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アラフは扇動者、教育を知らない

日米安保について

2006-06-07 01:09:43 | Weblog
円借款凍結解除。
先進国へ離陸しつつある今の中国にとってかつてほどの有り難みはないでしょうが
日本側が日中友好を是としていることをわかりやすく示せるので良かったと。
経緯や現状に不満を表明している人も居るようですが、現段階ではツンデレ状態と解釈。

さて、日中友好と日米同盟。
若干矛盾を含むわけですが、太平洋側での米中衝突が無い限り致命的にはならない。
もともと日本占領状態の継続を正当化するためのモノという面も強かったわけですし。
つまり、遠くの事件では双方にいい顔をし、近くは徹底現状維持、
最悪の場合は同盟堅持、と今まで通りの対応が今後も正しいと見る。
米中衝突の際はアメリカ側に付くべしと言っているように見えますね。
その通りです。

いや、中国は信頼出来ないとか米国が必ず勝つとか言いたいわけではなく、
日本人にとって同盟とは相手が死ぬ時は一緒について行くくらいの重みがあるし、
あって然るべきと考えていると。米国がどう取っているかはさておき。
日本史上最初のビッグイベントが、友好国百済に対する援軍派遣でしたし。
まああのアメリカがホイホイ滅ぶとは思えませんが。

逆を言うなら、太平洋側では無い場合、直接対決では無い場合は、日中友好を優先する
のもあり得ると。

その際の判断基準は
・現状維持を乱したのはどちら側か
・状況収束を計っているのはどちら側か
・日本の国益はどの辺か
などが判断基準かなあと。基本はコウモリでしょうかね。
コメント
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