しょうがは佃煮や煮物などの水産加工品に不可欠であり,実需者から地元産のものを求める声は後を絶ちません。そこで,水産業との連携を図るため,本吉地区農村青少年クラブ連絡協議会,本吉地区生活研究グループを中心に,しょうがの栽培に取り組んでいます。
4月24日,農村青少年クラブ員のほ場で種しょうがの植え付けが行われました。ここでは,昨年,野菜苗用の温床を活用し,しょうがの初期生育を促進させることで,1株1kg程度の大きなしょうがを収穫することに成功しています。
今年も地元産しょうがを原材料とした新商品開発に取り組み,地域食材として消費者へ定着することを目指し,実需者を交えた意見交換を定期的に実施しています。
普及センターでは,今年もしょうが栽培,新商品開発を支援していきます。気仙沼・南三陸産しょうがにご期待ください。
<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
0226-29-6044