指原莉乃トップ 大島優子の憂鬱 AKBファンの悩み(総選挙分析ライター)
6月8日に行われたAKB48 第5回選抜総選挙は事前の大方の予想を裏切ってHKT48の指原莉乃が大本命の大島優子や渡辺麻友に大差をつけてトップをとった。
筆者は数票だが指原に投票していたので、指原のトップは大変うれしかった。
そこまではよかったのだが、指原がトップをとってから、「指原のトップはふさわしくない」とか「指原に投票したファンはどうかしている」と真顔で声高に言う人が出てくるものだから、せっかく投票して総選挙を楽しんでいたのに興ざめしてがっかりしてしまった。
大方の予想は渡辺麻友か大島優子がトップをとると見ていたらしく、そうならなかったのが意外であり面白くないようだ。
だが、今回の総選挙をよく見てみると、指原のトップを除けばそのあとの順位は大島2位、渡辺3位、柏木4位、篠田5位となり、昨年4位の指原がトップの位置に来ただけで、指原を除いた順位はまったく昨年と変わっていない。指原が1位にワープしただけで、他は昨年順位そのまま。その後ろも昨年9位松井珠、10位の松井玲が昨年6位の高橋、7位の小嶋と入れ替わったくらいだ。指原の1位がなければ上位陣はおもしろみにかける選挙結果となっていた。
指原は第1回選抜選挙27位、第2回19位、第3回9位、第4回4位、今回トップとなり、過去一度も前年順位を下回ったことがない唯一のメンバーだ。なぜ、指原だけが順位を毎年伸ばし今年トップの栄冠に就いたのか。
実は第3回選抜総選挙のとき他の上位メンバーがほとんど順位の移動がないなか指原が順位を10アップ(第2回19位→第3回9位)させ大躍進した謎を分析したときにほかのメンバーにはない指原の特殊性(タレント力)に気が付いた。
第3回選抜総選挙分析 指原莉乃 大躍進の謎を解く
少し大ぐくりに見たとき、指原を除いた選抜16人の上位に来るメンバーは大なり小なりAKB48グループメンバーの中では可愛く、踊りや歌もできるという子だ。アイドルとして完璧とまではいかなくともアイドルとして必要な前述の要素の一つだけではなく二つ、場合によっては三つも持っている。アイドルとして甲乙つけがたい水準の高いメンバーが多い。
一方で、指原の場合、第3回選抜総選挙で9位になったときの挨拶で自ら言ったように「可愛くないし、歌、ダンス、演技は自信がない」とアイドルとして必要な要素が決定的に弱いと認めている。
指原はまだもっと若く売り出し中のころ写真写りが悪くカメラマンから「ブサッシー」と呼ばれていたのは有名な話だ。卒業した前田敦子は写真をとると9割が使えるのに対して、指原は100枚中たった2枚しか使えなかったというエピソードがあるくらいのカメラマン泣かせ。
歌やダンスにしても「意気地なしマスカレード」を昨年10月19日にMステで生声で歌ったが、声がかすれがちなうえに音程が狭く決してうまいとは思えなかった。ダンスにしても昨年10月28日のMUSIC JAPAN「UZA」では他メンバーに比べてダンスのキレが今一つだった。
このようにアイドルとしての決定打がないことを早くから自覚していた指原はアイドルの土俵でAKBの他メンバーと競争することは不利と判断してやめてしまい、他メンバーが得意としないニッチな領域のトークに賭けた。アイドルではないジャンルで個性を発揮しようとしたのである。そして活躍の場をTVに絞った。指原の夢は「TVにいっぱい出ること」これも指原ファンならみんな知っている。さらに昨年の文春スキャンダルで“アイドル”として頂点を極めることは不可能だと悟った指原は、なお一層ひたすらTVで芸人、タレントとしての技を磨き、人脈を広げていった。
指原莉乃 桜 はかないもの
つまり、指原はAKBメンバーでありながら他のAKBメンバーとは異なる世界(芸能界)に属している比率が多いため、ファン層が他のAKBメンバーと異なっている。だから他メンバーとは重ならないファン層による集票力を持っている。
ところが、指原を除いた選抜16人の上位に来るメンバーは、誰もが甲乙つけがたいほど“アイドル”らしいが、この甲乙つけがたいところが選挙になると弱点になる。アイドルとしての大きなくくりの中に入ってしまったメンバー間の競争は、他のメンバーに対する圧倒的な優位性、自らを他メンバーと大きく差別化するポイントを出しにくいので、メンバー同士でカニバリゼーションを起こし票の食い合いを起こしてしまう。そのために最後の決定的な集票力に欠けてしまう。それが指原を除いた上位陣(大島、渡辺麻、柏木、篠田)の順位は昨年と同じにも現れている。
今年トップを狙うと宣言していた渡辺麻友は誰もが認めるAKBのアイドルの中のアイドル、アイドルの“純粋結晶”みたいな存在だが、先輩の大島優子も可愛さはまったくひけをとらず、こちらもどこに出しても恥ずかしくないAKB48の看板アイドルなので、渡辺は結局3万5千票という大差をつけられ大島を抜くことは出来なかった。アイドルという同じパラダイム内の競争となってしまったために大島の厚い壁にぶちあたってしまった。大島がいる限り、渡辺は大島を抜くことが難しいのだ。
大島は選抜選挙2位になったときの挨拶で、(渡辺麻友に)「自分を踏み台」にして追い越してほしいと思っていたようだが、指原に踏み台にされしまった。大島がいる限り渡辺は大島を抜くことが難しいが、大島が卒業すれば良いかというとそう簡単ではない。実は、大島が卒業して自分の後継者は渡辺麻友だ、と指名しない限り、大島ファンの票はAKBのたくさんいるメンバーに分散してしまい渡辺の票はそんなに増えない可能性がある。けれども、大島が渡辺を自分の後継者だと指名すれば大島票の何割かは渡辺麻友に流れるだろうが、そうしてしまうと、昨年篠田麻里子が選抜総選挙で若手メンバーに挑戦的に話した「席を譲らなければ上に上がれないメンバーはAKBでは勝てない」に渡辺が適合することになってしまう。渡辺にトップをとらせたい大島としては憂鬱だろう。
今回の総選挙後に指原のトップに対して違和感を持ったファンが多いというのもある程度納得できる話だ。指原は150,570票の投票を得てトップになったが、この票数は64位までに入った全票数2,185,154票の6.89%にあたる。指原以外の2,034,584票(93.11%)は、AKB48グループのアイドルたちの順位をつけるために投じられた票であるのに対して、指原に投じられたのはアイドル順位投票というよりは指原応援票という色彩を持った票が相当含まれている可能性がある。アイドル選挙と違うジャンルの票というべきか。
全投票数の93%のファンはアイドル選挙に投票したのだが、アイドル間で票が最終的には割れてしまいトップはアイドルというよりもタレント、芸人と言える指原になってしまった。指原が集めた150,570票の投票のうちバラエティータレントとして、また、大分・博多・九州の“地元の輝ける星”として“元気の象徴”としての指原を応援したいというファンの票が93%のファンが応援したアイドルのトップ(大島優子)より、結果として多くの票となったのである。少数派の象徴が多数派のトップより多くの票をとってしまったのだ。(例えて言うと政権与党が圧勝した選挙で野党の人気議員が最大投票を集め首相となってしまったという感じ。日本は間接民主制なので実際には起こりえない。) もし、大島と指原がアメリカの大統領選挙のようにファンによる決戦投票をしたなら大島が圧倒的勝利を飾っていただろうし、渡辺麻友と指原が決戦投票をしても渡辺が勝っていたと思う。このAKBの選挙、すなわちアイドル票が割れる仕組みの選挙だからこそ“非アイドルの指原”がトップをとれた。
指原がそういう投票のからくりでAKBグルーブの“顔(トップ)”になったことで、アイドル集団がバラエティータレント集団に変わっていくかのような印象を与えた。
これが、総選挙後、多くのファンが非アイドル指原のトップに対して感じた違和感(悩み)ではないか。「合成の誤謬」に対する違和感と言ったところか。
状況的にはこんなところだろうと勝手に筆者なりの独断的分析をした(当たっているかどうか検証できない)のだが、「指原のトップはふさわしくないとか指原に投票したファンはどうかしている」という“アイドル原理主義者”からの執拗な攻撃が続いている。だが、指原のトップはこのAKB選挙の構造がもたらしたもので、指原への個人攻撃は的外れだ。
まして、今回の総選挙は立候補制で“過去スキャンダルが原因でAKBを卒業した元AKBメンバー”も立候補ができるようになっている。
そもそも選抜総選挙は総合プロデューサーの秋元康氏らの運営側が普段決めているメンバーの選抜や配置をファン目線で行うためにファン投票による投票数で決めようという年1回の祭典であり、ファンが選んだ人気投票がおかしいという議論が出てくること事態意味がわからない。指原ファンにしてみれば、黙っていると運営側は大島優子や渡辺麻友(最近は島崎遥香)をセンター近辺にして指原などは昨年4位にもかかわらず16人の選抜メンバーのいつも最後列だから、この機会に年1回ぐらいなんとか前列のTV映りの良いところで歌ってもらいたいという至極自然なファン目線から出た投票行動で、そういうファンが今年は多く、結果として指原はトップになっただけ。
選挙で選ばれてから良いの悪いのというなら、そもそも選挙をやる意味がない。そういうひとは総選挙にはかかわらず、普段、秋元康氏らの運営側が決めているメンバーで十年一律がごとく予定調和の美しきAKBの世界に浸っていればよいと思う。
最後に付け加えるなら、 “アイドル”票を特定メンバーに集める工夫をしなければ、来年以降も少数派の“非アイドル”指原がAKBグループのトップに君臨する可能性がある。(1指原ファンの妄想)
以上
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総選挙投票結果
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総選挙速報結果
総選挙速報分析1前年差
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総選挙速報分析5 速報値の修正
総選挙速報分析6速報と最終投票結果
総選挙アピールコメント再生回数順位
AKBグループメンバー人気動向 130518
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そこまではよかったのだが、指原がトップをとってから、「指原のトップはふさわしくない」とか「指原に投票したファンはどうかしている」と真顔で声高に言う人が出てくるものだから、せっかく投票して総選挙を楽しんでいたのに興ざめしてがっかりしてしまった。
大方の予想は渡辺麻友か大島優子がトップをとると見ていたらしく、そうならなかったのが意外であり面白くないようだ。
だが、今回の総選挙をよく見てみると、指原のトップを除けばそのあとの順位は大島2位、渡辺3位、柏木4位、篠田5位となり、昨年4位の指原がトップの位置に来ただけで、指原を除いた順位はまったく昨年と変わっていない。指原が1位にワープしただけで、他は昨年順位そのまま。その後ろも昨年9位松井珠、10位の松井玲が昨年6位の高橋、7位の小嶋と入れ替わったくらいだ。指原の1位がなければ上位陣はおもしろみにかける選挙結果となっていた。
指原は第1回選抜選挙27位、第2回19位、第3回9位、第4回4位、今回トップとなり、過去一度も前年順位を下回ったことがない唯一のメンバーだ。なぜ、指原だけが順位を毎年伸ばし今年トップの栄冠に就いたのか。
実は第3回選抜総選挙のとき他の上位メンバーがほとんど順位の移動がないなか指原が順位を10アップ(第2回19位→第3回9位)させ大躍進した謎を分析したときにほかのメンバーにはない指原の特殊性(タレント力)に気が付いた。
第3回選抜総選挙分析 指原莉乃 大躍進の謎を解く
少し大ぐくりに見たとき、指原を除いた選抜16人の上位に来るメンバーは大なり小なりAKB48グループメンバーの中では可愛く、踊りや歌もできるという子だ。アイドルとして完璧とまではいかなくともアイドルとして必要な前述の要素の一つだけではなく二つ、場合によっては三つも持っている。アイドルとして甲乙つけがたい水準の高いメンバーが多い。
一方で、指原の場合、第3回選抜総選挙で9位になったときの挨拶で自ら言ったように「可愛くないし、歌、ダンス、演技は自信がない」とアイドルとして必要な要素が決定的に弱いと認めている。
指原はまだもっと若く売り出し中のころ写真写りが悪くカメラマンから「ブサッシー」と呼ばれていたのは有名な話だ。卒業した前田敦子は写真をとると9割が使えるのに対して、指原は100枚中たった2枚しか使えなかったというエピソードがあるくらいのカメラマン泣かせ。
歌やダンスにしても「意気地なしマスカレード」を昨年10月19日にMステで生声で歌ったが、声がかすれがちなうえに音程が狭く決してうまいとは思えなかった。ダンスにしても昨年10月28日のMUSIC JAPAN「UZA」では他メンバーに比べてダンスのキレが今一つだった。
このようにアイドルとしての決定打がないことを早くから自覚していた指原はアイドルの土俵でAKBの他メンバーと競争することは不利と判断してやめてしまい、他メンバーが得意としないニッチな領域のトークに賭けた。アイドルではないジャンルで個性を発揮しようとしたのである。そして活躍の場をTVに絞った。指原の夢は「TVにいっぱい出ること」これも指原ファンならみんな知っている。さらに昨年の文春スキャンダルで“アイドル”として頂点を極めることは不可能だと悟った指原は、なお一層ひたすらTVで芸人、タレントとしての技を磨き、人脈を広げていった。
指原莉乃 桜 はかないもの
つまり、指原はAKBメンバーでありながら他のAKBメンバーとは異なる世界(芸能界)に属している比率が多いため、ファン層が他のAKBメンバーと異なっている。だから他メンバーとは重ならないファン層による集票力を持っている。
ところが、指原を除いた選抜16人の上位に来るメンバーは、誰もが甲乙つけがたいほど“アイドル”らしいが、この甲乙つけがたいところが選挙になると弱点になる。アイドルとしての大きなくくりの中に入ってしまったメンバー間の競争は、他のメンバーに対する圧倒的な優位性、自らを他メンバーと大きく差別化するポイントを出しにくいので、メンバー同士でカニバリゼーションを起こし票の食い合いを起こしてしまう。そのために最後の決定的な集票力に欠けてしまう。それが指原を除いた上位陣(大島、渡辺麻、柏木、篠田)の順位は昨年と同じにも現れている。
今年トップを狙うと宣言していた渡辺麻友は誰もが認めるAKBのアイドルの中のアイドル、アイドルの“純粋結晶”みたいな存在だが、先輩の大島優子も可愛さはまったくひけをとらず、こちらもどこに出しても恥ずかしくないAKB48の看板アイドルなので、渡辺は結局3万5千票という大差をつけられ大島を抜くことは出来なかった。アイドルという同じパラダイム内の競争となってしまったために大島の厚い壁にぶちあたってしまった。大島がいる限り、渡辺は大島を抜くことが難しいのだ。
大島は選抜選挙2位になったときの挨拶で、(渡辺麻友に)「自分を踏み台」にして追い越してほしいと思っていたようだが、指原に踏み台にされしまった。大島がいる限り渡辺は大島を抜くことが難しいが、大島が卒業すれば良いかというとそう簡単ではない。実は、大島が卒業して自分の後継者は渡辺麻友だ、と指名しない限り、大島ファンの票はAKBのたくさんいるメンバーに分散してしまい渡辺の票はそんなに増えない可能性がある。けれども、大島が渡辺を自分の後継者だと指名すれば大島票の何割かは渡辺麻友に流れるだろうが、そうしてしまうと、昨年篠田麻里子が選抜総選挙で若手メンバーに挑戦的に話した「席を譲らなければ上に上がれないメンバーはAKBでは勝てない」に渡辺が適合することになってしまう。渡辺にトップをとらせたい大島としては憂鬱だろう。
今回の総選挙後に指原のトップに対して違和感を持ったファンが多いというのもある程度納得できる話だ。指原は150,570票の投票を得てトップになったが、この票数は64位までに入った全票数2,185,154票の6.89%にあたる。指原以外の2,034,584票(93.11%)は、AKB48グループのアイドルたちの順位をつけるために投じられた票であるのに対して、指原に投じられたのはアイドル順位投票というよりは指原応援票という色彩を持った票が相当含まれている可能性がある。アイドル選挙と違うジャンルの票というべきか。
全投票数の93%のファンはアイドル選挙に投票したのだが、アイドル間で票が最終的には割れてしまいトップはアイドルというよりもタレント、芸人と言える指原になってしまった。指原が集めた150,570票の投票のうちバラエティータレントとして、また、大分・博多・九州の“地元の輝ける星”として“元気の象徴”としての指原を応援したいというファンの票が93%のファンが応援したアイドルのトップ(大島優子)より、結果として多くの票となったのである。少数派の象徴が多数派のトップより多くの票をとってしまったのだ。(例えて言うと政権与党が圧勝した選挙で野党の人気議員が最大投票を集め首相となってしまったという感じ。日本は間接民主制なので実際には起こりえない。) もし、大島と指原がアメリカの大統領選挙のようにファンによる決戦投票をしたなら大島が圧倒的勝利を飾っていただろうし、渡辺麻友と指原が決戦投票をしても渡辺が勝っていたと思う。このAKBの選挙、すなわちアイドル票が割れる仕組みの選挙だからこそ“非アイドルの指原”がトップをとれた。
指原がそういう投票のからくりでAKBグルーブの“顔(トップ)”になったことで、アイドル集団がバラエティータレント集団に変わっていくかのような印象を与えた。
これが、総選挙後、多くのファンが非アイドル指原のトップに対して感じた違和感(悩み)ではないか。「合成の誤謬」に対する違和感と言ったところか。
状況的にはこんなところだろうと勝手に筆者なりの独断的分析をした(当たっているかどうか検証できない)のだが、「指原のトップはふさわしくないとか指原に投票したファンはどうかしている」という“アイドル原理主義者”からの執拗な攻撃が続いている。だが、指原のトップはこのAKB選挙の構造がもたらしたもので、指原への個人攻撃は的外れだ。
まして、今回の総選挙は立候補制で“過去スキャンダルが原因でAKBを卒業した元AKBメンバー”も立候補ができるようになっている。
そもそも選抜総選挙は総合プロデューサーの秋元康氏らの運営側が普段決めているメンバーの選抜や配置をファン目線で行うためにファン投票による投票数で決めようという年1回の祭典であり、ファンが選んだ人気投票がおかしいという議論が出てくること事態意味がわからない。指原ファンにしてみれば、黙っていると運営側は大島優子や渡辺麻友(最近は島崎遥香)をセンター近辺にして指原などは昨年4位にもかかわらず16人の選抜メンバーのいつも最後列だから、この機会に年1回ぐらいなんとか前列のTV映りの良いところで歌ってもらいたいという至極自然なファン目線から出た投票行動で、そういうファンが今年は多く、結果として指原はトップになっただけ。
選挙で選ばれてから良いの悪いのというなら、そもそも選挙をやる意味がない。そういうひとは総選挙にはかかわらず、普段、秋元康氏らの運営側が決めているメンバーで十年一律がごとく予定調和の美しきAKBの世界に浸っていればよいと思う。
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以上
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指原莉乃と島崎遥香
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総選挙アピールコメント再生回数順位
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指原が一位の結果も受け止めなければならないと思いました。
しかし、指原に投票した人としなかった人の結果に対する気持ちの隔たりは予想外に大きかったと思います。
ダイアモンドの竹井さんが記事にしていましたが
今回の結果は、選挙のやり方を考えるよい機会かもしれないと思いました。
第88回 AKB総選挙「指原1位」、ホントにそれでいいの!?公平な選挙制度が持つ「光と影」を考える (2013.06.11)
http://diamond.jp/articles/-/37195
一度躓いた指原に対し寛容か非寛容か、というものがあると思います。
指原には一位となる権利は永遠に失われたと考える人々(ダイアモンドの竹井氏はこちらに属するようです)と、
そうではなくその後の頑張りによって権利は回復される、というものです。
前者の方から違和感を拭うことはなかなか難しいですよね。頑張りによって権利回復したと考えて投票した人たちの結果は最初から「影」と決めてますから。
あなたが昔からシステムに反対しているならともかく推しが卒業している状態ではなんだかなあと。
あなたがその記事に共感してもかまわないですが、あっちゃんが選挙前後によく調べもしない事書かれたりしませんでしたっけ?
例えば指原さんは9000票を1人の中国人がどうこう…3実際はコミュニティ内で数十人がだしあって投票したのが9000票ですし、まるで他のメンバーには外国票がないかのようなメディア、記事等。
持論はそうなのかもしれませんが、こういう記事があるからと持論の地固めをする形は好ましくない感じがします。