紫陽花の季節になった。
庭の紫陽花も種類を整理して、現在5種程が残っているが、九州から運んだ一種はまだ咲かないので、咲くのは4種。
その紫陽花の中で最も早く咲くのがヒチダンカ。ヒチダンカ(七段花)は、1950年代に発見されるまで、幻の紫陽花と呼ばれていた。
ドイツ人医師シーボルトが著した「FLORA JAPONICA: 日本植物誌」の中に、他の17種類のあじさいと共に紹介されていたが、
実物の所在がわからなかった。ところが、昭和34年に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で発見し採取したとある。
良く見ると、一本の株から出る花の色は淡い青色が基本だが、薄紅、濃紫、藍色そして白色等に変化する。
名の由来は、萼片が七段に重なるというところからきているとあるが、とても七段に重なっているとは思えない。
それでも、朝日がさして上下の萼片に陰が出来始めると、花弁がより浮かび上がって際立たせるから面白い。
ぼってりとした大型で豪華な西洋紫陽花とは違い、小さな星がきらめくように咲くヒチダンカは気品のある清楚な佇まいで、
気にいっている花の一つだ。
庭の紫陽花も種類を整理して、現在5種程が残っているが、九州から運んだ一種はまだ咲かないので、咲くのは4種。
その紫陽花の中で最も早く咲くのがヒチダンカ。ヒチダンカ(七段花)は、1950年代に発見されるまで、幻の紫陽花と呼ばれていた。
ドイツ人医師シーボルトが著した「FLORA JAPONICA: 日本植物誌」の中に、他の17種類のあじさいと共に紹介されていたが、
実物の所在がわからなかった。ところが、昭和34年に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で発見し採取したとある。
良く見ると、一本の株から出る花の色は淡い青色が基本だが、薄紅、濃紫、藍色そして白色等に変化する。
名の由来は、萼片が七段に重なるというところからきているとあるが、とても七段に重なっているとは思えない。
それでも、朝日がさして上下の萼片に陰が出来始めると、花弁がより浮かび上がって際立たせるから面白い。
ぼってりとした大型で豪華な西洋紫陽花とは違い、小さな星がきらめくように咲くヒチダンカは気品のある清楚な佇まいで、
気にいっている花の一つだ。