ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

スキ

2010-11-17 06:27:27 | Weblog
札幌からの帰り道、市内の街路樹である銀杏の真っ黄色な葉っぱが道路に舞い降り、車と一緒に走っている美しい風景を見ていると運転していて気分がいい。前日と違い吹雪いてはいなかったが中山峠、圧雪アイスバーンだった。車はつながり、40キロ前後の走行となる。

雪の降り始めは気をつけ、慎重な運転が必要になる。ブレーキのかけ方が夏バージョンになっており、早めのブレーキ、スピードダウンが安全運転の鍵だ。月曜日の朝、倶知安往復したが一台の車がスリップし、道路から3メートルほど投げ出されていた。気をつけねば。

白鵬が負けた。本人が心にスキが出来たと言っていたのでそれが正解なのだろう。でも、俺は違うような気がする。彼が朝青龍のハートを持っていたら連勝は続いていたのではないか、と。彼のハートが「偉大な双葉山の連勝記録を超えて良いのだろうか」と、思ってしまったのではないか。負けるなら日本人の若手、そんな気持ちが心の何処かにあったのではないかと、彼の日本人に対する優しい気持ちが出たのではないかと思うのだ。俺も正直抜いて欲しくなかった。そんな日本人の気持ちを判ってくれたのではないか。それが彼の言う心のスキか。

中国にメダル獲得させるためにやっているようなアジア大会だな。日本人が銀メダルを獲得する数の多さに驚くが、その上を行くのが中国人だ。メダル獲得に貢献してきた水泳も完全に追い越されてしまった。人口が半分強の韓国にも負けてしまっている。ガックリだな。

「帰ってきただけでも夢のよう。夢を超えたことで、どう表現してよいか分からない。点数はない。付けたくない」。これはハヤブサが7年間も飛び回り、地球誕生が判るかという小微粒子を持ち帰ったことに教授が発した言葉だ。「夢を越えた」快挙、俺もハヤブサを抱きしめたい。おそらく目の前にすれば泪が出てくるだろう。良く、まあ、7年間も、良く帰ってきた。ハヤブサに祝杯を挙げねば。でも、教授達の嬉しそうな顔、それを見ているだけでも嬉しくなる。

11月17日朝。嬉しくなる出来事があるといい。
コメント
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