宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎市古川農産加工クラブが最優秀賞を受賞されました

2020年02月25日 16時26分18秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和2年2月7日,2020農山漁村パートナーシップ推進宮城県大会において宮城県農業・農村活性化女性グループ等表彰式が執り行われ,大崎市古川農産加工クラブ連絡協議会が地域社会参画部門最優秀賞を受賞されました。
 同クラブは現在13グループ47名で活動されており,昭和57年の設立以来農産加工に関する技術の習得・研鑽だけではなく地域女性農業者の交流の場として,共同販売体制の確立や福利増進に寄与してこられた功績が認められました。
 同会が平成6年より仙台市で開催している「古川まごころ市」では,伝統的農産加工技術を反映した商品による世界農業遺産のPRも担われており,農村女性の活躍による地域農業文化の伝承に今後益々の御活躍が期待されます。

<連絡先> 
宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
TEL:0229-91-0727


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台風19号からの復旧支援~JAみやぎ仙南角田いちご部会~

2020年02月25日 15時33分49秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 JAみやぎ仙南において,いちごは野菜部門でトップを占める主要な品目です。今回の台風第19号による冠水のため,被災直後は収穫の見通しが立たず,栽培継続すら厳しい状況でした。

 普及センターでは産地の復旧に向けて,被害程度に応じた病害防除の徹底指導や,生育回復を図る肥培管理により,収量確保に向けた技術指導を行いました。また,ハウスが倒壊した農家には特に重点的な指導を行い出荷再開まで支援しました。

 これらの取組みにより,栽培継続が困難と思われた生産者を含め,いちご部会の全員が栽培を継続し出荷できるまでに回復しました。また,出荷については,1か月程度遅れたものの集荷量も少しずつ回復し,今作の出荷期間延長も検討されています。

 
栽培ハウスが3日間冠水                    1月下旬生育回復し出荷開始

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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台風19号からの復旧支援~JAみやぎ仙南ネギ部会~

2020年02月25日 15時20分21秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 JAみやぎ仙南ネギ部会は若手の生産者が多く,補助事業を導入するなど順調に生産を拡大しています。今回の台風第19号では約4haが冠水し,1週間近く冠水したほ場もあるなど,被害は甚大でした。

  被災直後は出荷の最盛期を迎える時期であったことから,普及センターでは早期営農再開に向け,病害防除,根圏への酸素供給のための中耕などの指導,補助事業に関する情報提供を行いました。被害程度が軽微であったネギは,みやぎ生協において「わけありネギ」として販売され,法人の部会員は11月恒例の「ねぎまつり」を開催し,地域の被災者を元気づけました。

  なお,冠水したほ場では次期作に向けた土壌改良や施肥設計が重要であることから,今後は現地巡回を中心に栽培支援を行っていきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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上品の郷エコファーマー向けに農薬研修会を開催しました。

2020年02月25日 10時51分52秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

令和2年2月12日、石巻市河北総合支所において、管内の直売所である”上品の郷”に出荷しているエコファーマー認定者等を対象に、直売ならではの少量多品目栽培における農薬の使用方法、留意点などについて、より理解を深めることを目的に研修会を開催しました。
 研修会では、「農薬の使用管理について」と題して、講師に普及センター職員があたり、農薬の保管管理の他、ローテーション散布の推奨も加えた説明を行いました。
 生産者からはRACコードについてなど,熱心な質問が多く挙がり農薬の適正使用への意識の高さを伺うことができました。この研修により、より適正な農薬使用が図られるとともに、より安全で生産者のまごごろのこもった野菜の出荷が期待されます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第2班
  TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999 


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人・農地プラン検討会が開催されました

2020年02月25日 10時44分25秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援

 令和2年2月6日に,石巻市稲井地区において,人・農地プラン検討会が開催され,12名の地域の農業者が参加しました。
 参加者は,まずはじめに,石巻市および県の担当者から,人・農地プランの概要について説明を受けました。その後,地域の白地図を見ながら,地域の課題や未来の営農の姿について意見を出し合いました。白地図の上に課題はピンクの付箋,将来の方針については水色の付箋に書いて貼り出しながら話し合うことで,参加者から各自の意見が次々に出され,非常に密度の高い検討会となりました。
 現在の課題として,今後,担い手に集まる面積が予想できないことや将来の担い手にはサラリーマン並みの所得が必要なことがあげられ,将来の方針については,担い手に農地を集約していくこと,これからの集約的な営農のためにはほ場の大区画化や排水不良の水田のほ場整備が必要であるとの要望などが出されました。
 現在の人・農地プランに今回の検討会で出た意見が反映されることで,将来の地域営農の道しるべとなり,人と農地の問題を解決するためのより実効性のあるプランになることが期待されます。
 普及センターでは,今後も人・農地プランの実質化に向けた話し合いやその実行など,活力ある地域づくりについて,継続的に支援を行っていきます。

 


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