続・知青の丘

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阿蘇北外輪山(大観峰をめざして)へ

2014-10-25 21:15:26 | 阿蘇
こんなお天気のいい日に家にいるのは、私はいやなので
うちのを誘って阿蘇へ出かけた。

うちのは天気がいい日に家にいて、
PCいじりながら、青空をながめるのがいいらしく
あまり気乗りしていないふうだったが
わたしひとりで運転していくのは疲れるから助かった。

二重峠あたりからのよくある眺め
 
江戸時代には参勤交代のルート。
明治10年の西南の役では、阿蘇も巻き込まれいて、
飫肥隊の熊本入り、二重峠と滝室坂の激戦、撤退のルート・・・
阿蘇一帯は薩摩軍の勢力下にあったらしい。
南阿蘇には、
政府軍の警察官として参加した元会津藩の佐川官兵衛という人の
戦死顕彰碑?もあるようだ。

昨秋息子と行った天空の道、ラピュタの道のとこは
すこし整備されていて、結構、人が集まっていた。
以前行ったところより上方のせり出し部に登っていっての眺め


にらの花みたいな・・・・葉は細い線状          ススキや笹の葉蔭にひっそりと一輪ずつ、ぽつ、ぽつ・・・
        
われもこう(赤い小さな花ですが、写真では見えにくい)

名前のわからない花のような~
大きなアブ?(ミツバチ?)が潜っていたから花だろ?


市内から一時間半くらいでやっと大観峰へ
駐車場には車とバイクがいっぱい。
手前に停めて歩く。
空にはハングライダー

トイレとお土産、食事はここで・・
肥後のあか牛の串焼き一本500円!


猿回し劇場からの出張ライブ!
ごん太とはちろーさん。
ボール乗りのあと、
この高さのバーを飛び越えて、みんなから大拍手!!


千円・五百円などみんなからご祝儀をもらってごきげんです。

遠くでは、春の大々的な山焼きに備えて
輪地切りされた草を燃やしておられた。


ウメバチソウの花(初めてみました。)


うちのは、猿回しがかなり気にいったみたいでした。

帰宅後、はやとうりを貰ったので
皮を剥いてスライスして漬物にしたら、
その後、
隼人瓜に触った左手の腹の皮膚がむけて、ざらざらとつるつるに・・・
つっぱって・・・、かなりの違和感・・・・

かぶれてしまったのでした。
かゆくも痛くもないので
椿油を塗っていますが・・・

(翌日夕方、ほぼ24時間後には
元通り回復しました。
それにしても、ビックリしました。
して、漬物は食べても大丈夫かな。)

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女だけを責めないで!(「こうのとりのゆりかご」)

2014-10-18 14:10:08 | つれづれ
いつの世も女の性はかなしい。
そして、女だけが罪びとになってしまう。

先日、台風の影響もあって、暇にまかせて、全く知らない他人のブログを覗いていたら
大変気になる、そして吐き気を催すほど嫌な気分にさせられた記事に出くわした。


それは、
こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)に乳児死体を遺棄した女性を
責め立て中傷するものであった。
しかも、書かれた方はどうも女性のようであった。

そういうふうに、社会的弱者を攻撃する輩が世間にいるから
なおのこと、こういう事態にも結び付くことになるのではと思った。
非難罵倒して済む問題ではないと思う。


この事件は、病院関係者や支援者はじめ、私にも、
とてもとても残念で衝撃的な事件であった。

どうしていつも女だけが苦しみ、罪を犯す状況に追い込まれなければならないのか。
同性として心が痛んだ。

いつも望まれる妊娠ばかりではないだろう。
そういうときの女性の性は蹂躙された場合が多い。
たとえ、その時、当事者たちはそう思わなくても
結果的にそうなってしまうケースも多いのでは・・・・

孤立感・不安・・・などにさいなまれながら、
10カ月もお腹の中に抱えているだけでも大変なこと。

誰だって、恵まれた環境で子どもを産み育てたいと思っている!

それが叶わなくて、
どうしようもなくて
自宅で産み落とす・・・・。
自分の身体の危険性もあるというのに。
よほど切羽詰まった状況だったのだろう。
わたしなんか、とてもそんな覚悟などできない。


慈恵病院の方々の志は尊い。
こんなことでへし折れるくらいの志ではなかろうが
ショックは大きいだろう。

妊娠の事実は、事実で受け止めて、
早めに周りや慈恵病院に相談して最善の策を一緒に考えたらどうかなあー。
よくはわからないけれど
行政サービスやセイフティネットなども最大限に利用できるのではないかな。

赤ちゃんポスト雪は降るのに白いのに  知青

せつないね・・・

なんだか、このままでは書き終われない・・・
「憲法9条を保持してきた日本国民」が、「ノーベル平和賞」の候補として受理されたことに関する、
大林宣彦の「ノーベル平和賞候補は奇蹟」という寄稿文が
地元紙に掲載されていたので、
そのほんの一部を書き抜いて終わります。 

候補となるだけでも、人間の真の”勇気”を示すものとして現代の”奇蹟”と考えるべきである。
  試みに「憲法9条」の前文を、心を鎮めて朗読して御覧なさい。誰もが胸打たれ、涙するほどに美しい。
それはまるで、シェークスピアの詩文の如き台詞を聴くように心ふるえる。まさに、人間の叡智である。  
                       (2014・10・16付熊本日日新聞より)
 


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肉形石と俳誌『拓』

2014-10-17 09:41:36 | 俳句
昨日は、
太宰府にある九州国立博物館に台湾・台北故宮博物院の展示品を観に行って
気分転換ができたので、俳句に関するブログをアップする気分になった。
(それに他のヤプミーさんの素敵なお写真を見て~)

展示場に入場するまでに70~80分立って待って、
それからの鑑賞で足が草臥れたのではあるが。

みんなのお目当ては「肉形石」(にくがたいし)か。
有名なあの白菜は、日本にはきていない。
今回は東京と九州の2か所の展示。

台湾で観覧したときは、ツアーだったので時間が足りなくて足りなくて・・・・

書きたいことがないわけではないが
話がそれようとしているので、この辺でやめる。

同人俳句季刊誌『拓』とは。
2003年創刊
代表・編集・発行は前川弘明(1935~)
前川氏は詩人・俳人
海程創刊同人。
句集には
「草の上の午餐」(1989)
「柵の中の風船」(2001)
「樹の下の時間」(2007)
「月光」(2012)

2010・第65回現代俳句協会賞を受賞された頃の
(75歳のころ)の作品群より好きな句をいくつか・・・・

猪の眼の玲瓏(れいろう)なれば撃たれけり
霧を行く角をもたずともかなしまず
鵙日和まっすぐ古書店まで歩く

薄氷を壊して今日の来たりけり
船笛やすずなすずしろ朝の家

水平線のように朝寝をしておりぬ
花の雨ガス管に家つながれて
桜狩いつか死ぬ人ばかりくる
うっとりと遮断機こえるしゃぼん玉

男香る夏のはじめの松林
母上を殺めましたと洗い髪
八月の水ぶっかける被爆坂

図書館に春雨の傘立てておく
鳥帰る僧侶は自転車に乗って

さくさくと雪さくさくと命かな
水仙とモナリザ駅長室にあり

春の人野鯉を抱けば神のごとし
トランプのみな開かれて鳥の恋
笑いすぎて交番にいるチューリップ

まだまだ沢山あるのですが・・・硬くなくて、とても楽しいですよね。
いつまでもやわらいお心を持っていらして
うらやましい限りです。

「拓」第46号では、6頁にわたって
拙句集「アダムとイブの羽音」の特集を組んで下さいました。

第47号では、江良修氏の句集「長閑な他人」の特集でした。

同人誌なので有難いです!


巧まずて形おもねず青胡桃   知青








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青磁象嵌雲鶴文茶碗

2014-10-05 12:12:19 | つれづれ
今日は、台風18号が近づいているので
曇っていて風もあり、なんとなく不穏、かな。
そして、少し人肌が恋しくなるような肌寒さ・・・

それで、なんとなく7~8年前に買った茶碗を思いだし
なんとなく触ってみたくなって出してみた。

青磁象嵌雲鶴文茶碗~慶州市馬洞にある藍渓窯・文昌圭 作

ヘラ彫りの線刻あり



これは、
女友だちふたりで釜山慶州を
プライベートプランで旅行した時に窯元で購入したもの。

美しい薄手の茶碗なんですが
実際、お茶の先生の友人にたててもらったら
少し広がりすぎていてちょっと立てにくそうだった・・・。
が、ともあれ
手にとって見ているだけでもいい。


最近の韓国にはちょっと閉口気味で、旅行する気もおこらないー。
こんなにこじれて四つ巴!?
中国や北朝鮮とも複雑に絡み合い、今後どうなるのだろう。

こららの国々とは、一衣帯水の関係と言われて久しいが
古代から(いやいやもっと前から)日本とは
文物やひとの交流が盛んな国々だったのになあ~

「視野狭小な国家主観」では、お互いの未来は明るくならない。

(視野狭小の話はなにも国家間に限ったことではない!)

なあんて、茶碗一個から思い巡らしてしまったよ・・・

きょうは寒くて雨もふってきて暇なんだな。


恋という枯紫陽花に残る青   知青



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「毒」と「苦渋」と「理不尽」と少しばかりの「美しいもの」

2014-10-01 20:46:39 | 映画
最近オーバーワークで疲れ気味。
だから、家の中でGyaOの無料映画を何本か観ていた。

そして今日。
今日こそは、映画の日だし、
「猿の惑星・新世紀」を観に行こうと思ったけれど
3Dでないのは、朝9時15分からー
諦めた・・・

で、ブログで
GyaO無料で観た映画を紹介しておこう。

忠臣蔵外伝・四谷怪談

1994年製作。
監督は深作欣二。
忠臣蔵と四谷怪談を絡めた、ホラーっぽいもの。
高岡早紀がとてもきれいだった!

ミレニアムドラゴン・タトゥーの女
ミレニアム2 火と戯れる女

暴力的で卑劣な弁護士や父親に復讐したり、社会的悪に立ち向かったりする女の物語。
その女は、かなりの悪境遇の中で育つが有能。
そして、社会的弱者。
やられた分やりかえすので、観ていられる。
やられぱなしならとても観るに耐えられない!
女優さんって凄い。作品として残るからやれるんだろうな・・・・あんなこと・・・

ミレニアム3 を見つけたので
また観ようっと!

はっきり言って
どぎつくてグロテスクな映像もある。


こんなのを観ていると、
世の中は、
「毒」と「苦渋」と「理不尽」と
少しばかりの「美しいもの」でできている

というようなことをだれかが言っていたのを思い出す・・・・



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