風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

山原無線中継所の中腹まで

2021年12月20日 | 低山歩き
毎日が日曜日のような生活をしていても、師走はなんだか慌ただしい。
お尻に火が付かないとなかなか行動に移さない私にとってはなおさらで、先月までに片付いたであろうことを、年の瀬が迫ってきてやっと腰を上げている状態。
それで今月は散歩に出かける時間がなかなか作れず、羊毛フェルトの制作も途中まででほったらかしになってしまっている。

昨日は山原(やんばら)無線中継所へ出かけた。
10日前、この山に来たとき、危うくサルと出くわしそうになり、ちょっと足が遠のいていた。
登り口からすぐのところに立つイチョウの木が、先日は黄金色できれいだったけれど、


(12月9日撮影)

10日も経つとさすがに葉を落としていた。



富士山は残念ながら雲の中。
家を出るときにはきれいな姿が見えていたのに……。



ところどころ、まだ美しい葉を残す木々も。



昼までに家に帰らなくては、と頂上までは行かず、中腹あたりで山頂の鉄塔を眺めて引き返す。



南に日本平方面。
家並の屋根がキラキラ。



そして少し東に目を転じ、清水駅と清水港方面。



さらに東に目を移し、興津埠頭方面。
伊豆半島もくっきり。いつもより近くに見える気がする。



限られた時間だったけど、体を動かせたことで気分すっきりの散歩だった


高部みずべ公園

2021年12月12日 | さんぽ帳


昨日の散歩は「高部みずべ公園」へ。
ひと月ぶりくらいにここに来た。

快晴で富士山がきれい。



巴流大橋(ぱるおおはし)も青空によく映えている。



公園の周囲も散策。
土曜の昼下がり、思っていたより静かで、のどかだ。
巴川に集まるオオバンの鳴き声が聞こえるのみで、川面の穏やかさと調和しているように思う。



木漏れ日が柔らかく降り注ぎ、そのまま横になったら気持ちよさそうだ。



ふと足元に目をやると、そこにも鮮やかに色づいた蔦紅葉。
木々を見上げてばかりいたけれど……。



帰り道、気になっていた場所を通ってみた。
最初に遠くから見たとき、黒猫がそこにいると思った。
近づいてみると、穴であることがわかったのだけれど、猫がその形のまま壁を通り抜けたような感じ。
脳が一旦、猫と認識してしまったせいか、昨日、もう一度見てもやっぱり猫に思えてしまった。



平坦な道を歩いただけだったけど、気持ちのよい散歩ができた


大内観音で紅葉狩り

2021年12月11日 | さんぽ帳


昨日は大内の観音さんを目的地に散歩へ。
途中、塩田川から富士山ウォッチング。
日差しが薄く、前日のような青空ではなかったけど、富士山は雲がかかることなくくっきり見えた。



一昨日はもうちょっと雪が厚い感じがしたけれど、宝永山の高さのあたりは雪が解けてきているよう。



大内の観音さん(霊山寺)の登り口に着いた。
ここに来るまでにすでに歩き疲れてしまっていて、この先の石段を見てちょっと気持ちが萎えた。
でも、行けるところまで行って大変なら引き返せばいいやと思い直し、踏み出した。



登り口から12分で、なんとか山門に到着。
振り返って景色を眺めたら、疲れが爽快感に変わった。



山門を抜け、本堂の方へ向かうと、小鳥が吸い込まれるように次々に本堂へ飛んでいく。
その先を目で追ってみたら、エサ場がある。
カメラを向けていたら、ちょうどヤマガラらしき鳥が来たので、急いでシャッターを切った。



汗がひいてきたので、下ることに。
登ってくるときには足元ばかり見ていたので、紅葉の美しさに気づかなかった。



今がちょうど見ごろのような色。
緑、黄色、赤のグラデーションがなんともいえない。



登り口で引き返さなくて良かった。



思いがけずの紅葉狩りができた散歩でした。





山原(やんばら)無線中継所

2021年12月09日 | 低山歩き
ここ数日、天気が悪かったので散歩はしなかった。
このところ左足の股関節周りに痛みが生じて、人工股関節に不具合が出たのではと心配になっていたけど、散歩を休んだのが良かったのか痛みがひいた。

天気も足も回復し、今日はテレビ山(山原無線中継所)へ。
(※テレビ山というのは私にとっての呼称で、通称は山原無線中継所、正式名称は大道山)



登り口から約30分、振り返ると少し霞んではいるけど伊豆半島まで見通せる。
頂上までは、私の足でまだ20分ほどかかる。
さぁ、もうちょっとがんばろう



……と、さらに進んだところで、ガードレールの向こうの茂みがガサガサと揺れた。
時々、鳥が飛び立っていくときもそんな音がするけど、鳥とは違う、何か重量を感じるような音。
急いで、ウェストポーチから鈴を取り出して大きく鳴らした。
今日は平日にしてはいつもより車や人と行き交っていたので、なんとなく安心して、鈴を鳴らさずに歩いていた。

10メートルほど行った先に、作業服を着た男性が3人いたので、挨拶をすると、
「今、そこに猿がいたでしょ?」と聞かれた。
えっ!と振り返ると、私が歩いてきた道に猿がいる。
さっきのガサガサは猿だったとわかり、びっくり
去年、見かけた場所と同じあたりだった。
男性たちは仕事で何か調査をしているようで、「じゃ、この先も気をつけて行ってください」と見送られた。

その後も不安ではあったけど、山頂近くの鉄塔のところまで来た。



登り口から50分ほどで頂上に着いた。
ここから見える冬らしい富士山の全景を期待していたけど、残念ながら雲がかかってしまっている。





景色をゆっくり眺めながら、下りにかかる。
猿を見た場所では、鈴を大きく鳴らし(猿に対し鈴の音がどの程度有効だろうと思いながら)、早足で通ってきたけど、もう一度会うことなく下りてくることができた。



今日は風もなく日差しがたっぷりで、汗もたっぷりかき、気持ちよい散歩だった。




遅めのお昼は「ちょうちんセット」

2021年12月08日 | 食べもの帳
このところ、カツ丼を食べたいと言っていた夫。
いろいろなお店を検索し、今日のお昼はお蕎麦屋さん。
蕎麦屋さんのラーメンとかカレーっておいしいから、カツ丼も期待できそうだということで。

昼の混み合いそうな時間を避け、



午後1時半過ぎ、のれんをくぐりお店へ。
このお店の前の道路は、日常よく通っていたけど、入るのは二人とも初めて。



お昼時は過ぎているのに、店内はほぼ満席。
一番奥に辛うじて1席空いていた。ああ、良かった。

麺類も好物な私たち、せっかくならどちらも味わいたい。
それでちょうちんセットから選ぶことに。



夫は、「ちょうちんカツ丼セット」の、蕎麦はたぬきを。
ちょうちん型の器は2段に分かれていて、蕎麦と丼がそれぞれ入っている。





私は、「ちょうちん天丼セット」の、蕎麦は冷かけで。



いつもながら互いに少しずつを分けて味わった。
蕎麦はもちろん、丼もとってもおいしい
カツ丼を食べたいと言っていた夫も、お腹と気持ちの両方が満たされたよう。
大満足のお昼ごはん。
1時半過ぎでもお客さんがいっぱいの理由がわかる。
お店の方々もみんな明るくて感じが良くて、また出かけたくなる「三勝」さんだった。


庵原町 鶴舞公園

2021年12月05日 | さんぽ帳
昨日の散歩は庵原町(いはらちょう)の鶴舞公園へ。
風が強いものの、背中に太陽を浴びていると上着がいらなくなった。
公園への坂道は、マスクをしていると呼吸がちょっときつくなるけど、いい運動。



入口に到着。
庵原に住んでいたころの10年間、毎日のようにジョギングしていた場所であり、ポポとの散歩でもよく来た所。



芝生広場から眺める庵原の高山。
遊具のある場所からは、家族連れの声が聞こえてくる。
子どもたち、元気いいな。



日本平方面や、



清水駅方面の街並み。



ここから見える富士山は頭がちょっとだけ





隣接する鶴舞観音へ。
今年のお正月、初詣に来たときポポも一緒だった。
そのときのポポはまだ充分に歩けていた。
17年近くポポと過ごせたことを感謝し、ポポが向こう側でも明るく暮らせていることを願う。



まだ鮮やかな色を残している木もあって、それらの木々を眺めながら園内を一周。
次に来るころには、観音様の周りにたくさんの水仙が咲いているかもしれないと思いながら、再び坂道を下って帰った。





ランチは、らーめん

2021年12月04日 | 食べもの帳
つい先日のこと、車の点検でディーラーへ、夫と一緒に出かけた。
作業はおよそ1時間くらいで終わるとのことで、その間に早めのお昼を食べることに。
ディーラーから歩いて5分ほどのところの「らーめんまん」へ。



以前に一度行ったことのあるお店で、そのときの私にとっては、ラーメンもおいしかったけど、それ以上に餃子のおいしさが印象に残った。
それで今回も餃子(6個500円)を一皿オーダーし、二人で分けることに。
やっぱりおいしい!
ひと噛みしただけで餃子の具が口の中でホロホロとほどけ、旨味が口いっぱいに広がっていく感じがなんとも言えない。
そして、1個が大きくてそのボリュームもいい。



夫は、半チャンラーメン(900円)を、



私は、塩ラーメン(650円)を注文。
ゴマがスープの表面を覆うほどたっぷり。
ゴマ好きな私としてはうれしい。



いつも通り、途中で互いの料理を交換して味わう。
夫がオーダーした醤油ラーメンも炒飯も、安定感のあるおいしさだった。

夫がラーメン好きなので外食というとラーメンの頻度が高くなるけど、私も麺類好きなので、このところの久しぶりの外食を楽しんでいる。


滝への道のり

2021年12月03日 | さんぽ帳
今日の散歩は山原(やんばら)方面へ。
まず向かったのは山原堤。



先日ここに来たとき、山原貯水池の説明板を読み、「小壮(こぞう)の滝」に興味をもった。
「北へおよそ1㎞」とあるので、次はこの滝まで足を延ばしてみたいと思った。


(四角い囲みは写真加工)

今まで、堤より先の道は関係者以外立入禁止だと思い込んでいたけど、そうではなかった。
滝への道と思われる道へ入ったものの心配になっていたら、ちょうど年配の男性が向こうに見えたので、道を尋ねてみた。
道はまちがっていないとわかり安心したけど、その方が言うのには、「熊出没の看板が出てるけど、まだ合ったことはないよ。カモシカと鹿は見るね。あと猿も出るよ」と。
「猿は怖いなぁ」と私が言うと、「大丈夫だよ、あと千メートルくらいだから」と笑っておっしゃった。



教わったとおり、「熊出没注意」の看板が出ている。
滝へは、この先1.5㎞とある。



橋を渡り、どれくらい進んだところだったのか、「ウォー」という獣の唸り声を聞いたような気がした。
その先へさらに行こうかどうしようか思案しつつ、引き返すことに。
と、川岸に黒い大きな塊が見え、ドキッとする。
ただの岩とわかりホッとした。そして、獣の声に聞こえたのは、風に揺れる竹がきしみ、低い音が響いていただけだったようだ。
先日、伊佐布の滝へ出かけたときもそうだったけど、心細さから怖さが増幅してしまう。

早足で堤に戻り、深呼吸。
そして、少しだけ無線中継所の山へ行ってみることに。



富士山の白いてっぺんを眺めて、さっきのドキドキを払拭。



今回も滝への道のりは遠かった。
距離は長くないのに一旦 不安を覚えると、遠く感じてしまう。
案内板に書かれていた、「風と水の音しか聞こえない静かな所」にいつか足を踏み入れてみたい。


イチョウの木

2021年12月02日 | さんぽ帳


先日、バイパスの側道を車で走っていたとき、見ごたえがありそうなイチョウの木を見かけた。
車だったので、一瞬しか見られなくて、今日はその木があるところまで歩いて行くことに。
でも その前に、富士山もきれいだったので、眺めのよいところのある塩田川(しょだがわ)へ。
なんだか久しぶりに来た気がする。





土手には水仙が咲き始めていた。
広範囲に葉が出ているので、これからの季節、一面が白くなるほどに咲くかもしれない。



塩田川の上流方面まで歩き、折り返して、イチョウの木のある和田川沿いへ。



幹に絡まる蔦紅葉の赤もきれい。
青い葉も残っていて、まだもうちょっと見ごろが続くかな。





朝は冷えたけど、日中は日差しが暖かで気持ちよく歩けた。