JAいしのまき稲作部会主催による平成28年度水稲の総合検討会が2月2日に石巻市北村の遊学館で開催されました。普及センターからは,平成28年産が収量(作柄指数104)・品質(一等米比率90%)ともに良好となった要因と次年度に向けた技術対策,新品種「だて正夢」の特徴について説明しました。
「だて正夢」は宮城県古川農業試験場が育成した新しい品種で,食味評価が「ひとめぼれ」より優れ,冷めても軟らかく粘りがある等の特徴があります。普及センターでは展示ほを設置して,生育調査を行ってきましたが,平成30年からの本格作付に向けて,来年度は試験ほ場の面積を増やし,試験販売用に管内で4.5ha作付けする予定です。今後,生産要件や品質基準を定め,栽培者を選定していく予定です。
また,当日は古川農業試験場から雑草防除対策,全農みやぎから新規資材の開発動向などの紹介があり,参加者は真剣に聞き入っていました。
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