町内幹線道路沿いにある「出合小学校」と「ふくだ医院」を過ぎてすぐ、ポストの後ろに咲く濃紅色の桜。樹丈はそんな高くはないが濃いピンク色が目立っているので、この前では立ち止まる人も多い。3月末ごろに咲き始めて、4月の第1週には散り始めたが、昨日(3日)の雨で多くの花弁は落ちた。「コロナで花見はできなくとも、変わらず季節は巡り、自然が迎えてくれる」とはコロナ全盛期の神戸新聞にあったが、暗いニュースが多くとも、桜は変わらず咲く。桜の名所、明石公園に行かなくとも、すぐそばの野々池貯水池周辺の、桜の花の匂いからでも春を感じることができる。
次の桜、野々池貯水池の土手にある枝垂れ桜は満開に見えるも、桜の木の下には落ち始めた桜の花弁がチラホラと。例年だと、野々池貯水池で一番最初に咲く桜はこの「枝垂れ桜」の幼木だったが、今年も僅かの日にちの差で、町内幹線道路にある桃色桜の花が早かったようだ。西明石緑道終点近くにある野々池貯水池の二本の「枝垂れ桜」は数年前に枯れ始め、今は見る影もないが、その今咲いているのは、それではなく、背丈も2m弱の小さい枝垂れ桜の樹。まだ背丈は小さいが、じっくり見ると、鮮やかな色合いである。