宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸アスパラガスの産地化を目指す

2010年05月26日 09時50分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
5月11日に気仙沼市本吉町において,JA南三陸管内アスパラガス生産研究会の主催による出荷目揃い会が開催されました。
今回は,今年から本格的に出荷を始める生産者を中心に,出荷規格の説明や出荷上の注意点,今後の栽培管理などについてJA南三陸と本吉普及センターの担当職員が説明を行いました。
 本吉普及センター管内のアスパラガス生産は平成19年に約80aで始まりましたが,年々作付けが増加し,平成22年4月現在で約4haが栽培されています。
 植え付け後1~2年目の株が中心であることや,栽培者が経験不足であるため,生産量はまだ少量ですが,今後,生産面積を増やしながら生産量を増加させていくこととしています。
 普及センターでは,平成22年3月に設立された生産者組織「JA南三陸管内アスパラガス生産研究会」へ活動支援を行い,生産者の栽培技術向上を図っていく計画です。

本吉農業改良普及センター先進技術班
TEL 0226-46-6902 FAX 0226-46-5140

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「ふき」の出荷が最盛期を迎える

2010年05月26日 09時44分28秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 南三陸町特産の「ふき」が出荷最盛期を迎えています。 
 南三陸町では冬場の日照が比較的多く,「ふき」の栽培に適していたことから,昭和60年代導入が始まりました。関係機関が一体となり生産振興を図っており,現在では約70戸で栽培されています。 
 栽培方法として,露地栽培の他に施設栽培も行われており,特に施設で栽培された「ふき」は苦みも少なく柔らかいのが特徴で,「サラダふき」として販売されています。 
 露地の「ふき」は例年5月連休にかけて最盛期となっていましたが,今年は春先の低温によって生育が遅れており,5月の連休明けから出荷作業が本格化してきました。「ふき」の出荷先は仙台市場を中心に,一部県外にも出荷されています。
 平成21年の販売実績は約3,500万円であり,JA南三陸の主力品目の一つとなっています。「春告げやさい」に続き,南三陸から新緑の季節を告げる「ふき」を是非ご賞味下さい。

本吉農業改良普及センター先進技術班
TEL 0226-46-6902 FAX 0226-46-5140

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