ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

羊蹄山

2017-07-16 04:58:53 | Weblog

 羊蹄山に登ってきた。朝5時前にヒラフの登り口に着くと消防署の赤い車が数台止まっていて、何か事故があったのかと思った。これから登ろうと準備していた方が「怪我された方が居て、救助に向かう」とのこと。パイプで出来た救助用の背負子が用意されていた。

 丁度5時から登り始めた。すぐに消防の数人に抜かれた。山登りは「ウサギとカメ」だなと思いながらユックリ、休まずに登る。3合目で1,2分ほど休み、4合目を過ぎると上空にはヘリコプターの音がする。そして5合目付近で消防の若者が休んでいた。「我々はここから下ります。ヘリコプターが救助しました」とのことだ。しかし、彼らの身体は大きく頑丈そうだ。それにしても背負子で背負って降りる、大変だな。冬ならばソリにでも乗せて運べるが背負子じゃ大変だ。

 9.5合目辺りで右足膝の両側の筋肉が痛み出した。それでもどうにか今年の目標である羊蹄山に登った。ヒラフ側の頂上に着いたらニセコの某社長と偶然に会った。彼も登りに来ていたのだ。彼に言わせると「土曜日だし、天気もいいのでタテノさん、登りに来ているかな」と思って登っていたとのこと。実は俺も彼が登っているのではと思っていたのだ。こんなことがあるのかと。彼は俺の30分前に登り始め、少し外輪を回って再びヒラフの頂上に戻ってきて出会ったのだ。不思議な縁だな。

 2年前にアンヌプリを登った時に彼は娘さんと孫と一緒に登り、我々は留学生のエレーナさんと登った時にすれ違った。それ以来だが二人ともお互い登っているのではと思い、そして登っていて出会った。驚きだ。

 10時には下山を始めたが岡山、京都、秋田、今治、千葉などから来ている皆さんと途中出会った。100メートル下山すれば登山者と会う、そんな感じで混んでいた。聞けば利尻、トムラウシ、そして羊蹄山を巡るコースがオジサン、オバサン連中のゴールディンルートのようだ。

 下りで右膝の調子が悪かったが登り終えて普通に歩けば問題は無さそうだ。去年より15分遅れ、2年前より30分遅れたがどうにか日帰りで登り切った。なんて清々しい気持ちなんだ。

 

7月16日朝。心地よい疲れ、筋肉痛がある。

 

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