松陰先生 登場!?

2017年10月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 日本知的障害者福祉協会が主催する第55回全国知的障害福祉関係職員研究大会愛知大会が去る9月27日(水)・28日(木)・29日(金)の3日間、愛知県名古屋市の名古屋国際会議場で参加者約2,200名を得て開催されました。さつき園も会員である山口県知的障害者福祉協会の会員施設からも、施設長を始め関係職員が例年になく多数参加してきました。
 それは、何とこの大会の来年の引き受けが私たち山口県知的障害者福祉協会だからなのです。その下見を兼ねて、理事・監事・評議員を含む、主だったメンバーが参加したのです。昨年は北海道大会でしたので、札幌市まで出かけて行っています。
 その愛知大会最終日の最後の最後に「次期開催主催者挨拶」があり、山口県が挨拶をせねばなりません。これが私たちが大挙して名古屋に出かけた最大の仕事でした。
 与えられた時間は10分。まず、山口県を紹介するDVDの上映です。歴史、自然、観光地、食、産業などなど、山口県の良いところをふんだんに映像で紹介します。その映像には会員施設の女性職員3名による解説をかぶせました。それが終わると下見の関係者総勢20名が舞台に上がり、お揃いのオレンジ色のブルゾンを着て、みんなで『おいでませ! 山口へ』の横断幕を持って並びます。そして、山口県山口市で開催する次期大会への全国からの多数の参加を呼びかけるのです。
 その時です。少し間が空いて登場したのは、何と、山口県民が師と仰ぐ、かの松下村塾を主宰した吉田松陰先生その人だったのです。会場がざわめきます。
 この「次期開催主催者挨拶」の直前は宮崎県に住む発達障害の若い女性のピアノ演奏でした。会場にはピアノ演奏の感動の余韻がまだ残っています。それを察してか、松陰先生は開口一番、「ピアノ演奏のあとのいい雰囲気の中、こんな無粋な面々が登場して申し訳ありません」とお断りをされます。そして少しのお時間をいただきたいとして、来年の大会の日程やテーマなどについて紹介をされました。
 最後に、松陰先生を含めた舞台に上がった全員で、『おいでませ!山口へ まっちょるよ!!』と声を合わせて(?)お願いして、「次期開催主催者挨拶」を終わりました。
 大会終了後、帰路に就く多くの参加者から「一緒に写真をお願いします」などの声がかかり、横断幕を持った関係者と松陰先生との記念撮影が幾度となくありました。

 吉田松陰先生? うそーっ? だれ?

 ちなみに、来年の第56回全国知的障害福祉関係職員研究大会山口大会は平成30年11月14日(水)・15日(木)・16日(金)の3日間、山口県山口市で開催します。関係者の皆様、そして一般社会の皆様、どうぞ『おいでませ! 山口へ』。
 みんなでお待ちいたしておりますよ。松陰先生も???


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