風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

たまには猫を…

2004年09月30日 | 清水ともゑ帳
ついつい犬の話題ばかりになってしまうので、
今日は猫の紹介です。

うちの猫のひたいほどの庭…です。

夫が作りました。
奥に見える「ししおどし」は、
竹やぶに捨てられていたものをいただき、
切ったり、あぶったりして作りました。
手前は、昨年他界した義父が丹精していた盆栽です。
狭いベランダですが、ちょっとなごむ空間なんです。

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聞きポポ

2004年09月29日 | 愛犬ポポ
今日は用事で、一日中、家をあけていた。
愛犬ポポがうちに来て、ちょうどひと月が経った。
今日みたいにポポと触れ合う時間が少ない時ほど、彼女の犬っぽい匂いが恋しくなる。
数ヵ月前、ペットショップにふらっと立ち寄ったとき、あまりの獣臭さに気持ち悪くなって、早々に出てきてしまったのに…。
ポポは2度目のワクチンまで、シャンプーできないので、日増しに臭くなっている。
でも、そんなポポを抱き上げるたびに、私の方がクンクンと匂いを確認してしまう。
犬の匂いって、どの犬もあまり変わらないと思っていたけれど、実は全然違うってこともわかった。
人間にもそれぞれ体臭の違いがあるから、当たり前のことなのかもしれないけれど…。
夫の実家で飼っているポメラニアンは、ポポよりちょっとすっぱい匂いがした。
今度は友人のところのシーズーの匂いをかいでみよっかな。
「聞き酒」ならぬ「聞きポポ」をしたら、私、ポポの匂いだけは当てられるかも。



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秋の宝石

2004年09月28日 | 食べもの帳
夫が銀杏の実をいただいてきた。
私は殻つきの実を下処理した経験がない。
確か、裏ワザもので、茶封筒に入れレンジでチンするといいっていうのを見た覚えがある。
だけど、卵をレンジにかけた時みたいに爆発しそうで恐い。
困った時こそのネット頼みと調べてみた。
んー、なになに…
殻つきのまま煎ると、ポップコーンみたいに自然にはじける。
そのあと殻から出して湯通しすれば薄皮がはがれる…のか。
つまり2工程を経るわけだ。
そのとおりやってみることにした。
でも、いくら煎ってもはじけてこない。
それどころか、中の実がクリームのようにこぼれ出してきた。
再びネットで検索。
煎る前にあらかじめ殻にひびを入れておかなければならなかったのだ。
今さら遅いので、一つだけハンマーでたたいてみた。
見事、殻がパコンと二つに割れた。
薄皮は硬い殻にはりついたまま、きれいな青い実だけが出てきた。
まるでゆで卵がきれいにつるんと出たときみたいだ。
ケガの功名だ。
これなら1工程でいけるかも…。
次々にハンマーで割った。
面白いように皮がむけて実が取り出せる。
梱包材のプチプチをはざす時みたいな快感。
どれもこれもきれいな緑色、まるでヒスイのようだ。
我が家では銀杏を家庭料理で使うことはめったにない。
どうしてもという時は、水煮を買ってしまう。
たまにはこうして手間をかけて、旬を味わってみるのもいい。

それにしてもこの写真、せっかくの秋の宝石を写すのに「桜」の絵柄のお皿はないよね。

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ローズマリーの不思議

2004年09月27日 | 清水ともゑ帳
先日、ローズマリーを使った料理を紹介している番組があった。
それを観ていて2年前のことを思い出した。

ちょうど2年前の今ごろは、引越しの準備に追われていた。
そのとき住んでいた賃貸アパートのベランダには、ところ狭しとばかりに、たくさんのプランターと鉢植えがあった。
終の棲家へ移るにあたっては、植物など生き物を育てることは最小限にとどめ、その分違うものに時間や手間をかけていこうというのが私たち夫婦の一致した考えだった。
新しい住まいというだけで、部屋の数もベランダの広さも、アパートとそれほど変わらない。
この際、荷物も身軽にしたかった。
植物のほとんどはバジルのような一年草のハーブ類だったので、それらは時期が終われば自然に終わりにできたから良かった。
が、ローズマリーをどうしようかと私たち夫婦は思案にくれた。
これを分けてもらったときは柔らかい茎に葉が数枚ほどだったのに、何年もの間、順調に育ち、太い幹となりたくさん枝分かれしていた。
台風が来ようと、静岡では珍しい雪が降ろうと、へこたれることなく元気だった。
10年間ためこんでしまった家財道具の処分は迷いつつも決断を下せたのに、このよく育ったローズマリーだけは考えてしまった。
いよいよ明日が引越しという最後の晩、「やっぱり持っていくのはやめよう」ということにした。
翌朝、ベランダに出た私たちは驚いた。
ローズマリーが一本残らず、すべてが一夜にして茶色になり、ぐにゃりと枯れてしまったのだ。
天候や環境の変化などなかったはずなのに。
まるで、二人の会話を聞いていたかのようなその姿に心が痛んだ。
鉢植えの一つぐらい引越し荷物に加えることなど、どうってことなかったのに。
なぜ、あんなふうに考えてしまったんだろう。

植物を育てるときは話しかけるといい…というのを、私は気持ちのどこかでばかにしながら、話半分に聞いていた。
けれど、今では、動物でも植物でも、生き物には心が通じると思っている。
現在、私たちは住まいの屋内外で何本かの緑を育て、その上、植物より手間がかかる犬も一緒に生活している。


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一服どうぞ

2004年09月23日 | 静岡
お茶にこだわる静岡県人は、
ペットボトルの緑茶に
なかなか満足しないらしい。
私もその一人なんです。
でも、このお茶には味、香りともに満足します。
その名も「清水のお茶」
JAしみずで作ってます。
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いすゞ117クーペ

2004年09月21日 | 清水ともゑ帳
私の憧れの車は、「117クーペ」の赤。
ついこの前、見かけたのはグリーンの117だった。
それだけでも珍しい。
ほんとに見かけなくなってしまった。
無理もないなぁ。
もう古いもの。
維持するのが大変だもんなぁ。
せめて、ミニカーだけでも手に入らないかな…と、度々おもちゃ屋さんを覗くけど見つけられない。
毎年、毎年、たくさんのニューモデルの車が出てきても、忘れられない恋人みたいに、117クーペにこだわってしまう。
そのくせ、経済性重視で選んでしまうわけなんだけど…。
一度でいいから、赤の117クーペのオーナーになってみたい。




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この果物知ってる?

2004年09月18日 | 食べもの帳
私は初めて見ました、食べました。
「ポポー」または「ポーポー」というそうです。
「あけび」の実のようだなって思ったら
やはり「あけびがき」とも言われるそうです。
果肉の食感はアボカドのようなクリーミーさで、
味は熟した柿のような、マンゴーのような感じです。
「木になるカスタードクリーム」とも言われるそうです。
夫が職場の方からいただいたのですが、
彼は子供のころ「まるでメロンみたいだ」って
思いながら、よく食べていたそうです。
う~ん、言われてみれば、夕張メロンにも似てる…かな。
ちょっと専門的なことはこちらをご覧ください。
そのまま食べてもおいしいですが、
凍らせてシャーベットみたいにすると
格別だと思います。
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「みるい」がわかる人

2004年09月16日 | 静岡
「みるい」っていうのは、静岡の方言で
柔らかいとか若いとか未熟とかっていう意味です。
例えば、新茶の葉の柔らかさや
赤ちゃんのぷくぷくの手とかは「みるい」です。
あと経験が足りない若さをいうときは、
「まだまだくちばしがみるいやつ」などと使いますね。
…で、この野菜はその「みるい」からとった
「ミリーナ」という結球しない白菜だそうです。
静岡産です。
歯切れ良く、柔らかいのが特徴です。
おひたしで食べたらおいしかったです。


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ポンポンいかだ(1)

2004年09月15日 | 静岡
清水港に輸入された木材が、
このように地元の材木会社へ
運ばれていきます。
私は幼いころ、これを
「ポンポンいかだ」と
言っていました。
当時は、ポンポン船と
呼ばれる汽船が使われて
いたのかもしれません。
操舵士の腕はほんとうにすごいなあと見ています。
橋脚にぶつからないよう、
この何十メートルものいかだを
川の蛇行に合わせて舵を取っていくのですから。
私の大好きな風景です。
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2ヵ月ってこんなです

2004年09月13日 | 愛犬ポポ
生後2ヵ月目のポポ。

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「順調に育ってます」

2004年09月11日 | 愛犬ポポ
今日はポポを連れてブリーダーさんのところに行った。
犬を引き取って2ヶ月までは、無料でシャンプー、グルーミング、爪きり、耳そうじなどいろいろ手入れし、状態を見てくれるのだ。
犬に関するブログを読んでいると、私はまだまだ飼い主としてほんとに未熟だと思うことばかりだ。
犬を熟知している人が私を見たら、「あれまぁ、こんな飼い方しちゃって」と呆れられてしまうだろうなと、いつも思う。
以前、ブリーダーさんが言っていた。
「犬と接していると、その犬がどんな育てられ方をしているか、たいていわかっちゃうんだよね。わがままに育てられてるとか、ちゃんとしつけられてるとかね」って。
…なので、今日は、飼い主として、どんな判断をくだされるのかちょっとどきどきしていた。
ポポが不安そうに怖がっていたので、ブリーダーさんに別室へ連れていかれるときは、手入れの間、ちゃんとおとなしくしてられるかどうか心配だった。
ガラス越しにポポの様子をずっと見ていた。
それは、病院の待合室で、子供が診察を受けているのを待つ時の、親の気分みたいだった。
15分ほどで、ポポはとてもきれいになって戻ってきた。
ブリーダーさんからは、「順調に育ってますよ」と言われ、ほっとした。
体重は1.5kg、性格的にも今のところ、問題ないようだ。
車に載せたとたんにポポはうとうとし始め、家に着くまでの1時間、ほんとによく眠った。








すぐには思い出せない

2004年09月04日 | 愛犬ポポ
ポポが来てからというもの、毎日が目まぐるしく過ぎていく。
生後2ヶ月にも満たない仔犬は、一日のほとんどを眠って過ごしているので、私自身が犬に振りまわされて忙しいということではないんだけど…。
そして、あまり構わないほうが良さそうなので、遊んだり抱っこしたりの時間は非常に短い。
基本的には夫婦二人の生活は今までとほとんど変わってない。
にもかかかわらず、日付が束になって飛んでいく気がするのは、ポポの行動パターンや気持ちを把握することばかりに、自分の関心が向いてしまっているせいだと思う。
寝顔や寝姿はずっと見ていても飽きなくて、気がつくと小一時間ほど過ぎているときもある。
犬の成長を少しも見逃したくない…と思ってしまう。
一日の終わりに今日は何をして過ごしたんだっけ…と、振りかえってみると、にわかに思い出せないことばかり。
早々と年末に備えて換気扇やレンジ周りも丹念に掃除した。
2週間に3冊の本を読むペースも今までどおり。
掃除嫌いな私が特別にした掃除のこともすっかり忘れているし、読んだ本の内容は犬関係以外のことは頭の中にとどまっていない。
(林真理子の「聖家族のランチ」は衝撃的な内容であったはずなのに)
こんなにワンコで心がいっぱいになっちゃっていいんだろうかと思いつつ、コアはすっかりポポになってしまった。

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ペットフードを食す

2004年09月03日 | 愛犬ポポ
愛犬ポポのドッグフードを食べてみた。
以前にも何種類かドッグフードを試してみたことがある。
油が酸化してしまって臭いもの、塩分が強いものとかいろいろある。
酸化した油や、人間が食べてしょっぱいと思うものは、きっと動物にとっても良くないと思う。
その点、今与えている餌は、人間の味覚からしたらおいしいとは言いがたいけど、なかなかいいドッグフードではないかと思った。
ひとくちにドライタイプと言っても硬さもいろいろだ。
猫を飼っていたときもキャットフードをその都度試していた。
ウェットタイプもドライタイプも。
人間と動物の味覚は一致しないだろうけど、自分がどんなものを与えているのかがとても気になり、把握しておきたくなっちゃうのだ。

そういえば以前、職場の先輩が「これなかなかうまいんだよ」と言って、缶詰のキャットフードにしょう油をかけて食べていたっけ。
「ほんとにおいしいんですか」って聞いたら、「給料日前の晩酌にはこれが一番だよ」って言ってた。
給料日前とはいえ、「試す」のではなく、ほんとに食しているのにはびっくりした。