今年もお世話になりました

2022年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 知的障害者福祉の現場から退いて、今日でちょうど1年9ヵ月になります。

 その日々の中で、知的障害者福祉に限らず、若い頃に関わっていた重症心身障害児者福祉などへの関心から、私たちの社会の障害者観に、そして社会の在りように、そして人としての在りようにと、強く関心が広がっていくのを感じています。

 

 今年も変わらずブログにアクセスいただき、ありがとうございました。どなたかは定かではありませんが、皆さまの気配を頼りにこれからもブログを綴ってまいります。私からの一方通行の行為ではありますが、皆さまに向けてこのブログを綴っている時は緊張の時間でもあり、自分自身の姿勢を確認する時間でもあります。その意味で、皆様には今年もお世話になりました。

 どうぞ良いお年をお迎えください。

 そして引き続き、新年もよろしくお願いいたします。

 

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 「さらばさつき園園長室 障害者福祉の明日を語ろう」で検索可能です。

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その返信に「座布団1枚!」

2022年12月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 小さい頃から甘いものが好きで、小学校時代は虫歯の治療で春休みや夏休みには、そのたびに歯医者に通っていたように思う。その名残(?)で、この年齢になってもいまだに歯医者に通っている次第だ。

 先日のこと、私の人生に大事な出会いとして刻まれている人から、我が家に素敵な贈り物が届いた。

 その日は歯科治療の日で、家に戻ったらそれが届いていた。たまたま歯科治療に行った日だったからだろうが、その時、何ということもなく、小さい頃から歯医者通いをしていたことや、若い頃に知り合ったその人も歯はあまり丈夫そうではなかったことなどを思い出して、「歯は大事ですね」「来年は会いたいですね」などと書いて、お礼のメールを送信した。

 すると、夜になって返事が届いた。ていねいに近況が書いてあり、最後に「会える日を楽しみに過ごします」とあった。が、そのあとに続く言葉が何とも振るっていた。

 メールの最後には、「私の歯は総入れ歯です。はなし(話/歯なし)になりません」と、あったのだ。

 まさか、こんな落ちが返ってくるとは!?

「うまい!」そのユーモア?(駄洒落?)のセンスに脱帽だ。

 私はもうギャフン!で、メールを読みながら「うまい! 座布団一枚!!」と叫んでいた。

 そして、「総入れ歯か……。私も他人ごとではないなぁー」と思わず歯を噛みしめながら、遠い昔を懐かしく思い出していた。

 依然としてコロナ感染の不安の中、遠くの人と会うのにはためらいがあるけれど、こんなセンスに出合うとホッとうれしくなる。

 

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