宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆栽培現地検討会を開催しました

2016年08月08日 16時52分07秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 大崎地域は県内最大の面積を誇る大豆産地ですが,雑草の繁茂や蔓化・倒伏による汚粒が発生し,品質低下が課題となっています。そこで,大崎地域の大豆生産者等を対象に,平成28年7月19日,大崎市古川桜ノ目の大豆ほ場において平成28年度大豆栽培現地検討会を古川農業協同組合と大崎農業改良普及センターが共同で開催しました。
 はじめに,普及センターから品質向上に向けて,今後の栽培管理の留意点について説明を行い,古川農業試験場から,摘心技術と株間・畦間散布技術について情報提供を行いました。本検討会は,全国システム化研究会の実証研究の一環として開催しており,クボタアグリサービス株式会社の大豆摘心機,大豆万能散布バー及び丸山製作所株式会社の大豆摘心機の展示を行いました。
 当日は大豆の生育が遅れており,残念ながら実際の摘心作業と畦間散布作業は実施できず,後日行うこととなりましたが,出席した生産者からは,「蔓化防止のために摘心を実施してみたい」との声や「株間・畦間散布について詳しく聞きたい」との声が聞かれ,今後の大豆摘心技術や株間・畦間散布の普及へ向けた啓発を行うことができました。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    
 FAX:0229-23-0910
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