風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

ポポの日向ぼっこ

2020年11月14日 | 愛犬ポポ
近ごろのポポは朝ごはんが済むと、日向を求めて掃き出し窓のそばへ行く。
そんなとき私は、季節が冬に近づいていることを感じたりもする。
ポポはまず、日が差し込む方へ頭を向ける。
でも それじゃあ、お日様を顔に受けて眩しいんじゃないか、そして、頭が熱いんじゃないかと思うけど、しばらくはこの体勢で寝る。



いよいよ頭が熱くなったかと思うころ、くるっと体勢を逆にし、お尻を窓側に向ける。
そうそう頭寒足熱がいいよ。



午前中は、日差しをたっぷり浴びながら、ずっとこの状態。
犬の16歳は人間の80歳ぐらいだとか。
以前のように遊びを求めなくなり、眠る時間が長くなってきた。
けど、この日向での睡眠がポポにとっては至福のときのようで、そばを歩くとき、夫も私もつい忍び足になる。


「生きて、愛して、死ぬ」

2020年07月10日 | 愛犬ポポ


この5月、片付けをしていたら出てきた新聞の切り抜き。
「生きて、愛して、死ぬ」という見出しのこの記事は、歌人の小島ゆかり氏が『ハラスのいた日々』について書いたもの。

私は日ごろ、新聞記事を切り抜いて保存しておくということをまめにするほうではないため、いつの記事だったのかということすらメモしていなかった。
気になって、ネットで調べたところ、静岡新聞に2008年の夏ごろ 掲載されたよう。
2008年というと、ポポとの生活が4年目のころ。
犬との暮らしについて思うところがあって切り抜いたのかもしれないけれど、当時はこの本を読もうという気持ちに至らず、そのままファイルに挟み、段ボールに入れたままだった。

しまい込んだ箱の中から、この記事を見つけたとき、読んでみたくなり、図書館で借りた。
ページをめくっていくごとに、きっと辛くなるだろうし、泣いてしまうだろうし、と思いつつ……。



途中、やっぱり何度か読み進むのが辛くなり、結局、2週間という貸し出し期間に読み切れず……というか、ハラスと別れたくないというブレーキがかかり、期限を延長し、じっくりとひと月かけて読んだ。

ポポは今日、16歳の誕生日を迎えた。

(生後2ヵ月ごろのポポ)


犬の16歳は、人間の年齢に換算すると80歳くらいだそう。
近ごろは寝ている時間が以前よりさらに長くなってきた。
夏には冷房をかけていても より涼しい場所を見つけてはヘソ天で寝ていたのに、3年ほど前からは身を守るように丸くなって眠るようになった。



『ハラスのいた日々』の著者は、ハラスとの暮らしを始めたとき47歳で、奥さんは44歳だったそうだ。
私たち夫婦も同じくらいの年齢でポポと暮らし始めた。
ポポとの暮らしが16年目になる今年、偶然 出てきた新聞記事により、この本を手にできて良かった。
”犬とともに老いる”という心情は、いまの私にすっと入ってくる。
小島ゆかりさんのこの書評とともに、私も今後、読み返したくなる一冊だと思う……切なくなりながらも。


犬もダメになる?……

2020年04月29日 | 愛犬ポポ
17年間使ったソファが2ヵ月前、とうとうダメになりサヨナラすることに。
ひと月ほどソファがない状態で暮らしていたけれど、やっぱりくつろげる場所は必要だと思い、新しいソファを購入。
7都府県に緊急事態宣言が発出されるかも…という頃に駆け込みのように買いに行った。
私は普通のローソファがいいのでは、と思っていたけれど、夫は「人をダメにするソファ」を検討していた。
店に行って、実際に「人をダメにするソファ」にいろいろ座ってみたら、なるほど心地いい。

夫はデニム生地のカバーがかかったキューブ型を、私はオレンジ系の色が好きなので(このブログのテンプレートの色も…だけど)、その色のカバーの、背もたれがついたナス型というかアボカドにも似た形のものにした。
購入以来、とても気に入っている。
けど、じっくり腰を据えて楽しみたいテレビ番組のときに限って、うっかり寝入ってしまい、「あ~あ」と残念に思うときもある。

先日、試しにポポをソファに乗せてみた。
最初は、以前のソファと違った感覚に戸惑っているように見えたけど、



すっかり自分の居場所と思ってしまったらしい。
これまでなら、ケージの中に置いてある犬用のベッドに落ち着いていたのに、近ごろは気づくとここにいる。
そして、起こすのもかわいそうなくらい、何時間でも眠っている。
「人をダメにするソファ」は犬もダメにしているようで…



この7月に16歳になるポポ。
近ごろは白内障が進んで、目が白くなってきた。
おばあちゃんワンコが気持ち良さそうに寝ていると、まっ、いいか、とソファを譲るしかない。


冬の午前中、東側の掃き出し窓のところで

2020年01月23日 | 愛犬ポポ
冬の朝、東側の部屋は暖房を入れなくてもいいくらいに暖かいのはいいのだけど、まぶしさにカーテンを閉めている。
けど、ポポはそのカーテンを鼻先でかき分けて、日向ぼっこ。



そして、温まってくると、掃き出し窓に寄りかかるように眠ってしまう。



至福のとき…なんだろうな。


サマーカット

2018年06月30日 | 愛犬ポポ
昨日は関東甲信越で梅雨明け。
今日の静岡はよく晴れて暑く、中部地方の梅雨明けも間近かも。

もう3週間ほど前だけど、うちの犬のポポをサマーカットにしてもらった。
そのころは、まだちょっと肌寒い日があって、ポポは家の中にいてもぶるぶると震えているときがあり、寝床に毛布やタオルを敷き詰めてやったりもした。



ポポは朝、ベランダに日が差してくると、サッシを爪でガリガリこすって外に出たがる。
すでに気温が高くなり始めているのに、日向が心地いいらしい。



サマーカットにする前は、こんな感じだった。↓



毛が短くなり一回り小さくなると、仔犬にもどったみたいに見える。
ここ数年、サマーカットにしてもらうたびにそう思って、ポポを眺める。
7月10日には14歳(人間年齢 72歳)。


ポポ 13歳

2017年07月11日 | 愛犬ポポ
昨日7月10日で愛犬ポポが13歳になった。
人間の年齢に換算すると68歳だとか。
我が家の最年長に。


(ベランダで伸びをしているポポ)

ポポの年齢を思うとき、なぜかいつもオリンピックが思い出されるのだけど、そのわけをあまり深く考えずに過ごしてきた。
あらためて、13年前の2004年、ポポがうちに来たときの記録などを読み返したら、なぜかがわかった。


(生後32日目:ブリーダーさんのところで)

ポポは7月10日生まれなのだけれど、生後45日までは母犬のもとにいたほうがよいとのことで、ブリーダーさんのところへ迎えに行ったのは、8月30日だった。
その前日の8月29日はアテネオリンピックの閉会式。
これから仔犬との生活が始まるという楽しみな気持ちが膨れるなかに、オリンピックが終わってしまったという寂しさがわずかながら入り混じっていた。

そして、その日は台風が近づいていて不安定な空模様。
ブリーダーさんのところまで自宅から車で70分、その道のりを悪天候でも行きたいと思いつつ、やはり日延べしたほうがいいのではないかと迷った末、結局 夫と一緒に出掛けて行ったのだった。
小さくて壊れてしまいそうな体を胸に抱え帰宅したときは、なんとも言えない愛おしさがこみ上げてきた。


(先月、サマーカットにして、しっぽはライオンテールに)

アテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロ、そして……、
次のオリンピック「TOKYO2020」を観るとき、夫も私も元気で、ポポが傍らにいてくれたらなぁと思う。


1週間経って

2016年09月24日 | 愛犬ポポ
ポポの右目の下が腫れてから1週間。
獣医さんで二日続けて注射を打ち、その後、薬の服用だけになって、腫れがひいてきた。


(昨日の様子。まだ少し腫れている)


(今日の様子。昨日より ややいい感じ)

完治まではもうちょっとかかりそうだけど、食欲はあるし、よく動くし、至って元気


1年経って再び…

2016年09月18日 | 愛犬ポポ
今年12歳になった飼い犬のポポが、奥歯の抜けたところから歯茎が化膿してしまい、しばらく通院したのは昨年8月のこと。

あれから約1年、また歯茎が化膿したようで、目の下が腫れてしまった。
獣医さんのお話によると、奥歯は根が深く、抜けたところの歯茎はまだ完全に塞がっていなくて、
そこから炎症を起こしてしまったのではないかということだった。


(昨日の様子)

昨日は、抗生物質などの注射を3本打ってもらった。
去年は腫れたところを切開したので、今度もそうなったらかわいそうだと思っていたけれど、
一晩経って、腫れがひいてきた。


(今朝の様子)

今日も症状を診てもらい、もう一度 注射3本を打つことに。
そして、内用薬ももらってきた。
本人(本犬?)は食欲もあって、遊びも要求してくるほど至って元気だから、
このまま快復していくといいんだけど、まだちょっと心配


奥歯が抜けて……

2015年09月13日 | 愛犬ポポ
飼い犬のポポの奥歯が抜けたのが、8月19日の晩のこと。
ポポはこの7月10日に11歳に、人間の年齢なら60歳だそう。

歯周病にならないよう、日ごろ、夫が歯を磨いてやっていたのだけれど、
年齢的にも抜けてしまうのは仕方ないのかなと思っていました。

翌朝、奥歯が抜けた側の右頬が腫れているのに気づき、すぐに獣医さんへ。
やっぱり歯周病による歯茎の腫れらしく、注射3本を打ってもらいました。


(頬の腫れで、右目が圧迫され、小さくなってる…)

3日間通院し、処方された内服薬を飲み、少しずつ良くなった気がしたけれど、1週間経って、腫れがひどくなってしまいました。


(なんだかすごく顔が変わってしまった)

再び獣医さんへ。
化膿していました。切開です。


(痛かったワン ぐったり)

一晩経って、腫れがひいてきました。



……と思ったのも束の間、翌日には頬にたるみが。また膨らんでいるみたい。



またまた診てもらったところ、浮腫だそうで、処置してもらいました。

3週間が過ぎ、いまだ薬も飲んでいるけれど、ほぼ快復



去年の4月はヘルニアの手術で12日間入院し、今年は歯周病で通院。
ワンコもいろいろ不調が出てくる年になりました。
けど、食欲は変わらないし、よく動き回るし、まだまだ元気で過ごせそう…かな。



ひと安心

2014年05月22日 | 愛犬ポポ
椎間板ヘルニアの手術をした犬のポポ。
手術から約1ヵ月半、やっと抜糸となりました。

傷痕がまだ痛々しいものの、糸が抜けてすっきり。
先生のお話では、今後はほとんど気にならないくらいしっかり歩けるようになるそうで、夫も私もひと安心。
日常生活では、もうサークルから出してもよく、散歩もOKとのこと。



動物病院の帰り、早速 川原を歩きました。
でも、まだ本調子ではないから、歩くのはちょっとだけ。



お花見以来の散歩。


(病院でびびったせいか、ちょっとお疲れ気味のポポ)

足の筋肉が衰えてしまったから、徐々に距離を延ばしていかないと。
それは私にも言えることで、リハビリしながら、ポポと一緒に足腰を鍛えなくっちゃ。



術後の経過

2014年05月05日 | 愛犬ポポ
飼い犬のポポが椎間板ヘルニアの手術を受けてから約1ヵ月。
12日間の入院を経て退院し、2週間が過ぎました。

ポポの一番好きなおもちゃの猿クン。



退院してしばらくは無関心でしたが、数日前から自分でくわえてきては、ピーピープープー鳴らし、以前のように遊んでいます。
それも元気になった証かな。



右足のナックリングの状態も良くなっています。
右に傾きながら斜めに歩いていたのも、バランスが取れてきて、だいぶまっすぐ歩けるようになりました。

手術のために刈った背中の毛がなかなか伸びてこなくて……。
ポポの入院中、美容院へ行った私の前髪は、すでにまぶたにかかるくらいに伸びてきて、自分で少しだけ切りました。
私の髪が伸びるのが早く、犬が遅いのか、それともポポだけがそうなのかわからないけど、
今日のように雨が降って肌寒く感じる日、なんだかポポの背中が寒そうに思えます。




日々快方へ

2014年04月26日 | 愛犬ポポ
飼い犬のポポが椎間板ヘルニアの手術を受け、先週土曜日に退院して1週間。
家に連れ帰ったときは、両前足で体を支え、後ろ足を引きずっていたので、これから下半身はどうなるんだろうと心配でした。

ところが日に日に、四本足で立てる時間が増え、トイレもうまくできるようになってきました。



時々、数分間だけサークルの外にだしてやると、少しだけ歩けるようにも。



右後ろ足はまだ反発する力が弱く、ナックリングの状態が見られるけれど、



日々、快復していく姿を眺めていると、子犬のころ、すくすくと成長するのを見ていたときのような感覚が蘇ります。



ポポ退院

2014年04月20日 | 愛犬ポポ
椎間板ヘルニアの手術で入院していた飼い犬のポポが昨日 退院。
普段ならあっという間に過ぎてしまうような日々なのに、長く感じた12日間でした。

右後ろ足が少しナックリングの状態にあり、まだまだふらついていて、ふつうには歩けないけれど、痛みや麻痺からはある程度解放されたようです。



背中の毛を剃り、傷口も痛々しい感じだけれど、まなざしには力が戻ってきました。



少しの間だけサークルの外へ出してやりましたが、悪化するといけないので、あとひと月ほどはサークル生活です。



椎間板ヘルニア再々発

2014年04月08日 | 愛犬ポポ
5日(土曜日)、夜八時ごろのこと。
ピョンと跳ね上がった飼い犬のポポが「キャン」と鳴き、動けなくなりました。
あっ、やってしまった、と夫も私も、すぐに犬の様子を見ました。

今度は前回よりひどい状態であるのは見て取れました。
3週間前、再発して動物病院へ行き、ステロイド注射を打ってもらったばかりです。
二日続けて注射し、すっかり良くなったところでした。
「回復しても気をつけてください」と言われていたけれど、安心しすぎてしまいました。

翌日、病院へ行き、再び注射してもらいましたが、状態はほとんど変わらず。
後ろ足をひきずり、排せつも困難です。


(痛みのせいか目がうつろなポポ)

おととし、ポポが7歳のときに初めて腰を痛め、今回で3度目。
症状の程度は「グレード2」とはいえ、内科的治療は限界とのこと。
月曜日、ほかの病院を紹介してもらい、手術することになりました。
入院期間は10日間ほど。

ふだんは、あっという間に経ってしまう10日間も、ポポのいない1日1日はとても長く感じます。



ただただ回復を祈るばかり。



久しぶりのおやつ

2011年08月24日 | 愛犬ポポ
飼い犬のポポが皮膚炎にかかって、およそ一ヵ月。
一昨日の月曜日、エリザベスカラーがようやく取れました。
先週木曜日、カラーがはずされるかなと期待して獣医さんへ出かけましたが、
「あと三日間様子を見ましょう」とのことでした。
その三日間に、少しだけ残っていたかさぶたが自然にはがれ、表面がきれいになりました。

獣医さんから帰ってきて、早速 ガムを与えました。
私にとっては、これまで過ごしてきた「ひと月」より長く感じた「ひと月」だったので、
ポポにガムを与えるのも「久しぶり」という気持ちです。



解放感もあってか、ガムをくわえたまま部屋の中をぐるぐる走り回って、それから食べ始めました。



この長いサイズのガムは、前足に挟んで噛むので、カラーをつけている間は食べられなかったんです。


        「うれしくて目が輝いちゃったワン♪」