続・知青の丘

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富貴蘭が咲いていた!

2020-06-30 16:24:10 | 花や木や空や自然
孫守と雨降りと守疲れで寝込んでいて
庭を見ていなかったら
いつのまにか富貴蘭が咲いてくれていた。
昨年が咲かなかったので
実はほったらかしにしていて忘れていたんだけどー。
そうしたら、先ほど買い物から帰ってきて
ちらっとなにやら白いものが見えて・・・
連れ出して記念撮影。
こんなに咲いたのは初めて!!
それに、梅雨の時期に咲いてくれるのは嬉しい。
香りも上品です。
これも、
何年か前にご近所さんからの頂いたもの。
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文芸雑誌「だぁひん」(1975年創刊?)を知りませんか?

2020-06-27 17:05:08 | 俳句以外

私の手元にあるのはこの一冊!
1976年1月発行の第2号のみ。
編集発行人は、宮崎端
(熊本市大江町渡鹿774、とある)
表紙絵・カットは、栗崎英男
同人雑誌ではないらしい。

目次には
「酋長シバの歌」・「不思議な靴」北原政吉
「船団」青地菊夫
「冬へ」藁一平
等がみえる。
これらの詩や小説など力作傑作ばかりだ。

実は、この文芸誌のことは
おそらく大学2~3年の夏休みかなんかに帰省した折
地元紙熊日新聞で知ったと思うのだが、
私は、「追憶」という詩を投稿して掲載して貰っている。
全く知らない人たちの文芸誌に何を思ったのか
若さゆえか、・・・
記憶がない。
いま読むと恥ずかしいのだけれど
我が片思いと
旅先の資料館で知ったじゃがたら娘「こしょろ」の望郷の念
とを重ね合わせて書いている。

そのあと、この「だぁひん」がどうなったか
など思ってもみなかったのだが。
ちょっと漁っていたら出てきた・・・・

このあと、この文芸誌はどうなったのだろうか。

ご存知の方がいらっしゃれば
ご教示お願いしたいです。

*「だぁひん」はドイツ語かなと思い
derhin
で、意味を調べたら
とあった。


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第36回熊日俳句大会入賞句より共鳴句2句

2020-06-22 07:48:38 | 俳句
第36回熊日俳句大会(2020・06)
<天賞の句>
百年の雑談を吾と秋の亀  吉良香織
「百年の雑談」とは、よくぞ言い切った。
スケールがでかくて素晴らしい。
亀との取り合わせも妙である。
(吉良さんは熊本県現代俳句協会会員)

入賞句のうち、共鳴句2句。
(ちなみに、課題は「戦争を詠んだ俳句」または雑詠となっていたようだ。)
選者は長谷川櫂氏。

真夏日の引き揚げ列車未知の地へ  遠山磨利子(地賞)
 私の母は、新潟出身の父母を持ち、生まれも育ちも台湾。父は熊本出身だが、旧制中学まで熊本で修め、台湾台北の師範学校へ、そして彼の地で教員をしていた。母も同師範学校卒で同僚だったそうだ。祖母も教員をしていて、そのススメがあって結婚したようだが、敗戦で引揚。当然のごとくに父の故郷熊本の、田舎の農村地帯へと一家4人で引き揚げてきた。経済的にもこれまでの暮らしと大きく違い、熊本弁も分からない、本当に未知の地へ、3歳と1歳にも満たない幼子を抱え、23歳の母はやってきたのであった。母の心情が思われる一句だった。

亡き人と語りたい時草むしる   藤本淳子(秀逸)
 私は草とりが嫌いではない。むしろ庭や家の周りの草をむしり、土をいじっている時は癒される。草むしる時間は、内省の時間でもあり、会えない人と語り合う時間でもある。

次の句は、逆選かなあ~
弾も切れ蛇まで喰らひ犬死す   中﨑公夫(入選)
「犬死す」はあまりにもキツい言葉だろう。これでは、戦争に駆り出された庶民の御霊は浮かばれないような気がする。逆説的な句だとしても、そのようには捉えにくい。

(令和2年6月8日付熊日新聞より)


昨日の17時15分前後、日食を観察して感動していた。
かなり欠けていた。
昨日はちょっと寒いくらいに涼しくて
時折強風も吹き、ちょっと異様な感じもあった。

日食グラスを持ってないので、何かないかと色々試し
昔の下敷きの代わりになるものを・・・・と
タッパーはダメでプラスチックの容器で観えた。
マイメガネは紫外線カットも入っているので大丈夫だろうしと。
(*特に黒色の下敷きは眼に悪いらしいのでお気をつけて)



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せりなずなごぎょうつんだらこども産む  知子

2020-06-17 09:49:04 | 俳句
せりなずなごぎょうつんだらこども産む  
(『アダムとイブの羽音』所収)
GOOブログ友さんからこの句のほうが好きだといわれ、
ふと6年前の俳友からの手紙を思い出し、再度読んでみた。
俳句同人誌『拓』(前川弘明代表、2016年1月終刊)にいた頃、
そのお仲間・横山隆氏(長崎市在住)に第一句集(2014年)を送らせていただいた時のだ。
私は、この手紙のひとくだりがとても気にいっている。

「物に名を付けて愛し自分もまた愛される幸福感。軽快なリズム感が好きです。シンプルですが、大きな詩だと思ひます。下五の、おおらかさ、ゆたかさ。このやうにレアルをもった詩語は、女性しか書けません。」

調子にのってUPしましたが、
句集を出したあとの反応は、良くも悪くも面白いから、
やめられませんね。

一茶さんは人間臭くて面白いですよね。
50過ぎて初めて結婚できて、
よほどうれしかったんでしょうね
「房事」の回数を記録していたみたい。
絶倫です!!
俳句にはなかったかなあ。
たしかあったような気が・・・・


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この句ですか!?

2020-06-15 22:12:04 | 俳句
恋をして子を産んで雲雀野にキス   神野紗希

この句は幸せ感満載だから
ああそうですか、よかったねと~
それこそ勝手にせ~とも。

良く言えば生命感が溢れているとも。
雲雀野の囀りの賑やかさといったらもう凄いから。
だから「雲雀野にキス」は
大地を讃えているとしか受け取れないなあ。

世の中には恋や結婚に縁遠い男女がいるなかで
まず恋をした
結婚はどうか書いてないけどおそらく結婚もして
順調に子どもも授かった

子どもがなかなか出来なくて不妊治療している夫婦もいるのに
そして、とうとう諦めた夫婦もいるのに

こんな句を世の中に出すのは
私だったらちょっと申し訳ないというか
気恥ずかしい気分になる。
まるで自慢しているみたいで・・・
でも、若さってこういうことでしょうね。
大変けっこうなことです。

それより拙句
せりなずなごぎょうつんだらこども産む 知子
のほうがずっといいと思いませんか(笑)
なんちゃって。
きょうのブログのオチはこれでした!!

なんか言葉狩のような窮屈な世の中は嫌いだ!!




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