詩『言葉の街から』 対話シリーズ
1574
泡・立ち・ゆく 言葉たちには
いくつかの
時間の層があって火花散っている
1575
散りゆく花のように
沸騰するある頂点から
はらりと言葉が折れ落ちてくる
1576
言葉を召還する
のはぼくだ
まだ十分に乗り慣れていない馬にも乗る
1577
言葉はいくつかの時間の荷
気づかない
内に背負い込んで来る
1574
泡・立ち・ゆく 言葉たちには
いくつかの
時間の層があって火花散っている
1575
散りゆく花のように
沸騰するある頂点から
はらりと言葉が折れ落ちてくる
1576
言葉を召還する
のはぼくだ
まだ十分に乗り慣れていない馬にも乗る
1577
言葉はいくつかの時間の荷
気づかない
内に背負い込んで来る