警察官と共に交番の屋根からこの地域を昼となく夜となく見守り続け目を光らせているワシである。どのような些細なことも見逃すことなく任務を遂行されていることで住民は安心して日常生活を営んでいるこの幸せに感謝している。
迂回道路が遮断されている道路の崖に雑草と共に桑の木が茂っていた。ちょうど桑の実が熟し始めているところで珍しいのでカメラに収めた。葉は蚕の食料であり実は食べられる。雌雄別の木で受粉は自然に行われるそうだ。
二月三月花ざかり、うぐいす鳴いた春の日のたのしい時も夢の内。五月六月実がなれば、枝からふるい落とされて、近所の町へ持ち出され、何升何合はかり売り。もとより酸っぱいこの体、塩につかって辛くなり、しそに染まって赤くなり、七月八月暑い頃、三日三晩の土用干し、思えばつらいことばかり、それも世のため人のため。シワは寄っても若い気で、小さい君らの仲間入り、運動会にもついて行く。ましてや戦のその時は、なくてはならぬこの私。「今年は豊作で自家製ウメボシが楽しみなり」
清水が丘公園の東端の地下を通る大原隧道は、昭和2年（1927）水道本管を施設するために水道施設として完成した。トンネルの延長254，5メートルで入り口は、煉瓦がフランス積みで積まれている。とても爽やかな風景と感じる。
歩道脇にある桜の木の根本が緑色で覆われている。この時期の繁茂だろうがコケにもいろいろとありそうだ。この場所には三種類の状況を見ることができる。
マンションの基礎工事が始まった。5階建て２６戸であり一戸あたりのスペースは敷地面積から考えるとゆったりした広さだと思う。その基礎工事部分の鉄筋の骨組み具合を見るとしっかりとしたもので頼もしい限りである。完成の暁にはどのような姿を見せるだろうか？他人事ながら楽しみである。
最近、是までに見たことがなかった物が路上に散見されるようになった。マスクである。朝夕の散歩以外は外出自粛で家の中だが､この現象が気になり写真に収めてみた。散歩中の人達の90％以上の方はマスクをされている。落としたのか捨てたのかは分からないがこのような現象が早くなくなることを願いながら、時のしおり、トルコ行進曲、抜刀隊、軍艦などの曲を聴きながら散歩を続けている。そして最近、マスクは店頭に並べられるようになってきた。供給網も整いつつあるようだ。
今朝の空は青空だが東方の空は異様な雲模様である。入道雲のようなモクモクとした様に一波乱あるかなと思ったがなさそうだ。この雲で昨日の夕方散歩中に耳にした怒鳴りが声思い浮かんだ。それはある一軒家の中から父親であろう大きな怒鳴り声が響き渡ったのである。「何だ！もう一度言ってみろ！何語だ！何だと～！……」との怒鳴り声が。対象は小学生以下の女の子のようである。いろいろな不満をこの子に全部ぶつけて叫んでいるような怒鳴り声はDVのようだ。毎朝の散歩で気になる家となった。
公園の中にあるテニスコート周りの土手が黄色で覆われている。是まで何となく見過ごしていたが緑と黄色に惹かれて近寄り見るとそれはタンポポの花だった。
大岡川沿いの護岸隅に雑草という名の草が茂りだした。早朝この草を取り除く男性がいる。雑草取りはいいことだが、抜いた雑草を道路に置いていくのでこれが枯れると道路が汚れてくる。雑草が根付かないようにとの思いで置いていくのだろうが人それぞれに思うことが異なる。己は善いことと思っても第三者から見ると異なることがある。自分の行動には身を引き締めて人生を歩んでいくことの大切さを思い知らされた朝の散歩であった。
スズメの姿を見るとどうしてもカメラを向けたくなる。可愛い！その動作が！昔は稲作で米を食べると農家の方に嫌われ「かすみ網」を張って捕獲されていた。時代は替わり昔のようにスズメが多くなく寂しい限りで或る。公園や歩道などでのスズメは楽しそうにひょいひょいと居場所を変えてついばんでいる。
最近になって大岡川沿いに放置自転車が急増している。子供用、ママチャリから大人用自転車とまだ十分に使用できる自転車である。盗難車ではないようだが余りにも無責任な行為である。不法投棄ののマットが整理されたと思ったら今度は自転車ときた。
数日前に竹の選定を行ったがもう新しい葉が育ち始めた。その竹の上には実をつけた梅の枝が伸びている。今朝その竹に思いもしない景色をみることとなった。剪定で残った竹の枝に梅実が乗っている。よく見ると竹の枝に梅の実が刺さっている。偶然だとしても世の中は思いもよらぬことが起きるものであり遭遇するものである。人生は平凡であるかもしれないが偶然の積み重ねでもある。今朝は素晴らしい景色をみた思いである。
大岡川にクラゲの姿を見るようになった。まだ単独の姿だが､ふんわりと泳ぐ姿は宇宙遊泳のような趣がある。クラゲの数え方は一匹、二匹となるそうだ。ボラも姿を見せだした。
昨夜来の雨と風をしのいで子孫を守りました。地面に落とすことなくしっかりとつかみ取り今日の晴れる日を待ちました。晴れ日に濡れた綿毛が乾き身軽になって風に乗って自由に子孫が飛んでいきます。雨にも負けず風にも負けず生き抜きます。
