹介されていた。
どて焼きまんじゅう、略して「どてまん」牛すじ肉をコトコト煮込んだ「どて焼き」を豚まんの具にしようというもの。関西では肉があんの中華まんじゅうを豚まんというが、この場合牛まんだな。
小生、このどて焼きが好きで、居酒屋なんかで飲むときは必ず注文するし、自分でも作る
ところで、牛すじを材料にした料理に、神戸は長田の名物で「ぼっかけ」というのがある。どて焼きは味噌で煮込むが、ぼっかけは牛すじとこんにゃくを酒と醤油で煮込む。
ここは神戸だから、このぼっかけでまんじゅうが出来ないか考えた。「ぼっかけまん」と名づける。近いうちに作って食べてこのブログで紹介する。お楽しみに。 
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3月24日(月) ハクモクレンが咲いた


 ハクモクレンがきれいに咲いた。このハクモクレン、コブシと咲いて、いよいよ桜が咲いて、春本番となる。
 これはハクモクレンだが、水木しげるの漫画にモクモクレンという妖怪がでてくる。身体中に目がいっぱいある妖怪。こいつがかわいそうな映画を観て、泣きだしたら大変なことになるな。そのへんが大洪水。
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3月23日(日) メバルの煮付け


 春でございます。なにかと問題はございますが、冬が終われば春になるのです。冬からいきなり秋になるほど、地球の変動は進んでいないのですね。よろしゅうございました。無事、春になって。
 さてさて、晩ご飯の段取りをしなくてはなりませぬ。お魚を煮付けてみましょうか。せっかくの春ですので、春のお魚を使いましょう。
 春のお魚の代表選手はなんといってもメバルでございます。おめめクリクリのかわいいお顔のお魚ですが、食べても美味しゅうございます。身がポクポクしてて煮魚にはぴったりでございます。
 きょうはちょっと贅沢に、水をぜんぜん使わずに煮てみましょう。鍋に酒300cc、醤油50cc、味醂50ccを入れて煮立たせます。鍋は魚が重ならない鍋が具合がよろしゅうございます。わたくしは中華鍋を使いました。
 ここで大切なことは必ず煮汁を煮立たせてから、お魚を入れることです。冷たい煮汁にお魚を入れたのでは、魚のうまみが汁の中に逃げてしまいます。
で、煮る時間ですが、これはお魚の様子をご覧になって見切っていただくしかございません。お魚の大きさ、鍋の大きさ、条件によって色々です。なん分煮るべし、とここではいえません。
身を取り、骨に血がにじんでいるようでは煮足りません。煮すぎるとお魚の残骸ができるだけです。ギリギリの線を見切るのが肝要でございます。煮魚は簡単なようで難しゅうございます。
煮えたら、お皿に取り、煮汁を片栗でとろみをつけて、お魚にかけてやります。ほ~ら、美味しゅうございますよ。
 
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3月22日(土) 明石ラーメン

 
 日本人はラーメン好き。小生もラーメン大好き。札幌ラーメン、博多ラーメン、和歌山ラーメンと、日本各地、土地土地にラーメンがあって、いずれも、その土地ならでは。オラがクニの味自慢になっている。
 小生も、オラがクニのラーメンを作ってみようと考えた。オラがクニ神戸の食材を使ってラーメンができないだろうか。
 神戸ならではの食いもんというと、神戸牛、灘の酒、イカナゴ、モロゾフ、ユーハイムといった洋菓子、和菓子では瓦せんべい、有馬温泉の炭酸せんべい、老祥記の豚まん、日本のドイツパン発祥の店フロインドリーブ、神戸ではないが、日本のフランスパン発祥の店芦屋のビゴ。これではラーメンは作れそうにない。それに、西宮市西部、芦屋市、神戸市東部にかけての国道2号線沿いは、ラーメン街道といわれるほどラーメン屋が多く、全国でも有数のラーメン激戦区。小生が住まいおる神戸市東灘区のラーメンのレベルはかなり高い。
 というわけで、神戸ラーメンの開発は断念。目を西に向けて、神戸市の西隣、明石がテーマのラーメンを考えて作ったのがこれ。明石ラーメン。
 まず、ラーメンの命スープ。昆布と明石鯛のアラでスープを取る。鯛のアラからはうまいダシが取れる。小生はブイヤベースを作る時も、鯛のアラでスープを作る。スープ・ド・ポアゾンとかいうのかな。
 スープの味付けは「かえし」を使う。小生は、醤油と味醂をブレンドしたものをカメにいれて寝かして、「かえし」として、常備している。麺のスープ以外にも色んな料理に使えて便利。
 麺は細めでストレートがあうようだ。で、肝心の具。鯛と並んで明石の象徴ともいうべきタコを入れる。必ず明石のタコを使うべし。手に入らなければ淡路産でもいい。ともかく瀬戸内海のタコを使おう。北海道産はさけよう。間違ってもモーリタニア産など外国のタコは使いたくない。味が違う。他に明石の焼き穴子、ワカメも具にして明石を表現した。
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