風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

ツバメたち

2017年06月28日 | 清水ともゑ帳
実家の軒下のツバメの巣。
孵化して10日ほど経つのかなぁ。
親鳥が忙しそうに巣を行き交い雛鳥にエサを与えている。

人間の姿がちょっとでも見えると警戒して巣に寄って来ない。
少し離れた場所からカメラを向けた。



ツバメの羽って黒一色に見えていたけど、背が紺色がかっていたり、尾に白い部分が見えたり、くちばしの周りは茶色だったりと、複雑な色彩をしている。



親鳥たち、どのあたりまでエサを取りに行くのか、ほんとうに休む間もなく、飛び回っている。
雛たちもそれに応えるように、一生懸命 口を広げる。
つい先日まで産毛だった雛たちの羽は、少しずつ親鳥の羽に近づいている。


紫つゆ草

2017年06月27日 | 俳句・俳画・墨彩画
紫つゆ草を描いた。
長い葉の表情が難しい。



はがきには日日草を。



ムラサキツユクサはこの時期、何気ない場所のあちこちで見かけるような気がしていたけれど、いざ探そうと思うとなかなか見つけられない。
外食したあとの散歩中に、歩道脇の花壇や道端の草むらなどに目を配りながら歩き、やっと見つけ、カメラを向けた。

↓写真では薄紫に見える花は、もう少し濃い色だったような……。
植物図鑑やインターネットの画像検索で目当ての花を見つけることはできるけれど、自分で花を探し当てて、実際に見てみると思い入れも深くなる。
急いで家に帰り、感動が薄れないうちに、と筆を動かすのだけど、思うようには描けなくて意気消沈……、
の繰り返しながら、無になれる時間は楽しいひととき



次の花探しはアガパンサスになりそう


雛たち

2017年06月22日 | 清水ともゑ帳
実家の軒下にツバメがやって来るようになって10年ほど。
今年も先月から巣作りを始め、今月に入り、卵を温め始めているようだった。
数日前から、再び、巣への出入りが頻繁になってきたので、孵化したのかなと思って、下から見上げてみても姿は見えず、鳴き声も聞こえてこなかった。

一昨日、やっと姿を確認。
4羽いるよう。



左から2番目の子が一番元気がいいみたい。
親鳥が近づいてくると、この子だけが大きく口を開ける。




そして、今朝。
5羽いるのがわかった。



少しでも親の気配がすると、みんなで口を開ける。



昨日は実家へ行かなかったので、親鳥はあの大雨のなか餌を獲りに行っているんだろうかと考えたり、風も強く吹く荒れた天気のもと、小さな巣でどんなふうに過ごしているんだろうと思っていた。
わずか1日見なかっただけだけど、雛たちはすくすく育っているよう。


新聞の将棋欄

2017年06月20日 | 清水ともゑ帳
『罪の声』という本で塩田武士氏を知り、氏のデビュー作であるという『盤上のアルファ』も読んでみたくなった。



登場人物の新聞記者 秋葉隼介が社会部の事件記者から文化部へ異動になり、将棋欄の担当になったことから物語が始まる。
将棋にはまったく興味がなかった彼が、だんだん将棋に興味を持ち、やがてプロ棋士を目指す真田信繁と出会い、さらに話が展開していく。

真田信繁の名に、おやっ?と思ったけど、この本は「真田丸」がブームになる以前の2011年に発行されている。
将棋が全然わからない私は、物語の最後まで駒がどう動いて対局が進んでいるのか理解できなかったものの読み進んだ。

どんなあらすじか知らず手にした本だったけれど、そのころ ちょうど藤井聡太四段が20連勝に向かっていたときで、それ以降の藤井四段のニュースにも俄然 興味がわいてきた。

これまで一度も読んだことのない新聞の将棋欄を読んでみたら、これがおもしろかった。
それからは毎日 将棋欄を読んでいる。



駒の進め方がわからないのは相変わらずだけど、棋士の情報や対局の様子は読んでいて楽しい。

ついさっき、加藤九段の引退をニュースで知った。
夕方、ローカル番組では、静岡県内の将棋ブームの様子を伝えるなかで、浜松市出身の28連勝の棋士 神谷広志八段にインタビューをしていた。
藤井四段、明日はいよいよ28連勝をかけた対局だ。


外食 33日目…どんぶり君

2017年06月18日 | 食べもの帳
外食33日目は清水区島崎町の「どんぶり君」へ。
ランチ巡りを始めたときは1ヵ月以上も続けると思わなかった。
私は、せいぜい1週間か2週間くらいのつもりでいたけれど、夫はもうしばらく続けるらしい。

「清水河岸の市」に隣接している「どんぶり君」には、これまでにも何度か来たことがある。



夫は、刺身定食を目当てにしていたけれど なかったため、カレイの煮つけ定食(790円)を。



私はいろいろ迷ったすえ、やっぱり大好きなアジフライ定食(790円)。
メインの料理はもちろんなんだけど、からし菜の和え物や大根のサラダなど、副食がおいしかった。
それを夫に言ったら、「なぁ、ほかのおかずもおいしいっけなぁ」と、同じ感想が返ってきた。



食後は江尻埠頭を散歩。
マグロの水揚げ日本一と言われる清水港、水産会社の冷凍倉庫が並ぶ。



道端に黄色のかたまりが。
なんていう植物かなぁ、日差しを受けて、そこだけひときわまぶしい



清水駅みなと口(東口)広場まで歩いてきた。
ちびまる子ちゃんでおなじみのさくらももこ氏のイラストと清水エスパルスのパルちゃん。



ジャカランダの花がきれい!
(※注:いまはもう花が散っています)



木から吊り下がっているあれは……?



地面に落ちていたのを拾ってみると、二枚貝のような形をしている。



開いてみたら、これはジャカランダの種のよう。





この日の歩数は、10183歩、歩行時間72分だった


外食 32日目…カレー

2017年06月17日 | 食べもの帳
外食32日目は、この日は昼には外出しなければならなかったので、家でカレーライスを。
実家でもらった新じゃがと新たまねぎを使い、前の日に作って、冷蔵庫で一晩 寝かせておいた。
足を悪くしてから、食事のしたくはすべて夫に任せていたけれど、久しぶりに私が作った。
外食を始めてからというもの やっぱり野菜不足の感じ。
キャベツにレタス、キュウリに新たまねぎなど、ボウルいっぱいの生野菜サラダも。
カレーと雑穀米は私の大好きな取り合わせ。



外で食べるのも毎回楽しみがあっていいけれど、ランチタイムは店内の混み具合が気になり、焦って食べてしまうこともある。
その点、家では自分のペースでゆっくり食べられていい、ってことに、外食生活をしてみて初めて気づいた。



外食 31日目…回転寿司

2017年06月16日 | 食べもの帳
外食を始めて31日目は回転寿司へ。
雨が降るこの日は車で。

回転寿司でのデザートは秋のモンブラン以外は、この外食生活の7日目に食べた抹茶ケーキぐらいだけれど、折込チラシにクーポン券が付いていたので、それを持って出かけることに。
モンブランは好き、けど「いちごのモンブラン」はちょっと違うかなぁ、と思いながら……。
お寿司好きの夫にケーキで釣られた感じ。



でも、結局 お皿を取った。
やっぱり甘いものには目がない。


薄皮ミニパンシリーズ…ゼリー入り

2017年06月15日 | 食べもの帳
私の好きな薄皮ミニパンシリーズにゼリー入りが発売されたのを知ったのは、今年 3月下旬のこと。
カフェオレクリームにコーヒーゼリーが入っているというもの。



割ってみると、なるほどゼリーが。



柔らかいパン生地とクリームを噛んでいると、時々ゼリーの感触があり、おもしろい食感。
ミルククリームとコーヒーゼリーの組み合わせもいいかも。

先日、新たなゼリーIN を発見。
白桃クリームに白桃ゼリーが入ったもの。

薄皮シリーズの新製品は、見つけたら即購入、即食す。



割ってみたけど、どこにゼリーが入っているのか、見た目ではよくわからない。



食べてみても、いまいちゼリーの食感が……、と夫に言ったら、「俺はゼリーがわかったよ」と。
私の舌の感覚が鈍かったよう。
けど、いつもながら、しっとりとしたパン生地とクリームはよかった
次はどんなゼリーの薄皮ミニパンが出てくるか楽しみ


外食 30日目…中華ファミレス

2017年06月14日 | 食べもの帳
最初は1週間ぐらいのつもりで始めた外食生活は、早1ヵ月経とうとしている。
30日目のこの日は、中華系ファミレスへ。
雨が降り出しそうだったため車で出かけることに。

夫も私も、この日の日替わりメニューという⑤番の、「黒豚メンチカツ&ミニ春巻&肉団子」をオーダー。



それと別に一皿に6個の餃子も1枚ずつ。
クオカードとファミレスのクーポンを持っていたため、餃子まで追加。



日替わりランチだけでも 1097kcal なのに、餃子は 510kcal だから、昼食だけで、成人の一日の摂取カロリーを摂ってしまった。

これはぜったい歩かねば!
帰宅したとき、雨はまだ降りそうになかったため散歩へ。
当然、夫も歩くと思いきや、その気にならないようで、私一人で出かけた。
雨が降ってきてもすぐに帰れるように、家から近いところをぐるぐると歩く。

清水銀座はよく通るけど、「銀座小路」へは入ったことがない。



途中まで歩くと、まだその先があり、銀座と平行する道路に通り抜けることができた。



商店街のあちこちにはお祭りのポスターが貼られている。
もうすぐ七夕まつり。そのあとには、巴川灯ろうまつり、そして、8月の清水みなと祭りへと、清水の夏祭りは続く。



この日は、散歩しても腹ごなしにはならず、夕飯が食べられないほどランチでお腹いっぱいだった。
ふぅ、よく食べた。



外食 29日目…げんき

2017年06月13日 | 食べもの帳
外食29日目は、清水区高橋の手打ちうどんの店「げんき」へ。
ここも ずっと来たかったお店でやっと叶った。

夫も私も「げんきランチ ミニ天丼セット」を注文。
すだち醤油のうどん(中300g)とミックス天丼の組み合わせ(1000円)。
ミックス天丼は、ささみ天ぷらとごぼう天が載っている。



コシのしっかりしたうどんとすだちの爽やかさがなんともいえない。
ささみの天ぷらは衣がサクッとしていて、お肉はふっくら、ごぼうの食感と香りもほんとよかった。
友人から「すっごくおいしい」と聞いていたそのとおり。
地元の評判店で、テレビなどで何度も紹介されているうわさどおりのおいしさ。

私たちは開店時間と同時に店に入ったけど、あっという間に満席になり、外で待つお客さんも。

そろそろ食べ終わろうかというころ、冷茶のポットがテーブルに運ばれてきた。
ポットの底には、緑茶の茶葉が沈んでいる。
お茶が運ばれてくるタイミングといい、お茶のおいしさといい、料理だけの満足に終わらない。
先月 出かけたまぐろ庵ゆうも、前日に行った港湾食堂も、そして、ここ「げんき」さんも、お茶と料理のおいしさは比例しているかもしれない。

この日は、車で出かけたので散歩はしなかった。
次は夕方から出かけ、吉兆銀座本店で働いていたという店主のいろいろな料理を食べてみたい。


外食 28日目…港湾食堂

2017年06月12日 | 食べもの帳
ランチめぐりを始めて28日目は、清水区横砂の「港湾食堂」へ。
自宅から港湾道路沿いを歩いて約 50分、袖師(そでし)第一埠頭に近づいてきた。





「港湾食堂」は、清水港湾労働者福祉センター内にある。
港湾の仕事従事者でなくても一般の人もここで食べられる。
もう20年ほど前、この近くで仕事をしていた私は、職場の人たちと何度か昼食に来たことがあり、そのとき以来。



夫も私も500円の日替わり定食の食券を買った。



ちょっとびっくりなのは、給茶機のお茶。
給茶機からこんなにおいしいお茶が出てくるとは思わなかった。



先日の「まぐろ庵ゆう」と同じく、おいしいお茶が出されるところは料理もおいしいのでは……。
この「日替わり定食」のおかずの一品一品は、どれも丁寧な作り方をされているように感じた。

お腹も気持ちも満たされて、再び歩く。
1本の大木が木陰をつくっている海辺。
徒歩でなかったら、この場所へどこから入っていいのかわからなかった。
いいとこ 見っけ。



清見潟(きよみがた)公園内の水遊び場の噴水が涼やか。



木立の中を通り抜け、



庵原(いはら)川の河口付近まで来た。
夏日は、やっぱり水辺が気持ちいい。



おやっ、あれはクルクマ? こんなふうに咲くんだぁ。
生け花で切り花を使ったことはあるけれど、こうして地面から出ているのを見るのは初めて。



港湾食堂を出て、あちこち散策しながら 1時間、清水駅まで来た。



清水駅前の丸井があった場所、丸井の撤退後はカラオケ店が入っていたビルは取り壊され、いま新たに結婚式場が建設中。
建物の外観がはっきりしてきた。

駅からはそのまま自宅へ向かい、この日の歩数は 15387 歩、長い時間歩いた気がしたけれど、歩数は思ったより少なかった
でも、歩いているからこそ出合える風景もあり、楽しかったな。


外食 26日目…新華楼

2017年06月11日 | 食べもの帳
外食26日目は、清水区江尻東の中華料理店「新華楼」へ。
夫も私も以前から気になっていたお店の一つ。



看板のイメージから高級中華料理店を想像していたけれど、ショーウィンドウを見てびっくり



夫は中華丼(630円)と、



ラーメン(420円)を注文。



私はタンメン(570円)。



年配のご夫婦二人で切り盛りされているようで、外食3日目に行ったとんかつ「みずぐち」さんのように、阿吽の呼吸で料理が整っていく。
具材たっぷりでこのお値段ながら、味は私が抱いていた看板のイメージどおり。
また次回を楽しみにしたいお店。 次はジャージャー麺がいいかな。


車で通るたび、気になっていた場所へ、散歩がてら向かう。
建物と建物の間の路地の先がどんなふうになっているのかが気になる。



二の丸稲荷神社という神社だった。
江尻城の鬼門除けとして造られたそう。



境内はこんなふうになっていたんだと納得。



神社から巴川方面へ。
川面に何やら動くものが。
背びれと尾びれの感じが川魚にはいない種類に見える。
全体の姿をとらえることができず、結局 何かはわからずじまい。



さらに巴川沿いを進み、巴町公園あたりまで来た。
園内に植えられたタチアオイが色鮮やか。



……と、電車が通る音が。



静鉄電車の新車両、静岡の石垣いちごをイメージしたというパッションレッド。
富士山をイメージしたというクリアブルーの車両はすでにデビューしていて、今後2019年までに7色が揃うそうだ。

前日に歩かなかった分、この日はよく歩き 17106 歩、消費カロリーは 481 kcal
食べたものも散歩の途中で出合ったものも、盛りだくさんの一日だった。


おじさん、また会う日まで

2017年06月10日 | 食べもの帳
先日、スーパーの菓子コーナーを眺めていたら、偶然にも「カール」を見つけた。
もうきっと手に入らないだろうと思っていた。
一人当たりの購入限定数があるものの、うす味、チーズ味、カレー味と3種類がそれぞれ並んでいる。

東日本地域での販売中止が決まり、静岡も品薄になっているとローカルニュースで報じられたとき、驚きはしたものの、買いに行こうとは思わなかった。
けど、いざ目の前にしたら、やっぱりこのチャンスを逃しちゃいけない気がした。
夫と相談し、チーズ味に。



初めてカールを食べたのは高校生のときだった。
そういえば、ここ何年も遠ざかっていたなぁ。
カールに限らず、スナック菓子を食べていなかった気がする。

久しぶりのカールは懐かしさも連れてくるおいしさ。
今度いつ食べられるかわからないから よりおいしく感じたのかもしれないけど……。
カールおじさ~ん、また会う日まで


つばめ

2017年06月09日 | 清水ともゑ帳
今年もツバメがやって来た。
実家の軒下にツバメがやって来るようになって10年ほどが経つ。
先月から巣作りに忙しそうに飛び交う姿が見られるようになり、今年もはるばる来たんだなぁと眺めていた。
去年のいまごろの私は、両足の状態が悪くてほとんど寝たきりだったから、実家に来たツバメを見るのは2年ぶり。

つい先日までは、玄関の周辺に人の出入りの気配があると、ツバメは警戒して近寄ってこなかったけれど、今月に入ってからは、巣にとどまるようになった。
どうやら卵を暖め始めているみたい。



前に作った巣を上手に補修して、新たな巣にしたように見える。
小さな嘴で運べる材料はわずかなのに、よく頑張って作ったなぁ、と見入ってしまう。



雛たちを早く見たいなぁ。
今年も元気に巣立ってほしい


梅雨入りして

2017年06月08日 | 俳句・俳画・墨彩画
昨日、静岡県も梅雨入り。
今日は早速 梅雨寒という感じで、また長袖の服を取り出した。

先月来、外へ食事に出かけるときの散歩を楽しんでいたけれど、しばらくはおあずけになりそう。
歩いている途中、すでに花菖蒲や紫陽花が咲いている所もあったけれど、夏のような日差しに花が辛そうに見えた。
そういった花にはやっぱり雨が似合いそう。

俳画を始めたころ、先生がアヤメやカキツバタ、花菖蒲の違いを教えてくださった。
それらの違いをおさらいしながら描いてみた。



山登りに夢中になっていた40代、いつか尾瀬の水芭蕉を見て、その周辺の至仏山(しぶつさん)や燧ヶ岳(ひうちだけ)にも登りたいと思っていた。
両足とも手術した50代のいま、それは叶いそうにないけれど、長野県の入笠山(にゅうがさやま)に登ったときに初めて見た水芭蕉を思い出しながら描いた。
入笠山への道のりや山頂がどうだったのかという記憶が薄れてしまうほど、そのときの水芭蕉は感動的だった。



もう時期が過ぎてしまったけど、はがきには柏餅。
子どものころ、母の手作りの柏餅がうれしかった。



都忘れ。
因幡 晃の歌、思い出すなぁ、ちょっと切なくなる。



絵筆を動かしていたら、いつの間にかいろんな記憶をたどっていた。