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指原莉乃 センターポジションについて(総選挙分析ライター)

2013-08-12 18:39:38 | 分析系 メンバー
指原莉乃 センターポジションについて(総選挙分析ライター)


大島優子が過去2度選抜総選挙でトップを取り、直後のメジャーシングル曲(ヘビロテ、ギンガム)はセンターで歌ったが、それ以降のメジャーシングル曲は選抜選挙でトップをとらなかった前田敦子や渡辺麻友がセンターで歌ったことは記憶に新しい。すなわち、ファンが決めるセンターとAKB48グループ総合プロデューサーである秋元康氏(運営サイド)がAKB48のアイドルの頂点として考えているセンターは異なる。

今回、選抜総選挙でトップとなった指原は、当然そのことを大いに気にしているようで、8月5日発売の「AKB48総選挙! 水着サプライズ2013」のインタビューや日経エンターテインメント2013年9月号で、その辺(AKB48のセンターポジション)のことについて以下のように語っている。

自分は選挙でトップとなったが、「王道アイドル」になることには興味がなくなった。秋元さんからもスキャンダル以降、ずっと“おまえはもうアイドルじゃないから” と言われている。特に 「曲の中で(演じるアイドルなら)やりたいが、それ以外(例えば、バラエティー番組の場などだろう)で、アイドル的にかわいく何かやる」のはもう(難しいし、本意ではない)。アイドルは「かわいくて、笑顔で、元気」というのが王道で、AKB48なら「まゆゆ(渡辺麻友)」が該当して(自分はそれにあてはまらないと思う)。
だから、ファンのみなさんがセンターに選んでくれた総選挙の1曲だけセンターに立ちたいと思っている。


<8月5日発売の「AKB48総選挙! 水着サプライズ2013」 INTERVIER (山下剛一)>
(山下) 「指原さんの人生にとって、今回の勝利はどんな意味があると思いますか。」
(指原) 「なんでかはちょっと説明できないんですけれど、1位になって、アイドルはもういいやって思いました。自分が王道のアイドルになるってことに関しては、もう完全に興味がなくなった。」
(山下) 「なんでですか? だってお笑い扱いされつつも、ず~っと、あややみたいな王道アイドルになりたい! って人だったじゃないですか。ちょうどその頂点を極めたところなのに。」
(指原) 「なんで今そういう気持ちになったか、理由はわからないんですけれどね。秋元さんにはずっと言われてたんですよ。特にスキャンダル以降。“おまえはもうアイドルじゃないから”って。もちろん曲の中でやらせてもらうならぜんぜんやりたいですけれど、それ以外で、アイドル的にかわいく何かやるっていうのはもう・・・
(山下) 「指原さんがアイドルじゃなくなったんじゃなくて、アイドルの可能性を広げたんだって思ってましたけどね。こういうアイドルもアリだと証明したっていうか。」
(指原) 「あ~。でも私はそうは思わないんですよ。やっぱり、私にとってアイドルはかわいくて ! 笑顔で ! 元気で ! って王道のものであってほしいし。今回私がセンターになったからって、変わらないでほしいし
・・・中略・・・
(指原) 「やっぱりAKB48で王道のアイドルといえばまゆゆだから


<日経エンターテインメント2013年9月号 P62より>
(指原) 「私はAKB48を代表するタイプではないと思っているのでセンター願望はありません。でも、ファンのみなさんがセンターに選んでくれる、総選挙の1曲だけなら、センターに立ちたいと思っていました。」


過去運営側が推すトップとファンが推すトップが一致したのは前田敦子だけで、今回のように指原トップに対してアンチ(代表は漫画家の小林よしのり氏)の猛烈な反発があったうえに、秋元氏からも“おまえはもうアイドルじゃない”と言われているので、当然、どんなに度胸があり、「精神的に強くなった」と自身が言っている指原でも、センターは総選挙の1曲だけで十分ということになるだろう。

曲の中でアイドルをやらせてもらうならやりたいがそれ以外の場面でアイドル的にかわいく何かやるのは勘弁してほしい。そういう役柄はAKB48では王道アイドルの渡辺麻友が適任だと。逆にアイドルとしてセンターにつくことは遠慮ぎみ(引き気味)の発言だ。(指原はAKB48のセンターポジションは王道アイドルが就くべきだとの考えを持っている)

一方で、秋元氏はまだ指原の心の奥底には「正統派アイドルとしてセンターに立ちたい」という気持ちがあるのではないかと述べている。

<日経エンターテインメント2013年9月号 P64より>
(秋元康) 「(指原は)いじられて目立つのではなく、正統派アイドルとしてセンターに立ちたいという気持ちがあったんじゃないでしょうか。本人(指原)はどういうか分からないけど、今も心の奥の本音ではそうだと思います。」


この辺のところは、かなり微妙なところだが、指原にしてみれば、アンチの発言はともかく、秋元氏から“おまえ(指原)はもうアイドルじゃない”と言われ続けていればモチベーションも下がり、「正統派アイドルとしてセンターに立つ」などという気持ちも沸いてこないだろう。このところは“おまえはもうアイドルじゃないから”とスキャンダル以降指原に言い続けた秋元氏に責任がありそうだ。


「恋するフォーチュンクッキー」は指原がセンターだが、それ以降の曲のセンターを誰にするのか。昨年は大島がトップをとりギンガムでセンターとなった後は、渡辺麻友が「So long!」のみ単独でセンターを務めたが、「UZA」は大島、松井珠の2トップ、「さよなら クロール」は渡辺麻友、島崎、大島、板野の4トップだった。指原はAKB48の王道アイドルは渡辺麻友だと言ったが、今回の総選挙で渡辺が3位と振るわなかっただけに渡辺が単独でセンターとなるかは余談を許さない。

また、篠田と板野が卒業して抜けたあとに誰が入るのか、トップをとった指原のポジションをどうするのかなど。昨年「UZA」の初披露は9月のじゃんけん大会の時だったので、きっと東京ドーム公演が終わった8月後半ぐらいにメンバーには発表されるのではないか。

「恋するフォーチュンクッキー」の次の33枚目のメジャーシングル曲の選抜メンバーやそのポジションは非常に興味がわくところだ。


以上

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2 コメント

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Unknown (いちと)
2013-08-12 21:03:44
総選挙分析ライターさんの記事は、前々回といい前回といい、一つのインタビューの文字だけを見て、必要以上に悲観的に捉えてる感じを受けますw

自分の記憶が確かならば、秋元氏は指原がブログでブレイクしだした頃から、「あいつはアイドルより裏方のが向いている」
「そんなにぺらぺらと喋れるセンターはいない」とバッサリと指原のアイドル性・センター適性は切りつつ、他の何かを感じとって推し続けています。
また、指原も活動始めの頃は「センターに立ちたい」と言っていましたが、総選挙で9位になり4位になる選挙の前辺りから(つまりHKT移籍前)、
「自分はセンターに立てるなら立ちたいが、どのポジションでも楽しく出来る」と言っていました。
秋元氏の発言を受けて……というより、指原自身AKBとHKTの活動をしていく中で色々と考えが変化していった……と考える方が自然だと、自分は思いますが如何でしょうか?

あと、単純に指原が秋元氏の発言を素直に全て「はい」と受け止めるような素直な人間だとは決して思えませんw
そう言われたならば、「何だと?」と反骨的な精神で、乗り越えようとする気がします。
もし、指原が秋元氏の発言を素直に全て聞くような人間だったならば、良い方向か悪い方向かは分かりませんが、今の立ち位置に指原は決していないと思いますw

また、次のシングルのセンターは渡辺でしょうね。
「UZA」も本来は渡辺・松井のWセンターの予定が、渡辺がUZAのダンスを期日内にマスター出来なかった為に、大島になったらしいですから。
返信する
アイドル性はひとまず置いて… (kizudarake)
2013-08-14 00:31:38
水着サプライズの兒玉遥のインタビューが印象的。

指原がHKTに来てからの変化が最も印象的とのこと。
そして、影響力が甚大であったと。

当初こそ左遷と言われていた指原ですが、最大限のテコ入れという存在になりました。
そして、自分の組織を全国区に押し上げる。
更に、やっかみの対象にもほとんどならず、みんなに愛され評価される。

企業戦士ならば、業績は達成できるかもしれませんが、やっかみ対象にならないのは不可能。

アイドル性というのを、綺麗可愛い雰囲気に限定せず、
カリスマ性や好かれやすさなどの総称として捉えれば、
指原の1位は間違いないと感じるようになりました。

少なくとも、HKTメンバーにとってはアイドルでしょう。
多田愛佳も支柱になっているようで、ワロタファンとしては嬉しい。
返信する

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