限りなき知の探訪

45年間、『知の探訪』を続けてきた。いま座っている『人類四千年の特等席』からの見晴らしをつづる。

第17回リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー育成フォーラム開催

2016-07-03 09:07:01 | 日記
リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー育成フォーラム、7月 30日に開催。

出口治明会長の 5000年史は、1700年からは 50年単位になっている。今回は、いよいよ20世紀の後半部分を詳しくお話しをして頂く

タイトルは: 20世紀の世界、その2 ~第二次世界大戦まで~

出口会長の講演の前に、私の方から
 『知的情報収集法(前編) 欧文編+読書法、Web情報』
と題して下記の趣旨の話をする予定である。

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前回(2016年4月2日)のフォーラムでは『整版印刷・活字印刷 日本と朝鮮の比較』と題して、印刷技術の発展を題材として、日本と朝鮮の国民性などを比較しながら話をした。その後、聴衆者の一人からアンケートに次のような意見が書かれていた。

(要旨)あるテーマを調べる時に、どういう手順で物事を進めているのか、またどうすれば、該当分野の専門書や実物を見つけることができるのか、教えて欲しい。

この質問には、一種答えづらい雰囲気がある。というのは、泥棒が盗みの手口をばらすと、仕事がしにくくなるようなものだからだ。しかし、思い切って私の情報収集の方法について述べることにしようと思う。情報収集の基本は、本を読むことであるが、この際、どのような本を選んだらよいのか、またどのように読めばよいのか、という読書法から始まって、図書以外の情報収集、とりわけWeb情報の検索の仕方まで幅広い。

一度に全部話すにはボリュームが多すぎるので、便宜上、今回と次回の2回に分けて話をしようと思う。今回は、読書の仕方と外国語(西洋語)を中心として知的な情報収集について話す。
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今回は、場所がまたまた変わっていますので、ご注意ください!
申し込みはこちら ==> http://kokucheese.com/event/index/410153/

それでは、当日会場でお会いしましょう。

 ******************* 第15回:開催概要 *******************

日時:2016年7月30日(土)(14:30 講演開始(14:00開場),17:00終了予定)
開催場所: 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10階
      京都大学東京オフィス
住所:東京都
参加費: 1,000円(税込)
懇親会費:4,000円(税込)講演終了後2時間程度

スケジュール
14:30 -- 15:10 麻生川の講演 『知的情報収集法(前編) 欧文編+読書法、Web情報』
15:10 -- 16:10 ライフネット生命保険(株) 出口治明 代表取締役会長による講演 
 【5000年史Part.16 20世紀の世界、その2】 ~第二次世界大戦まで~

 参考図書:
 1.「全世界史」講義 I古代・中世編: 教養に効く!人類5000年史
 2.「全世界史」講義 II近世・近現代編:教養に効く! 人類5000年史

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16:10 -- 16:30
  質疑応答、討議
  司会:麻生川静男

終了後、先着40名(程度)で懇談会を行います。

  =========== 参考情報  ===========

【本フォーラムの目的】

グローバル時代に、活躍すべきヤングエグゼクティブ(幹部候補生:学生、会社員、公務員)がグローバルリテラシーを身につける為のリベラルアーツ教育を実施する。本フォーラムでは、産学協同プロジェクトなどを企画し、その研究・教育の成果を社会還元する。また、積極的にシンポジウム・セミナー、ブログ、出版などの活動を行う。

【教育活動】
  ヤングエグゼクティブのリベラールアーツ教育
  ヤングエグゼクティブのリーダーシップ教育
  非日本人のヤングエグゼクティブの日本文化の理解促進

【研究活動】
 教育の仕方をいろいろと試して、個人と組織を育てる手法を開発し、成果を書籍化

【リベラルアーツ教育の必要性】

ビジネススクールではとかく目先の経営技術に終始し、グローバルビジネスの根源をなす文化背景にまで注意が向けられない。そのため、グローバル拠点で多様な文化背景をもった人たちを統率できないリーダーが多い。

そのような欠陥を補うため、東西それぞれの文明の根源的な文化や思想・思考様式を議論を通して学んでいく。それも、夫々の文明を別個に学ぶのではなく、常に複眼的視点で包括的にとらえていく。『教える・覚える』というような通常の講義方式ではなく、『気づく・自分の意見をもつ』ために議論や発表を主体とする。

議論のテーマは、古今東西の歴史、宗教、哲学、科学技術史、などの文理統合した幅広い分野から選択する。受講者のヤングエグゼクティブは将来的には、グローバル拠点でリーダーとして活躍することが期待される。

以上
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