薬丸岳作品。
この前読んだ貫井徳郎と違って、比較的安定的に作品出してる感がある薬丸岳。
もう最近じゃ葉真中顕か薬丸岳かというくらい、私の読書生活に欠かせない作家よね。
ということで、この作品、ナイスタイミングで図書館から来たわさ。
「犯罪を犯した者は幸せになってはいけないのか」というテーマで書かれた本作。
この問いかけに読む前はあれこれと展開を考えた私。
主人公はレストランバーでバーテンダーとして働いている。
妻と娘がいてささやかながら普通の生活を送っていた。
その彼の元に「あの男たちは刑務所から出ています」という手紙が届く。
それはかつて、主人公が今のような平穏な生活をする以前、さまざまな犯罪に手を染めていた
若い頃に交わした「ある約束」の履行を促す手紙だった。
その手紙の約束とは刑務所に入っていた二人の男が出所したら、彼らを殺すという約束だった…
そこから始まるんだけど、もうドキドキハラハラで読んだ感じ。
重たいテーマなのに、サクサクと読めるあたり、さすがは薬丸岳って感じ。
主人公は約束を果たすのか、というところもそうだし、だれが主人公にその手紙を出して
約束の履行を促したのかとか、とにかく気になることが満載で目が離せない。
で、だ。
ラストに関しては正直いろいろと思うこともある。
あれこれ文句をつけたい部分はあるんだけども、ここまで読ませてしまう薬丸岳の力に
一気に持って行かれた感もある。
最後は本当にそれでいいのか?っておもったりするので、
これはゆっくりあとでサボさんとこの作品について酒を飲みながら語るしかあるまい。
しかし面白かったのは間違いない。
そこそこ満足できたと思う。5段階評価なら3.8~4.0くらいと言える。
ちと厳しいかな?4.1くらいでもいいかな~?
いい作品を多く出している作家だと、その作品群との比較でどうかって感じになるから
ちょっと厳しめになっちゃうかも~。
さて、また次の本も待っているので次に行くとするか。
この前読んだ貫井徳郎と違って、比較的安定的に作品出してる感がある薬丸岳。
もう最近じゃ葉真中顕か薬丸岳かというくらい、私の読書生活に欠かせない作家よね。
ということで、この作品、ナイスタイミングで図書館から来たわさ。
「犯罪を犯した者は幸せになってはいけないのか」というテーマで書かれた本作。
この問いかけに読む前はあれこれと展開を考えた私。
主人公はレストランバーでバーテンダーとして働いている。
妻と娘がいてささやかながら普通の生活を送っていた。
その彼の元に「あの男たちは刑務所から出ています」という手紙が届く。
それはかつて、主人公が今のような平穏な生活をする以前、さまざまな犯罪に手を染めていた
若い頃に交わした「ある約束」の履行を促す手紙だった。
その手紙の約束とは刑務所に入っていた二人の男が出所したら、彼らを殺すという約束だった…
そこから始まるんだけど、もうドキドキハラハラで読んだ感じ。
重たいテーマなのに、サクサクと読めるあたり、さすがは薬丸岳って感じ。
主人公は約束を果たすのか、というところもそうだし、だれが主人公にその手紙を出して
約束の履行を促したのかとか、とにかく気になることが満載で目が離せない。
で、だ。
ラストに関しては正直いろいろと思うこともある。
あれこれ文句をつけたい部分はあるんだけども、ここまで読ませてしまう薬丸岳の力に
一気に持って行かれた感もある。
最後は本当にそれでいいのか?っておもったりするので、
これはゆっくりあとでサボさんとこの作品について酒を飲みながら語るしかあるまい。
しかし面白かったのは間違いない。
そこそこ満足できたと思う。5段階評価なら3.8~4.0くらいと言える。
ちと厳しいかな?4.1くらいでもいいかな~?
いい作品を多く出している作家だと、その作品群との比較でどうかって感じになるから
ちょっと厳しめになっちゃうかも~。
さて、また次の本も待っているので次に行くとするか。