AKB48 「ハート・エレキ」ポジションについて(総選挙分析ライター)

AKB48 「ハート・エレキ」ポジションについて(総選挙分析ライター)


9月18日に行われたAKB48第4回じゃんけん大会で10月30日に発売が予定されている AKB48の33曲目のメジャーシングル曲「ハート・エレキ」が初披露された。

当日はTV放送があり、その際の映像を何度か見返して選抜メンバーのポジションについて考えてみた。

「ハート・エレキ」を歌ったのは、高橋みなみ(AKB48)、大島優子(AKB48)、渡辺麻友(AKB48)、柏木由紀(AKB48)、松井珠理奈(SKE48)、山本彩(NMB48)、松井玲奈(SKE48)、渡辺美優紀(NMB48)、島崎遥香(AKB48)、横山由依(AKB48)、川栄李奈(AKB48)、入山杏奈(AKB48)、多田愛佳(HKT48)、峯岸みなみ(AKB48)、指原莉乃(HKT48)、小嶋陽菜(AKB48)の16人。

AKB10名、SKE48、NMB48、HKT48各2名。すでにSKE48、NMB48、HKT48とも単独でCDを発売していることから、関連グループの枠は1グループ2名(合計で6名)のようだ。

「ハート・エレキ」のメンバーのポジションは曲の出だし、サビ部分、曲終了挨拶の3部分に分けると以下のとおり。
「9/18じゃんけん大会『ハート・エレキ』映像」


<メンバーポジション>
(出だし)
入山 ・多田 ・ 渡美・ 山本・ 峯岸・ 川栄
松玲 ・・ 松珠 ・渡麻 ・ 島崎 ・横山
・・ 指原 ・・ ・・ ・・ 柏木 ・
・・ ・・ 高橋 ・・ ・大島
・・ ・・ ・・ ・小嶋
↓
(サビ)
入山 ・ 多田・ ・ 渡美・ 山本・ 峯岸・ ・ 川栄
・ 松玲・ 松珠 ・ 渡麻・ ・島崎 ・・ ・横山 ・
・・ ・指原 ・・ 高橋 ・・ ・大島 ・柏木 ・ ・・
・・ ・・ ・・ ・・ ・小嶋
↓
(曲終了挨拶)
入>峯>山>玲>珠>指>高>　小嶋　<大<柏<麻<島<横<美<多<川


曲中にセンターの小嶋がメンバー4人を紹介する場面があり、その順番は大島(ルーシー)→高橋(リンダ)→柏木(キャサリン)→指原(ローラ)なので、小嶋を中心に向かって右側>左側>右>左>・・・の優先順位があると推定。

さらに、曲終了時にメンバーが一列に並んで挨拶をした際にメンバーの動作からあらかじめメンバーの位置が決められていたのでそれを基にポジション順位をつけると以下のようになる。

入>峯>山>玲>珠>指>高>小嶋<大<柏<麻<島<横<美<多<川
15>13>11> 9> 7> 5> 3>　 1< 2< 4< 6< 8<10<12<14<16

すなわち、小嶋>大島>高橋>柏木>指原>渡辺麻>松井珠>島崎>松井玲>横山>山本>渡辺美>峯岸>多田>入山>川栄の順。

本日現在の年齢を入れると以下のとおりで、松井珠16歳、多田18、入山17、川栄18歳が若い。
小嶋25歳>大島24>高橋22>柏木22>指原20>渡辺麻19>松井珠16>島崎19>松井玲22>横山20>山本20>渡辺美20>峯岸20>多田18>入山17>川栄18歳
AKB48グループ全メンバー 年齢別リスト

期ごと見てみると入山10期、川栄11期の2人が抜擢。
小嶋1期>大島2>高橋1>柏木1>指原5(H1)>渡辺麻3>松井珠S1>島崎9>松井玲S1>横山9>山本N1>渡辺美N1>峯岸1>多田3(H1)>入山10>川栄11期

年齢及び期から見てみるとセンターを中心とした前列はベテラン勢中心の手堅い配置(ポジション)となっている。

本年6月に行われた第5回選抜総選挙の順位を入れると以下のとおり。
小嶋9位>大島2>高橋8>柏木4>指原1>渡辺麻3>松井珠6>島崎12>松井玲7>横山13>山本14>渡辺美15>峯岸18>多田43>入山30>川栄25位
総選挙投票結果

センター小嶋9位、高橋8位、多田43位、入山30位、川栄25位などが選抜総選挙の順位より好ポジションとなっている。

AKB48枠で見た場合、25位川栄、30位入山までの間に梅田彩佳19位、高城亜樹20位(JKT48兼任)、北原里英21位がいるので、これら3人よりも川栄、入山が運営側から推されているようだ。(10位の宮澤佐江はSNH48専任で除外された模様)

同様にHKT48枠では、43位の多田までに伸び盛りの宮脇咲良26位、兒玉遥37位の２人がいるので、多田は今回大抜擢されたと見るのが妥当だろう。昨年AKB48から新天地のHKT48を自ら志願して移籍しがんばったことが認められたのか。

あえてセンターを渡辺麻友、島崎遥香、松井珠理奈らの次世代メンバーとはせず、また、人気の指原、大島を外して小嶋陽菜にした理由について考えてみた。

始めは、小嶋がAKB48のわずか3人(小嶋、高橋、峯岸)しか残っていない1期生の１人で年齢は25歳、AKB48グループの中でも年長から4番目となっていて、今年の総選挙は9位と神7から落ちてしまったことや同期の篠田、板野の卒業もあり、いつ卒業してもおかしくない(小嶋本人も卒業を考えているとの発言をしている)状況なので、AKB48の総合プロデューサーの秋元康氏が卒業までにセンターポジションで歌わせてやりたいという親心が働いての抜擢かなと思った。

だが、仮に卒業が前提とされていないと考えれば、小嶋は第1～4回までの選抜総選挙は神7入り(6位→7→6→7位)をして安定した人気を得ていることに加えて、AKB48でも1、2位を争う“美貌(ビジュアルの美しさ)”の持ち主である。

「ハート・エレキ」の前メジャーシングル曲「恋するフォーチュンクッキー」をセンターで歌った指原莉乃は最近可愛くなったと評判になっているが、それでもその評価は大多数の支持までは至っておらずビジュアル面で課題を持っていた。さらに指原は個人的な人気とかなり個性的なキャラ(バラエティー寄り)の持ち主なので、運営側(=秋元康氏)としては指原の個性でAKB48がバラエティー寄りにイメージづけられるのを避けるために、指原と対局にいる小嶋をセンターにして指原のイメージを中和したいと思ったのかもしれない。さらに、小嶋にはアンチによる攻撃が少ないと言われている。

何度も「ハート・エレキ」のVTRを見返したが、今回はメンバーのビジュアルの美しさが際立っている。“女の子の神様”たる美貌の持ち主の小嶋をセンターポジションに据えることで、あらためてAKB48グループに豊富な人材がいることを印象づけようとしたのではないかと思うがどうだろうか。

<「ハート・エレキ」のTV映像>
9/18 じゃんけん大会『ハート・エレキ』映像
9/27 「ハート・エレキ」Mステ映像
10/04 「ハート・エレキ」名曲音楽祭映像
10/6 『ハート・エレキ』CDTV　20周年映像
10/19 「ハート・エレキ」Music Fair映像
10/26 「ハート・エレキ」AKB48SHOW映像
10/26 「ハート・エレキ」CDTV映像
10/31 「ハート・エレキ」MJ映像
11/01 「ハート・エレキ」Mステ映像
11/01 「ハート・エレキ」Mドラゴン映像

以上

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