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城塞と魔法使い

2020年02月23日 | PS4
 
これがシタデルの世界。うー久々にこれほどよく出来たオープンワールドゲーを見た気がするな。これらの風景はみんな実際に行けて、採取できる草木や動物や敵が生息してる世界です


 ここの所新型コロナの息詰まるようなニュースばっかりで滅入るよね~…。
 うちは家族に仕事でマスク使ってるのがいてちまちま買いためてたんで今の所足りてるんだけど…でもいつ収束するか分からないんで1枚を洗って2日間使ってるですよ(-_-)
 まあマスクってぶっちゃけウィルスに関しては防御力はほぼないと思ってるんだけど、万が一自分が無症状感染してた時のための保険っすね…。
 この新コロ騒動は国際機関や政府レベルでの上の対応に不可解な点が多くて、一般人にはホントに何が何だか分からない状況になってるけど…でもこうなった以上もうビビってても仕方ないんで、身辺を清潔に保って規則正しい生活を心がけ、ゲームで楽しくすごしてる方がマシだと思うよ。結局このブログ的にはいつも結論はそれですが(^^;



 それはそうとしてDDON終わってから2ヶ月経ったんだよなあ。終わった事で何が一番変わったかと言うと、ゲーム屋ぶらぶら見に行く習慣が復活した事だな。ゲーム屋まで行くメリットは予定外の面白そうなタイトルに巡り会える所だよね。このシタデルってのもそれまでまったくノーチェックだったんだけど、デスストと隻狼買いに行った時、妙に興味を引かれてつい手に取ってしまったですよ。1万円しか持ってなかったからデスストも隻狼も一緒に買えなかった(笑)。そっちは後から買い足したけどその話はまた後日という事にして。



魔法使いって言うから一応黒魔くんの名前付けたんだけどさ~…黒魔くんの自虐の笑いが聞こえてきそうなキャラメイキング(笑)。ぶっちゃけキャラメイクの選択は男女と老若のみっすね


 シタデルって「城塞」って意味なんだってさ~。なんで魔法使いと城塞が関係あるのかはまったく不明…というのもこのゲーム、ストーリーがないのよね。だだっ広いオープンワールドに1人で放り出されてそれっきりなゲームです。
 1人と言っても、シタデル世界にはクマとか馬とか妖精さんとかいろんな動物がいて、魔法を使って好きな生き物をペットとして同行させられるんだよね。(ただしご飯をちゃんと食べさせないとどっか行っちゃいます(^^;) 独特なグラの美麗な世界をクマや馬やユニコーンに乗ってのんびり探索して廻る…そういうのがいいという人には大当たりなゲームだと思う。



素材採取は採りたい物に魔法をあて続けるだけ。思わぬ掘り出しものが一緒に採れる時があって、地味な作業なんだけど結構楽しい




 マルチプレイモードもあって、そっちは鯖にinすると他のプレイヤーと遊べるみたいね。マルチの最大の特徴は「城塞」の攻防でチーム戦ができるみたいなんだけど…あんまりこの静謐な世界と合ってないシステムに思えるなあ。あたしはソロプレイ一択なんでシングルモードしかやる気ないんですが、フレと待ち合わせてお散歩するみたいな遊び方も出来そうですよ。


序盤のお供はクマが最高! HP高いし乗っても以外と早く走ってくれる。これは2代目クマーなんだけど、一緒にいる時間が長くなると飼い主の方を向いてくれるようになるんだよね~以外と設定が細かいv



シタデルの夜はブルームーンライト。さあクマー月の光を浴びながらもう一走りするで~☆



 SS見ても何となく分かると思うけど、グラと地上戦闘はまんまTESの雰囲気なんだよね。触り心地はオブリビオンの魔法使いプレイにめっちゃ似てるですよ。魔法使いと言いつつ近接攻撃で殴り倒したりしてる所も(笑)。
 だがしかしこのゲーム、TESと劇的に違う所は空中を自由自在に動ける事なんだよ。シタデルの主人公がレベルアップ毎に作れるようになるアイテムの中に「空飛ぶほうき」があるんだけど、これを入手するとゲーム性ががらっと変わる(笑)。オープンワールド探索ゲーから空中アクションゲーになります! 
 空中移動のなめらかさはもう特筆もので、高さも移動速度もまったくラグなしで自由自在なんだよ~よくここまでやったなと思うくらいに。空中アクションにすべてのリソースをつぎ込んでると言っても過言ではないと思う(笑)。
 もちろん空中から地上の敵を攻撃する事も可能なんで、ほうきアクションを使いこなせばかなりレベル上の敵でも倒せる面白さがあるですよ。ただしドラゴンとか本当の強敵は空飛んでるんだけとね! レベル低い時見つかるとめっちゃ怖い(笑)。



風を切る音がかなりリアルで空飛んでる感めっちゃある!

 
 シタデルのウリはもう1個あって、タイトル通りに大魔法使いの白亜の館が自分で自由に作れてしまうのです。その辺はマイクラ要素入ってる。あたしは建築にはそれほどハマらず、木材で掘っ立て小屋みたいなの量産して満足してしまったけど、マイクラ好きな人なら世界を旅して好きな場所を見つけて開拓してお城作り、とやる事は尽きないんじゃないのかな。さらにシングルモードだと経験値ましましとか飛行スピードアップとか素材使い放題とか自分で好きなように設定して始められるんで、ゲーム初めてすぐに建築放題する事も可能になってるですよ。



クマー!!!(絶叫)
晴れの日も雨の日も一緒にいたクマーが死んでしまった…(ToT) シナリオはないけど、プレイヤーの行動がストーリーになるというオープンワールドゲーならではの出来事…




 グラやキャラクリがアレなんで、なんでスパイクは今わざわざこういうの持ってきたのかな~と最初は思ったんだけどやって納得したです。なかなかの良ゲーだなーと。
 TES+マイクラと言ってピンとくる人なら定価で購入しても損はないかも。体調不良で予想外のお休みが出来た時にでもどうでしょ…?(笑)



シタデル世界ではどこからでもこの謎の魔法使いのじいちゃんが見える。この人が世界を見守ってるという事のようですが…でもこの立像の所にはどうやっても辿りつけないようになってるし、ストーリーがないのでこれが誰なのかは永遠の謎です

円環の記憶

2020年02月03日 | ドラゴンズドグマオンライン

ホントの初期に作られた「異界の狭間」の方には確かイベントでしか入れなかったんだよね。それが後から「異界の狭間・深層」としてちょっとマップ付け足したものが出て、いつでも入れるようになった。今回おぼじゃと黒魔くんが巡ったのも深層の方です


 ご無沙汰した上にまた前回のファミ通ネタ引きずるんですけど、あの中で松川さんが「当時のスタッフにネトゲにするのとDDと同じ路線でやるのとどっちがいいって聞いたらDDと同じようにやりたいと答えた人が多かった」ってぶっちゃけたのは正直ちょっとびっくりしたよ。ドグマをネトゲとして盛り上げて続けていくなら言わない方がいい所だからね~。もちろん、終わっちゃったから言えたんだろうけど(笑)。
 これはドグマはあくまでポーン主体のソロゲーであって欲しいあたしのような信者にはとても心地よく響く言葉だけど、多少言い訳じみて聞こえたというのは意地悪すぎるかな(^^;




城下の職人街のすみっこにあったグランシスのポーンギルドと比べるとかなり格式高い雰囲気のレスタニアのポーン郷。宿も店もみんなポーン達が担当してるしポーン自治区とも言えるかも。ポーン優遇設定というよりもネトゲとして覚者PT をメインにするためにポーン達を覚者依存にせず傭兵として独立させる意図があったのかもですが…



 でもそれがまったくのリップサービスでもないんじゃないかと思える理由が、このポーン郷の存在だったりする訳です。ポーン救出イベントはポーンがクラフト要員ではなくバトルメンバーとしてPTにいる事が前提なんで、まだDDONがはっきりネトゲ路線に定まる前に作られた部分なのかもしれないと深読みする事もできそうなんだよね(笑)。もしかしたらDDでぼんやりとした語られなかったポーンの設定についてもっと踏み込んだ描写をしようとしてたのかも? そうも思えてしまってな…。
 DDONにはDDON独自の世界観があって必ずしもDDの設定をそのまま踏襲してないかもしれない、っていう前提の上での考察なんですが、レスタニア初期の施設に何か「踏み込んだ描写」の痕跡が残ってないかな~…最後にそれだけは自分の目でしっかりと確認しておきたかった、そんな記憶のお話です。

 
 

フタが開いたりしてますが…ここから何かが這い出たのか(^^;


副葬品らしきものはあるんだけど遺骨はないな。ここにいた人は骨を残さず霧散したのか…だけど覚者が普通の人としてではなくポーンと同じように竜の理の円環の中で魂が輪廻するのだとしたら、骨が残らないのも辻褄は合う気はしますで。無理矢理すぎ?(笑)


 初期の異界の狭間と共通なエリアにある入れ物のようなオブジェ…思い返すと当時はこれについて笑っちゃうほど思考停止でスルーしてたな。深層の方に行くと、このオブジェを囲む形で倒れてる遺体がある場所があるからやっと、これってやっぱり棺なのかなとぼんやり気付いたですよ。
 と言うのも、ポーン達が帰る場所と棺っていうのが全然結びつかなかったからなのよ。
 
 ドグマの基本設定では、ポーンは外の世界で死亡した状態になると竜の理の円環システムによって自動的にここに呼び戻され、死因になった怪我も全部回復した状態で復活する事になってるよね。その時覚者が迎えに来てくれなかったりして放置される時間が長くなると、ポーン達は徐々に記憶をなくして狂戦士化したり魔物に変貌したり、最後には消滅して異界のエーテルに還ってしまう。その設定をクローズアップして、覚者と離れたポーンや孤独のうちに狂った覚者は姿すら保っている事が出来なくなるんだよという事を示した恐ろしい場所が黒呪島だった訳ですが…。



  
異界には水が流れているように見えるけど、こうして座ってみると水とは違うテクスチャーが敷いてあるのが分かるですよ! 何か透明な気体のような…? これが何らかの設定の元にあえてそうしたんならここまで作り込んでくれて嬉しい


 黒呪の話は置いといて、ポーン達はここにいる時はいつでもHP満タンで生きてるか、自己の存在理由を失って消滅してしまうかなんで、棺の必要なんかまったくないのよね。じゃあ一体これは誰の棺なんだと考えると、やっぱり覚者しかいないよね…???
 どう考えても棺に入ってるのは覚者…とすると、白竜が元気ですべてが上手く回っていた頃のレスタニアには志半ばで死んだ覚者を異界の狭間に葬る慣習があったんじゃないかと思えてくるんだよ。

 考えてみると、覚者になるっていうのは心臓がなくてもフツーに暮らせるゾンビというか人間以外の妖魔のような存在になる事と同義なんだよな~。ポーンを人じゃないと言うなら覚者だって同じなのよね。
 あたしはDDの頃から、ドグマの世界観は握り寿司のようなものに見えてしょーがなかった。一般の人々やグランシスの原生動物たちの従来の輪廻転生システムをシャリ部分とするなら、界王養成チームの竜、覚者、ポーンが属しているのはその上に乗っかっているネタ部分のようなものなんじゃないかって。
 覚者は一般的な生き物の輪廻サイクルには入らず、ポーンと同様に竜の理システムである異界の狭間に還る、そうあるべきとされていたとしても不思議じゃない気はするんだよなー…。




時々外のフィールドでも見かけるけど、装備が散乱してるオブジェ。ブーツや兜とか身につけていたものは転がってるんだけど遺骨がないのです。これは人じゃなくてポーンが戦闘不能になってリムに戻った、またはここで消滅した意味のものなんじゃないかと思うけど…どうなんだろ


 グランシスとレスタニア、2つのドグマ世界を巡って改めて円環について考えてみた時、ふとこんな事が思い浮かんだですよ。
 ドグマ世界では、一度覚者になってしまうとまた次も覚者になる存在として生まれて戦い続けなければならない運命なんじゃないか。「永遠の円環」の真の意味はそういう事なんじゃないか…? 
 ゲーム的には、プレイヤーはどんなキャラ作ってもゲーム始める毎に覚者なのは確定だから筋は通ってる(笑)。
  
 もしかしてここに覚者の魂も集められるんだとしたら…覚者だった者のデータを使ったポーン、つまり死んだ覚者にそっくりなポーンが発現してもおかしくはないんじゃないだろうか。ポーンは魂のエコーというのはそういう意味じゃないのかな…と。

 DDのエンディングはメインポーンが覚者の外見になり、周囲から覚者と認識されて世界に存在を始めるってオチだった。DDDAのあの人は、愛していた覚者のコピーと化していたその人のポーンを恋人のように扱って側に置いていた。やっぱり覚者=自我を得たポーンって解釈は公式認定と考えていいんだと思う。
 今はポーンとして存在しているキャラが過去の覚者のコピーだったとか、実は記憶まで残っていたとか、記憶まで共有した個人のコピーはもはやコピーと言えるのだろうかとかそういう妄想もアリかな~…(笑)。
 竜と覚者とポーンがいるドグマの世界観はホント奥深いからね~DDONのSSとゲームとして動かせるドラゴンズドグマがある限り、次作出るまでずっと妄想に浸っていられそうですおvvv




「あのさ黒魔くん…ヘンな事聞くけど、前にも2人でここに来たっけ…?」