宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

稲作部会総合検討会が開催されました

2017年02月27日 09時06分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JAいしのまき稲作部会主催による平成28年度水稲の総合検討会が2月2日に石巻市北村の遊学館で開催されました。普及センターからは,平成28年産が収量(作柄指数104)・品質(一等米比率90%)ともに良好となった要因と次年度に向けた技術対策,新品種「だて正夢」の特徴について説明しました。
 「だて正夢」は宮城県古川農業試験場が育成した新しい品種で,食味評価が「ひとめぼれ」より優れ,冷めても軟らかく粘りがある等の特徴があります。普及センターでは展示ほを設置して,生育調査を行ってきましたが,平成30年からの本格作付に向けて,来年度は試験ほ場の面積を増やし,試験販売用に管内で4.5ha作付けする予定です。今後,生産要件や品質基準を定め,栽培者を選定していく予定です。
 また,当日は古川農業試験場から雑草防除対策,全農みやぎから新規資材の開発動向などの紹介があり,参加者は真剣に聞き入っていました。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 石巻農業士会・現地視察交流... | トップ | 直売所の売り上げアップを目... »
最新の画像もっと見る

先進的技術に取り組む経営体の育成・支援」カテゴリの最新記事