不覚の年賀状

2024年01月07日 | 日記・エッセイ・コラム

 元旦の夕方に起こった能登半島地震に気持ちが揺さぶられています。

 私は投函した今年の年賀状の年始のあいさつの後の1行目に、こう書いてしまっていたのです。

 『心身の健康はともかく 生きている証の年賀状です』

 図らずも、不覚の年賀状となってしまいました。

 例え、年内ぎりぎりに年賀状を書き上げ、投函したとしても、それは新年に自分が生きている証にはならない。年賀状はそれを書いて送った人が新年に生きている証にはならないのです。なのに『生きている証の年賀状です』とは……。

 地震発生前、あるいは地震発生後、能登半島地震で亡くなられた方々からの年賀状を受取った方の心境はいかばかりか、と心が震えます。

 そんな年の初めを迎えています。

 

『昨年4月から 若い日の仕事先でした「全国重症心身障害児(者)を守る会」(東京)に3度目のお世話になっております 山口と時々東京という 行ったり来たりの生活ですが 皆さんとの日々から学んだたくさんのことが力になるものと思います 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます』

 

 羽田空港では飛行機の追突事故も起きて、私の東京行きも、内心、冷や冷やです。

 それでも、皆様、お互いに心身の健康に気をつけてまいりましょう。

 『本年もどうぞよろしく お願い申し上げます』

 

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