宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原市生活研究グループルーラルガイド講習会が開催されました

2017年11月10日 17時52分34秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成29年11月2日(木)に栗原市生活研究グループ連絡協議会ルーラルガイド講習会が栗原市志波姫で開催され,会員29人が参加しました。栗原市生活研究グループ連絡協議会は,市内6地区の生活研究グループで構成されています。
 ルーラルガイド講習会は生活の技の向上を目的としており,今年度は一迫地区の会員を講師に,寒天を使った料理5品を学ぶ料理講習会が行われました。始めに講師から,寒天は食物繊維が豊富で,腸の働きを活発にする働きがあるため,美容と健康によいことや,寒天料理を手際よく作るためのポイントなどについて,説明がありました。その後,テーブルごとに分かれて調理しました。透き通った寒天料理は見た目も美しく,食卓が華やぎそうだとの声が聞かれました。
 試食・情報交換会では,今回学んだ料理のアレンジや盛り付け方法などについてアイディアを出し合いながら,栗原市内の他地区の会員との交流を楽しみました。
 学んだ料理については,今回参加した会員が自らの地区内で講師となり,グループ員に広く伝えるための講習会が開催される予定です。

<調理の様子>
<完成した寒天料理>
<試食・情報交換会の様子>



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144

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石巻市河北上品山牧場 退牧式

2017年11月10日 13時28分48秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
石巻市河北上品山牧場に放牧されていた繁殖雌牛(黒毛和種)が11月1日に退牧し,牛を預けたそれぞれの農家に帰りました。今年は5月19日に41頭が入牧し,166日間放牧しました。
放牧期間中は約30haの放牧地にゆったりと放され,牧草を食べながらのんびりと過ごします。入牧時に妊娠していた牛が26頭いましたが,お産が近くになると牛を預けた農家に帰って分娩します。妊娠していなかった牛も放牧場にいる間に種付けされ,6頭の妊娠が確認されました。
震災後,牧場を再開して4年目になりますが,再開後は衛生検査に加えて,放射性物質による放牧牛の安全性を確保するため,「放牧区ごとの土壌分析」「入牧前牧草の放射性物質検査」など実施し安全性の把握に努めてきました。
牛の放牧は経費や労力の軽減,牛の足腰を強くするなどのメリットがあります。次年度以降も積極的に活用されるよう土壌診断や牧草の放射性物質の検査等を行い,飼料の安全性を高め,また,事故無く牛が放牧されるよう努めていきます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999

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