「仙台牛」は日本食肉格付協会取引規格A-5及びB-5等級に与えられる最高級の霜降り肉の称号であり,ブランド牛肉です。JA古川管内は県内でもトップクラスの「仙台牛」の生産量を誇る地域です。
JA古川肉牛部会の巡回検討会は飼養管理の統一等を図るため7月と2月の2回行われており,肉牛部会役員や獣医師,畜産関係機関等が全戸訪問し指導・検討を行うものです。(52戸の肥育農家を4日間で巡回します。)訪問の際は畜舎内外の清掃状況,飼養管理状況等を確認・指導し,その後,子牛市場情報や牛肉情勢などの情報提供を行い,日頃の飼養管理等の情報交換を行いました。
近年,衛生管理の徹底を指導した結果,牛舎入り口に設置する踏み込み消毒槽の設置は,ほとんどの農家で実施されるようになりました。
今回は積雪と強風の厳しい気象条件のため,一部,巡回できない牛舎もありましたが,今後も巡回指導を重ねながら飼養管理体制の統一化を図り部会員は「仙台牛」の生産に取り組んでいきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 ,0727 FAX:0229-23-0910