6月29日にJA加美よつば直播研究会現地検討会が加美町で開催され,5ヶ所のほ場を巡回しながら,生育状況と今後の栽培管理について意見交換をしました。
6年前から参加をいただいている全国水稲直播研究会から平山進会長ほか3名の委員に参加いただき,ほ場の管理や水稲の生育に関しての講評と指導をいただきました。
当普及センターでは,展示ほを設置し得られたデーターを稲作情報にまとめ,関係機関や生産者へ広く情報提供しており,今回の検討会でもその情報を基に,展示ほの生育状況について説明しました。
平山会長からは「年々,技術が向上しており,すばらしいほ場管理である。栽培チェックノートに詳細な栽培管理を記録し,毎年,安定生産に繋げる資料として活かして欲しい。」とのコメントがありました。
水稲直播栽培は,育苗・移植を省略できる低コスト,省力化技術として普及定着しており,平成23年度は宮城県内で約750ha,大崎農業改良普及センター管内では約190haで実施し,平成24年度は栽培面積が更に拡大しています。
これからも,普及センターでは,JAや関係機関と協力しながら水稲の栽培技術向上を支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910