風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

客船「アザマラ クエスト」

2019年09月18日 | 静岡
一昨日(16日)、清水港の日の出埠頭へ散歩に出かけた。
朝、客船が入港しているのは家から見えていて、夕方になり船に明かりが灯り始めると、港でその姿を見てみたくなって。
日が沈んでも蒸し暑かったけど、海風にあたれば涼しいかも……なんて期待しつつ。
出港時間を調べずに家を出てしまったため、港に着くまでに出港してしまうかもと心配だったけど、船は留まっていた。

客船「アザマラ・クエスト」は30,277トン。
5月に入港したときは日中に見に行った。
まず船首の方から眺めることに。


私がいつも気になるファンネル(船の煙突)。


船尾からも眺めも。


出港は午後9時だと、埠頭でアナウンスがあった。
急いで歩いてきたけど、あと2時間ほどは大丈夫だったんだ。

夕闇に浮かぶ船体。
蒸し暑いけど、出てきてよかったぁ!


「アザマラ・クエスト」はトン数では小ぶりの客船だと思ったけど、近くで見るとやっぱり大きくてかっこよかった


夕方の富士山

2019年09月06日 | 清水ともゑ帳
今日は朝からずっと富士山も周りの山々もくっきり見えていた。


夕日に染まる富士山。

(18:00の富士山

日中はまだまだ暑いけど、富士山がこんなふうに見えてくると、秋が近づいているんだなと思う。


第14回…創作作品

2019年09月03日 | 俳句・俳画・墨彩画
昨年4月から続けてきた俳画の通信講座。
先月初めに講座の最後の課題となる創作作品を提出。

この俳画講座の標準学習期間は1年2ヵ月だけれど、私は2ヵ月オーバーの1年4ヵ月かかってしまった。
月に一度は必ず提出しようと決めて取り組み始めたものの、回を重ねるごとに難しさを感じ、思うように進めないこともあって……。

提出課題の最後、14回目は、松尾芭蕉の句「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」を賛とする画を自分で創作するというもの。
お手本から離れる、というのは、補助輪をはずした自転車に自分のバランスでペダルを踏み出していくのと似ている。
「閑さや……」の句は、芭蕉が山形の立石寺に参詣したときに詠んだものと知り、まずはお寺の雰囲気を体感しようと、この4月から、散歩はもっぱら市内のお寺巡りだった。

俳画には、「べたづけ」と「匂いづけ」の二つがある。
べたづけは、俳句に登場する素材を直接 画として描く手法。
匂いづけは、俳句に登場する素材とは直接 関係のない画を描き、余情をもたせる手法。

この二つの手法のどちらで描こうかと迷ったすえ、べたづけに近いほうで描くことに。
お寺の本堂や鐘楼などの構造物を描くのはちょっと難しそうだったので、仏堂や仏塔の軒下に下がる風鐸に焦点をあて 描くことに。
清水の次郎長が眠る梅蔭寺では、このような風鐸が。
それをそのまま描くのも難しく、いろいろな写真なども見たうえで、青もみじと合わせ、なんとか描き上げた。


先生が温かい目で見てくださり、戻ってきた添削と評に、ほっと胸をなでおろした。
これまで、いろいろな習い事を中途半端にしてきた私にとっては初めて ちゃんと落ち着けるものとなった。
こういった通信講座でなかったら、色紙や短冊に描いたり、創作で絵を描くこともなかったと思うので、受講して良かった。
俳画はこれからも続けたい趣味の一つだ。