いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

8月・葉月・心の健康

2024年08月01日 07時14分53秒 | 心に留めた言葉

「でも」のほとんどは何とかなる、何とかできる。(田部井淳子 登山家1939~2016)

 女性で初めての世界最高峰のエベレスト登頂に成功した,田部井さん。子育てと登山の両立に目が回る忙しさだった頃、それでも大好きな登山のためなら、時間とお金をやりくりして、山を目指す努力を惜しまなかったそうです。

 できない理由を並べてため息をつくより、「これならできるかも」と、できるようにする方法を考える。田部井さんはこうして、長女が3歳になった昭和50年、エベレスト登頂を果たしたのです。

「でも」を封じなければ、「でも、年だから」と、内向きになってしまう。「もう少し若かったら」の「…たら」も禁句。必要なのは、「やりたい」という強い気持ちと勇気ある一歩。これも、自身の経験から田部井さんが贈ってくれているエールです。

 

 

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6月・水無月・心の健康

2024年06月04日 09時08分28秒 | 心に留めた言葉

 失敗は人を傷つはしない。失敗を恐れる心が人をだめにすいるのだ。(ジャック・レモン アメリカの俳優 1925~2001)

「解説」ジャック・レモンは、アメリカの名門ハーバード大学からハリウッドへと進んだ、異色の俳優です。マリリン・モンローとの共演などで人気を博しました。彼が得意としていたのは「変化を演じること」。内面の変化はもちろん、鮮やかな変装術で、ときには女装をし、観客を大いに笑わせました。新しい役に果敢に挑戦したことで、演技の幅はグンと広がり、アカデミー賞をはじめ、カンヌ、ベネチア、ベルリンなど映画祭の賞はすべて受賞するといった活躍ぶりでした。俳優人生の中には失敗もあったでしょうが、それを恐れていては、人々の記憶に残る演技はできなかったかもしれません。 失敗なくして成長はない。多くの偉人たちの生き様が、私たちにそう教えてくれています。

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5月・皐月・心の健康

2024年05月10日 06時46分45秒 | 心に留めた言葉

 休息する 時間がなければ 継続できない(オウィディウス 古代ローマの詩人BC43~AD17)

「解説」 仕事熱心な日本人は「休み下手」と言われます。休みを取る際に、つい「申し訳ございませんが…」と言ってしまうのは、罪悪感の表れなのでしょう。それに比べてヨーロッパでは、2~3週間の長期休暇を取ることもめずらしくありません。 ただ、祝日の数を見てみると、世界平均の10日に対して日本は16日とかなり多く、ちょっと意外な気もします。これに対して有給休暇の消化率は大きく逆転し、主体的に長期で休むヨーロッパと、決められた祝日で小刻みに休む日本。休みに対する考え方にも大きな違いがあるようです。どんなに勉強や仕事ができる人でも、休みなしに続けることはできません。オンとオフを上手に切り替えることが、結局は長続きの秘訣なのです。

 

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12月・師走・心の健康

2023年12月01日 10時20分07秒 | 心に留めた言葉
 一つのドアが閉まるとき、別のドアが開く(アレクサンダー・グラハム・ベル1847~1922イギリスの発明家、科学者)
「解説」電話を発明したベルの言葉です。この言葉は次のように続きます・「しかし、閉まったドアをいつまでも残念そうに見つめているので,私たちのために開いているドアが目に入らない」。進むべき道が閉ざされてしまったように感じたときは、このベルの言葉を思い出してください。そして、物事がうまくいっているときは、ほかの道を探したりしないものです。本当に困ったときこそが、新しい可能性を探すチャンスなのかも知れません。
 今年もまもなく終わります。2023年はどんなに一年でしたか?来る年が、皆さんにとって可能性に満ちた、すばらしい年でありますように!
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11月・霜月・心の健康

2023年11月01日 06時50分00秒 | 心に留めた言葉
人のために灯りを灯せば自分の前も明るくなります。(黒柳徹子タレント、司会者、エッセイスト1933~ )
「解説」                                                                                                                    NHK放送劇団で女優としてデビューして以来、芸能界の第一線で、マルチな活動を続ける黒柳徹子さんのの言葉です。「見て見ぬふりをできないのが人間。人のために灯りを灯せば自分の前も明るくなります。人のためにしたことは自分に返ってくるということです」。自伝的な『窓ぎわのトットちゃん』をきっかけに、黒柳さんは1984年にユニセフ親善大使となりました。この話を受けたとき、自身の子供時代、敗戦国日本にユニセフからミルクや毛布を送ってくれたお返しの気持ちもあったと語っています。親善大使として世界中を飛び回り、訪問した国は30ヵ国以上。戦争や飢餓で苦しむ子供たちに希望の灯りを灯し続けました。




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10月・神無月・心の健康

2023年10月02日 07時13分27秒 | 心に留めた言葉
 今日という日は残りの人生の最初の日(アラン・ボール アメリカの脚本家1957~)
「解説」「あのときこうしておけば…」「あんなことを言わなければ」など、人生には後悔がつきものです。でも、いつまでも過去に引きずられていてはもったいない。人生は一度きり、失敗から学び、次に何をするか考えるべきです。
 この言葉は、映画『アメリカン・ビューティー』のセリフに用いられ、1960年代のアメリカで流行しました。もともとは、薬物中毒者救済施設の設立者の言葉で、人生の再スタートを切る人々の背中を押してきました。
朝、目覚めたとき「今日が最初の一日」と思えば、いろんなことにチャレンジできる気がしませんか?今日は昨日の続きではなく、一番新しい日。そんな気持ちで一日を大切に過ごしましょう。

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長月・9月・心の健康

2023年09月01日 09時54分15秒 | 心に留めた言葉
 小さく砕いて、一つずつ解決すれば、解決できない問題はない(アンドリュー・カーネギー アメリカの実業家1835~1919)

「解説」 長い人生では、抱えきれないほどの困難にぶつかることがあるかもしれません。しかも、問題が複雑に絡み合っている場合は、事の大きさになす術がなく、立ち尽くすことだってあるでしょう。そんなときは、問題をいつたん俯瞰してみることです。一度に解決しようとせず、絡み合った糸をほどく作業が必要です。一見、時間がかかるように思えますが、結局はこれが一番の近道で、結び目全体も案外するりとほどけるかもしれません。また、目標に挑むときも同じで、目指すものが大きければ大きいほど、最初の一歩が踏み出せないものです。そんなときは、目標を小さく砕いて、少しずつ始めて見ませんか?まずは初めの一歩を踏み出すことが肝心です。

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8月・葉月・心の健康

2023年08月09日 07時22分14秒 | 心に留めた言葉
今を切に生きる。(瀬戸内寂聴・尼僧・作家1922~2021)
「解説」波瀾万丈の生涯を送った、作家で尼僧の瀬戸内寂聴さん。その著書や説法にたびたび出てきた言葉です。もともとは、曹洞宗の開祖・道元の教えで、「いまこの一瞬をひたむきに生きる」とぴう意味です。寂聴さんは語ります。「お釈迦様は、『過去を追うな。未来を願うな。過去は過ぎ去ったものであり、未来はまだ判っていない。今やるべきことに精一杯力を注げ』と言われました。今を切に生きましょう。
 戦争、離婚、数々の恋、人気作家としての活躍、そして51歳に突然の出家。起伏のある人生から語られる言葉は多くの人を勇気づけ、95歳になっなお、長編小説を発表。最後までこの言葉どおり、そのときどきを切に生きた、99年の生涯でした。

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7月・文月・心の健康

2023年07月01日 09時39分58秒 | 心に留めた言葉
 好奇心はいつだって新しい道を教えてくれる。(ウォルト・ディズニー アメリカの実業家1901~1966・アメリカのアニメーション産業の草分け的存在で、「ミッキーマウス」の生みの親)
「解説」できるだけ頭も体も元気に歳を重ねたい。これは多くの人の願いです。脳にとって一番の栄養は、知的好奇心だと言われています。「もっと知りたい」、「やってみたい」とワクワクすることが脳を刺激し、やったことのないことをすると、脳のさまざまな領域が活性化するのです。
 好奇心を育てるのにおすすめなのは、新聞をじっくりと読むこと。インターネットでは興味のある情報だけに偏りがちですが、幅広い情報が網羅されている新聞は、興味がなかった分野のことも知れて、世界が広がります。そして、自分のアンテナにピンときたら、「やってみよう!」の気持ちをたいせつにしてください。三日坊主でも大丈夫、何より、一歩踏み出すことが大切です。
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6月・水無月・心の健康

2023年06月17日 07時04分24秒 | 心に留めた言葉
「垣根」は相手が作るっているのではなく、自分が作っている(アリストテレス 古代ギリシャの哲学者 BC384~BC322)

「解説」 「あの人はなんだか気難しい」「いつもそっけない態度でよそよそしい」など、人と付き合っていく中で、心の垣根や壁を感じることはありませんか?こんなときはつい、相手が自分を受け入れてくれないと思いがちですが、     実はその壁は、相手ではなく自分が作っているのだと、アリストテレスは言っています。
 相手に嫌われているのではなく、実は自分が敬遠していたり、相手が心を開いてくれないのではなく、実は自分が本音を隠していたり。その人と心の壁がない関係を築きたいなら、まずは自分の心をのぞいてみましょう。心の壁は自分の中にあるのかもしれません。相手は自分を映す鏡です。自分が変わることで、相手も変わるのです。
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5月・皐月・心の健康

2023年05月01日 15時11分47秒 | 心に留めた言葉
 歩け、歩け。続けることの大切さ。(伊能忠敬1745~1828 商人、天文学者、地理学者、測量家)

「解説」江戸時代に実測によって初めて日本地図を完成させた、伊能忠敬の言葉です。交通手段もない時代に、全国津々浦々を徒歩で測量しました。さらに驚くのは、彼が地図の制作に着手したのは、55歳だったこと。平均寿命が30歳代とも言われころの話です。現在の千葉県で生まれた忠敬は、酒造家のほか村の名主などを務め、家業と村の発展に尽力。家督を長男に譲った後、天文学を学ぶため、50歳で江戸へ。55歳から71歳までの17年間で全国への測量は10回にも及びました。忠敬は私たちに2つのことを教えています。新しいことへの挑戦に年齢は関係ありません。そして、コツコツと継続すれば、これほどの大事業も成し遂げられるということです。



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12月・師走・心の健康

2022年12月02日 10時08分10秒 | 心に留めた言葉
わたしたちは年々老いていくのではなく、日々新しくなっていく。(エミリー・ディキソンンアメリカの詩人1830~1886)
「解説」「歳を重ねても日々新しくなるなんて、きっと内面だけのはなしでしょう?」という声がきこえてきそうですが、いいえ、そうではありません。私たちの体を構成する約60兆個の細胞は、少しずつですが毎日入れ替わっています。人間は歳を重ねても、ないめんてきにはもちろん、肉体的にもあたらしい自分にうまれかわっているのです。
 また、「いくつからでも遅くはない」と教えてくれたのは、にほんさいこうれいのフィツトネスインストラクター、タキミカさんこと瀧島味香さんです。65歳で運動を始め、90歳を超えても元気に活躍する姿は多くの人の励みになっています。
 まもなく今年も終わります。来年も日々新しくなる心と体で元気に過ごしていきましょう。
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靖国・令和4年11月・第808号

2022年11月08日 10時50分45秒 | 心に留めた言葉
   
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11月・霜月・心の健康

2022年11月03日 09時50分28秒 | 心に留めた言葉
私は何時も自分の出来ないことをしている。そうすればできるようになるからだ。(パブロ・ピカソ 1881~1973スペインの画家)
「解説」子供の頃は、苦手なことにもチャレンジするきかいがありましたが、大人になると得意で無いことからは、遠ざかってしまいがちです。それをあえてやったのが、ピカソです。天才というイメージが強いのですが、世界で最も多作な美術家として、ギネスに認定されています。約1万3,500点の絵とデッサン、10万点の版画、3万4,000点の挿絵など、78年間の作家活動で残した作品は、実に約15万点にも上ると言われています。

「しあわせのヒント」脳への刺激のためにも苦手なことにも挑戦しよう。自分の意外な才能に気づくチャンスかも!?
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10月・神無月・心の健康

2022年10月01日 04時08分25秒 | 心に留めた言葉
人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある (坂本龍馬土佐藩士1835~1867土佐藩主を動かし大政奉還を画策した。新しい日本を作ろうと奔走したが、志半ば、京都で暗殺された。)

「解説」長い人生の間には、どうにも逃れようのない窮地や苦境に立たされることがあります。そんなときはつい「八方塞がりだ」と、頭を抱え込んでしまいがちですが、そんなことはない、今はみえていないだけ、道はいくらでもあるのだと、龍馬は教えてくれています。言わずと知れた幕末の志士。新しいもの好きで女性好き、立場の違う人の話もしっかりと聞き、誰とでも仲良くなれる人間味あふれる人でした。既成概念にとらわれず、人のよいところはどんどん吸収していった、龍馬らしい言葉です。
 人は道が一つしか無いと思ったら、行き詰まってしまいます。でも、見る方向をちょっと変えれば、道なき道もみえてくるのです。

*しあわせのヒント
  行き詰まったら他人に聞くも良し、一人で思い悩まないことです。必ず他の道もあるはずです。

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