続・知青の丘

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熊本県現代俳句協会 会報 「現代俳句くまもと」 第19号 

2022-01-28 08:56:42 | 熊本県現代俳句協会
熊本県現代俳句協会 会報 2021年度 第4号
 現代俳句くまもと 第19号 

総 会 に 代 わ る 特 別 措 置 
会報第18号において、会長候補の自薦・他薦を求めましたが、締切りまで推薦がありませんでした。そこで、役員会を開き、加藤知子会長の再任を決定しました。本来は、同決定に基づき、総会の承認を受ける必要があります(規約第6条、7条)。しかしながら、コロナ禍のため、総会を開ける状況にないため、「総会に代わる特別措置」として、この会報及び皆様のご意見にてご承認ください。ご意見などは、2月末日まで、事務局あてにご連絡ください。
なお、決算報告等は、会報20号でご報告します。

★第3回 紙上句会 開催のお知らせ
投句締切 : 2 月 28 日
投 句 先 :  吉 良香 織 宛
参加費:会員・準会員は、無料。
会員外の方は、投句の際、
84円切手6枚を同封してください。

5句まで投句可能(1句でも可)
◎ この句会は、詠みと読みの勉強会なので、
投句された句は公開されません。

★ 第13回 九 州 地 区 現 代 俳 句 大 会 
〈優良賞〉
まっすぐな胡瓜こころが痛みます  萩 瑞枝
ときどきは叫びたくなる烏瓜    林 紀子 
〈参加者一句抄〉
初秋のさらさら流る淋巴液     西村楊子
ふるさとをたためば銀河からこだま 中山宙虫
左心室カテーテルで見る立夏かな  右田捷明
炎天ののこぎりを引く身の軽さ   西田和平
向日葵の立ち枯れ仮面舞踏会    加藤知子
水弾く茄子の体を拭いている    林よし子
神の留守鬼の被れる人の面     吉良香織
みぞおちに音の膨らむ虫時雨    徳山直子
にんげんがこぼれるこぼれる萩に風 西口裕美子
ロボットの大きな御辞儀山笑う   生田一代
夕焼けに染まり我が身を見失う   佐藤恵美子

~第14回 九州地区現代俳句大会 お知らせ~
同俳句大会は、熊本県現代俳句協会の担当です。 
2023年11月頃に開催する予定ですので、
皆様のご協力をよろしくお願い致します。

★ 第 4 3 回 県 民 文 芸 賞 
〈次席〉 林 紀子
身の内の牡丹崩るる音を聞く
葉桜となりて祈りの生まれけり
寿命とは莢豌豆に問いかける
老人の眉間につづく夏怒濤
良夜かな今日いちにちの砂を吐く

★ 第 2 6 回「 草 枕 」国 際 俳 句 大 会 
〈西村和子選 入選〉
退院の日の見えて来し秋の風  荒尾かのこ
〈インターネット投句部門 入選〉
秋の城仰ぐ眉間を広くして   真弓ぼたん

★ 荒尾・グリーンランド遊園地 IKKUグランプリ
   (熊本県現代俳句協会後援) 
〈特別審査員賞:熊本県現代俳句協会 加藤知子選〉
フリーパス日焼けのあとは白時計
この夏は一人でのるとなく子かな
帰り道パパの背中でメリゴーラン
天を舞い降り立つ彼女はゴクウかな
ハリケーンポテトほおばる君が好き

★第 5 7 回 滔 天 忌 俳  句 大 会 
地賞:革命と検索をする滔天忌    西村楊子
人賞:幼より聞きて親しき滔天忌   宮中康雄
佳作:七転び八起きのをとこ鷹渡る  徳山直子
 〃 コロナ禍の三百五十句滔天忌  荒尾かのこ
参加者一句抄:根子岳は雲を離さずそばの花 生田一代

     ~~~お 知 ら せ~~~
〇 当会の会報は第13号から、現代俳句協会ホームページに掲載されています。是非ご覧ください。
〇現代俳句協会から「現代俳句の風」の投句用紙が届いたら
(12月号巻末に綴じこめてあります)
是非ご参加ください。無料で掲載されます。
〇 会員の方は、現代俳句協会から振込用紙が届き次第、今年度分の会費をお振込みください。
準会員の方は、会費として、84円切手12枚を、当会事務局の西田あてにお送りください。

熊本県現代俳句協会 会報 第19号

2022(令和4)年1月25日 発行

発行人 会 長  加藤 知子 

編集人 事務局長 西田 和平

Eメール kumamoto_gendaihaiku@yahoo.co.jp


◎紙上句会について
熊本県内の方なら
会員外の方でもご参加OKです。
上記メルアドにご連絡ください。
参加費は84円切手6枚を
郵送していただく必要があります。
先着5名までです。



コメント (2)

俳句短歌誌『We』 第 13 号 目 次

2022-01-26 10:35:04 | 俳句
We 第 13 号 目 次
俳句招待作家「空席」 ・・・・・・・・・・・・・・ 未補  2
俳句招待作家「うつろ舟」 ・・・・・・・・・・・ さ青 3
巻頭エッセイ「スピーチからはじめる短歌入門」 ・・・ 安西大樹 4
俳句特別作品「聖痕もしくはヒジリ痕」 ・・・・・・・ 阪野基道 7
俳句・川柳作品・・・・・・・・・・・・・・・・・・  8
 松永みよこ 宮中康雄 森さかえ 森 誠   石田真稀子 
 内野多恵子 江良 修  小田桐妙女 男波弘志 柏原喜久恵 
 島松 岳 下城正臣 瀬角龍平 竹本仰 いなだ豆乃助 
 しまもと莱浮 竹岡一郎 加藤知子 
特別作品50句「第四の壁」 ・・・・・・・・ 斎藤秀雄  18
前号俳句ふたり合評・・・・・・・・・・・・・・・ 20
前号俳句藤田踏青選・・・・・・・・・・・・・・・ 27
竹本仰の前号俳句鑑賞・・・・・・・・・・・・・・ 28
俳句エッセイ「蜂の巣考―軽みのこと」 ・・・・・・ 男波弘志 35
古・難・珍季語集(7) ・・・・・竹本仰 小田桐妙女 加藤知子 36
短詩グラマトロジー 第七回:逆説 ・・・・・・・・・ 斎藤秀雄 38
森さかえ句集『木星は遠すぎる』評 ・・・・・ 西村楊子 斎藤秀雄 40
外山一機作品「あいまいな喪失」を読む ・・・・・・・ 竹岡一郎 44
竹岡一郎作品「騙り部たち」を読む ・・・・・・・・・ 外山一機 46
短歌特別作品「ブーゲンビリア」 ・・・・・・・・・ 富田桜子 48
短歌特別作品「未生の旅人」 ・・・・・・・・・・ 斎藤秀雄 49
短歌作品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 
 服部 崇 阪野基道 芳樹景子 柳本々々 
 安西大樹 加藤朱美  北辻󠄀一展 弟子丸直美 
 てらもとゆう 永田義彦 西田和平 西村 曜   
前号短歌評 ・・・・・・・・ 阪野基道 西村曜 北辻一展 56 
短歌英訳の試み ・・・・・・・・・・・・・・・・ 芳樹景子 59
北辻一展歌集『無限遠点』評 ・・・・・・・・ 江良修 服部崇 60
共鳴句探訪 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 加藤知子 64
ありがとぼいす・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65
原稿募集・略規 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67
編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 68
表紙絵 千原蘇堂 / 装幀 西田和平

きのう、入稿してきました。
3月1日発行予定です。

購読会員の方は、13号がお手元に届いてから
14号分と合わせて2000円お支払いください。

13号購読予約及びバックナンバー購入希望の方は
お知らせください。
単発購入の場合は、1冊1100円です。
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『証言・昭和の俳句』を読んでいてビックリしたことが

2022-01-20 23:41:09 | 俳句
ブックオフオンライン古書で千円安で手に入れた本です。
要らんことですがー

2021年8月15日発行、コールサック社
聞き手・編者 黒田杏子

全527ページに及ぶ分厚い書で、
まだまだ83ページ当りなのですが
鈴木六林男への黒田インタビュー(「証言」)のなかで
「三鬼の名誉回復裁判」(P64)という項に出くわした。

なんのことだろうと読み進めると
昭和54年に小堺昭三なる作家が
「京大俳句事件」の裏話のようなものを書いた『密告』なかで、
俳壇で通用している名前を用い
西東三鬼を、何と「特高のスパイ」として
描いたようなのである。

で、鈴木六林男が異議を唱え、
三鬼の次男斎藤直樹を原告とし
著者の小堺昭三と発行社の(株)ダイヤモンド社を被告として
訴訟を起こしたというのである。

「死者の名誉回復」のための裁判であり、
新興俳句の存続をかけた闘いだったという。

鈴木六林男曰く、
「もっとも、ぼくにしてみたら、西東三鬼さんの名誉回復と同時に、そのままにしていたら、新興俳句そのものが抹殺されてしまう、俳句史的に葬られる、それが残念でしたから、勝つか負けるかわからんけれど、一丁、やるかということで。それにぼくは、やったことのないことをやるのが好きやからね(笑)」

「昭和五五年(ワ)第五六四号謝罪広告等請求事件」
(西東三鬼 名誉回復裁判 と入れてネット検索したら
判決及び判決内容全文が読めました)

心ある俳人が原告側の証言をするなかで、
山本健吉は断ったとか・・・
著者の小堺は
嶋田青峰の息子嶋田洋一に取材したのだとか
裁判費用捻出のこととか
色々詳しく書いてあります。

結果、勝訴して
(昭和58年3月28日判決言い渡し)
簡単にいうと
謝罪広告(別紙記載)を
朝日新聞と毎日新聞の朝刊全国版社会面に
各1回掲載せよと。

裁判というものはどちらを勝たせるかで
法律の適用をするものだから、
有るのは勝つか負けるのみ
正義が勝つわけではないけれども
三鬼さんの名誉が回復されてほんとに良かったです。

(ウィキペディアより三鬼の句8句)

水枕ガバリと寒い海がある
算術の少年しのび泣けり夏
白馬を少女瀆れて下りにけむ
中年や遠くみのれる夜の桃
おそるべき君等の乳房夏来(きた)る
露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す
広島や卵食ふ時口ひらく
頭悪き日やげんげ田に牛暴れ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こういう記事を書いたあとで
ナンですが
きょう、「肉のドッキン市」に肉買いに行きました。
昨年末の31日以来だったのですが
なんとなんと解体中でした。
そして、なんと12月31日は
店じまいセールだったようなのです。
そんなの何も知らないで
31日も午後になると
4割引きとかするんだね
などとうちのと話したりしていたのでした。
そういうことだったのかあ~と
きょう分かった次第です(笑)。

でもポイントが溜まっていたんだよねえ~

麻生田のイオンのワイドマート(1月16日まででした)も
肥後銀行立田支店も
熊本銀行麻生田支店も
3月までには統廃合のもよう。

馴染みの店が無くなり、
馴染みの銀行が遠くなります。

21日追記)
熊本銀行麻生田支店は、
1月14日(金)までの営業だったみたいです。
きょう、貼り紙を見てきました。
なんだかなあ~

22日追記)
裁判関連でここに追記しておこう。
きょう、知ったこと。
そして、とても悲しくなったこと。

拙ブログ2020年7月14日に
「乳腺外科医逆転有罪!」と題してUPした記事に関連して。

この実刑判決のあと、
その医師の息子さん(12才)が自殺したそうだ~
ああ~なんてことだろう。

この裁判は最高裁に上告され、
2022年1月21日に結審したそうだ。




コメント

拝受賀状5種

2022-01-11 22:40:32 | 俳句

水墨画の陀斎人先生
「百歳を目指してガンバ!」
だそうです。

はがきハイク第23号
いつまでも眠る冬すみれひらく日 笠井亞子
なんとなく人に生まれてきて炬燵 西原天気    

虎ノ腑ニ入リ日ノ本脱出ス  修宏

Y・Mさんから
俳人としては存知あげていますが
この方も確か画家さんだと思います。

千原蘇堂さんから
以上は、
挨拶というより作品として
送って下さったとおもうので
ブログ掲載しました。

最後にこれも
昨年12月に頂いた絵葉書
カラバッジョ(1571~1610)
の<聖アガピトゥスの殉教>
こういう画家さんがいたことを
初めて知りました。


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美男葛の成れの果て?!

2022-01-07 18:44:37 | 花や木や
今年の、狭庭の美男葛はこんなに!!
ヤバい量でしょ。
盆栽に仕立てるつもりが
ほったらかしにしたので
こういうことに。

A4サイズの用紙に広げてみました。
花バサミで一つずつ切り取るとき
これが金貨か銀貨だったらなあ~
なんて思いましたが・・・
なんか童話とか創れないものですかね~


このまま、全部狭庭に落ちて
芽を出したら大変なことになるので
全部取ってしまいました。

俳句はいくつか作ってあるので
もっと役に立たせることは
もうないでしょう。
ごめんよー

ということで
個人的な記念にUPしておきます。

そうそう、
最近気になっている


この無用の長物をどうしょうかな~と。
あまり使い込んではいないのですが
まだ私が生きているうちは
処分したくないのですがね・・・
コメント (4)