宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

そらまめの現地検討会が開催されました

2023年05月30日 19時01分49秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年5月18日、JAみやぎ仙南白石そらまめ部会による現地検討会が開催され、部会からは5人の生産者が出席しました。

 現地検討会では、白石市内の各生産ほ場を巡り、生育状況や病害虫発生の有無等を確認し、普及センターから、講評と今後の管理の説明を行いました。質疑応答では、生産者から積極的な質問が出され、生産者の方々の栽培に対する意識の高さが感じられました。

 宮城県は、そらまめの主産地であり、生産量のさらなる拡大が求められています。普及センターでは,今後も生産拡大に向けての支援を行っていきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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水稲ペースト二段施肥の実演会が開催されました

2023年05月30日 12時36分43秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 近年、河川を通じて海洋に流入するプラスチックが問題となっており、これまでプラスチックによる被覆肥料を使い続けてきた農業分野においても大きな関心事となっています。

 このような背景を受け、管内にラムサール条約に登録された志津川湾があるJA新みやぎでは、海洋プラスチック問題に配慮した米生産の取組を推進するため,令和5年5月15日、南三陸町において、「水稲ペースト二段施肥」の実演会を開催したところ、生産者や関係機関から多数の参加がありました。

 この技術は、プラスチックを使用しない粘性のあるペースト状の肥料を、田植えと同時に土中の上下二段に施肥することで肥料の効果が持続するもので、被覆肥料の代替として期待されています。今回は、施肥位置を田面から「3cm下」と「12cm下」の二段になるよう施肥位置を調整して田植えが行われました。

 今後、肥料メーカーによる生育調査が実施され、地域での適用性が検討される予定です。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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農大生による普及センター訪問が実施されました

2023年05月30日 11時38分57秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 宮城県農業大学校では、1年生を対象に、学生自身が出身地の農業の現状や普及センターの役割を把握し、先進農業体験学習や進路検討、就農後の経営等に役立てるため「普及センター訪問」を実施しています。

 当普及センターにも、令和5年4月28日、畜産学部と園芸学部に入学された2名の学生が来所しました。

 当日は、普及センター所長による歓迎のあいさつの後、職員から管内農業の現状、普及センターの役割と活動内容、新規就農者の支援策の概要、4Hクラブの活動について説明しました。

 さらに、学生からも「畜産農家の労働時間はどの位か」や「今後、伸びる品目は何か」といった質問が出され、質疑応答を通して農業の現状をより深く理解した様子でした。

 最後に、それぞれの将来の進路について考えをお聞きして助言するとともに、何か相談があれば普及センターを頼ってほしいと伝えました。                                           

 普及センターでは、今後も地域農業の担い手の確保育成に努めていきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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