平成26年2月27日に,大崎市岩出山のスコーレハウスで,「あ・ら・伊達な道の駅農産物出荷組合」の通常総会が開催され,総会終了後,出前講座として放射性物質に関する研修会を行いました。
普及センターから,今年度の放射性物質検査の結果や,出荷自粛の状況と今後の対策について説明しました。放射性物質を吸収させないために生産者ができる対策として,適切な肥培管理の実施や畑を深く起こすこと,土を巻き込まないように収穫することなどを徹底するよう呼びかけました。
「あ・ら・伊達な道の駅」には,県の放射性物質検査に協力して頂き,毎月数点のサンプルを提供して頂いているほか,道の駅独自でも東北大学と連携して自主的な検査を行っています。平成25年度に「あ・ら・伊達な道の駅」から提供されたサンプルは,すべて放射性セシウムが不検出で,放射性物質対策に対する組合員の努力が見受けられます。
総会においても,理事長や道の駅の代表取締役から,「安全・安心な農産物の提供を続けていくために,引き続き検査を行っていく」ことが宣言されました。
大崎普及センターでは,これからも県の放射性物質検査を継続的に行い,管内の各農産物直売所と連携して安全・安心な農産物の生産を支援していきます。
<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910