続・知青の丘

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なんだかついていけない「三代目、りちゃあど」

2016-12-08 21:22:06 | つれづれ
招待券を友人からもらったので、
別の友人と県立劇場に観に行った。
少しウィキペディアで下調べはして行ったが・・・・

作:野田秀樹
演出:オン・ケンセン
配役は歌舞伎界の中村壱太郎(リチャード三世役)
    狂言師の茂山童司(シェイクスピア役)
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・等々

リチャード三世は、15世紀イングランド・ヨーク家からでて2~3年間ほど王位にあったが、
家臣の反乱にあいボズワースの戦いで戦死。

シェイクスピアが、後続のチューダー朝の正当性を流布するために
リチャード3世を悪者(王位継承者を次々と抹殺)にしてかつ不格好な体つきに仕立て上げたのではないか
というところから、この舞台はあるように思った。

歴史は、文献資料や考古学的資料で裏付けられて明らかになっていくのだろうが、
ふと立ち止まって広く常識とされている事柄に疑義を唱える、あるいは、
思い付きで視点を変えてみるのも面白いことだろう。

そういう意味ではこの舞台に敬意を表するが、
はっきり言って、難解な舞台だった。

前衛的舞台って、きっとこんなのだろうとは思うが、
ついていけない、つらい、
英語と日本語が(もしかしたらもう一か国語)混じっているし、
舞台の両サイドの日本語訳(英語訳)を見たりするのも楽しめない。

とうとう休憩時間でドロップアウト。
館内の販売機のコーヒーを飲んで帰ってきた。
友人と笑いながら・・・。

野田秀樹の「エッグ」はとても面白かったんだけどなあ・・・

ウィキペディアによれば、
「2012年8月、リチャード3世の遺骨が、
記録された埋葬場所と一致するレスター市中心部の駐車場の地下から発見された。
遺骨は頭蓋骨に戦闘で受けたとみられる複数の傷があり、
また脊柱に強い脊椎側彎症が確認された。
王の遺骨発見に大きく貢献した歴史家のジョン・アッシュダウン・ヒル博士によって
探し出されたリチャード3世の姉アン・オブ・ヨーク(en, 1439年 - 1476年)の女系の
子孫(カナダ人マイケル・イブセン)のミトコンドリアDNA鑑定をレスター大学が行い、
2013年2月に遺骨をリチャード3世のものと断定した。」とある。








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